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ママ・パパ2,172名を対象に『子連れ出勤』に関する意識調査を実施。新しい働き方!『子連れ出勤』をしたいママ・パパは約8割。勤務先の保育環境が整っているのであれば、子連れ出勤したい!

PR TIMES / 2019年5月30日 11時10分

 2019年1月に政府が、育児と仕事の両立を支援するため、子どもを連れて職場で働く『子連れ出勤』を後押しするとの考えを表明し話題に。妊娠・出産・子育ての毎日を笑顔にする、ママと専門家をつなげるプラットフォーム企業、株式会社ベビーカレンダー(旧社名:株式会社クックパッドベビー、本社:東京都渋谷区、代表取締役:安田啓司、以下「ベビーカレンダー」)は、これから子育てをしていくプレママ・プレパパと、現在子育てをしているママ・パパ2,172名を対象に『子連れ出勤』に関する意識調査を行いました(調査期間:2019年5月18日~5月20日)。調査・分析の主なポイントは以下の通りです。



<調査結果のサマリー>


過半数が『子連れ出勤』に賛成!「育児と仕事を両立しやすくなる」「子どもと過ごす時間が増える」
「勤務先の保育環境が整っている場合は、子連れ出勤をしたい」と思うママ・パパ多数!
ママ・パパいずれかの勤務先で『子連れ出勤』が認められている家庭はわずか7.7%
実際に『子連れ出勤』をしたことがあるママ・パパが感じたメリット・デメリットは?
今後、日本で『子連れ出勤』は「あまり浸透しないと思う」。一方で「選択肢が増えるのはありがたい」


1.過半数が『子連れ出勤』に賛成!「育児と仕事を両立しやすくなる」「子どもと過ごす時間が増える」

[画像1: https://prtimes.jp/i/29931/45/resize/d29931-45-544468-0.png ]

 政府が育児と仕事の両立を支援するために表明した『子連れ出勤』推奨の考えについて、賛成か反対かを質問したところ、20.2%が「とても賛成」、36.6%が「まあ賛成」と回答。過半数のママ・パパが『子連れ出勤』賛成派であることがわかりました。
一方で「やや反対」22.8%、「とても反対」7.7%と、全体の約3割のママ・パパは『子連れ出勤』反対派でした。

[画像2: https://prtimes.jp/i/29931/45/resize/d29931-45-318359-1.png ]

賛成派のママ・パパ1,232名に、特に当てはまる賛成の理由をたずねたところ、TOP3は、1位「子育てと仕事を両立しやすくなる」69.4%、2位「子どもと過ごす時間が増える」61.8%、3位「働き方の選択肢が増える」60.5%でした。政府が支援したいと考えている「育児と仕事の両立」について、特に賛成意見が多いことがわかります。
また、子連れ出勤をすることで単純に「子どもと過ごす時間が増える」という点も、働くママ・パパにとって大きなメリットのようです。

[画像3: https://prtimes.jp/i/29931/45/resize/d29931-45-331058-2.png ]

続いて、反対派のママ・パパ661名に、特に当てはまる反対の理由をたずねたところ、1位は「業務に集中できず、仕事が滞る」64.5%でした。実際に子連れで勤務先へ行くことを想像すると、子どもの様子が気になってしまったり、子どもの機嫌次第で業務を中断することになったりと、仕事が滞ってしまうと考える人が多いようです。
2位は「保育環境の整備や保育園の拡充など、ほかに優先すべきことがある」49.5%。
「企業側に任せるのではなく、まずは子どもの預け先を増やしてほしい」「子連れ出勤をするにしても、企業内の保育環境を整えてほしい」という意見が多く挙がりました。
3位は「子どもの遊びや行動が制限され、子どもにとってもストレスになる」48.3%。保育環境が整っていない勤務先では子どもを自由に遊ばせることもできず、危険も多いので、長時間過ごすことに不安を感じるという人が多数でした。

2.「勤務先の保育環境が整っている場合は、子連れ出勤をしたい」と思うママ・パパ多数!
 もし、勤務先で『子連れ出勤』が認められた場合、子連れ出勤をしたいと思うかどうか、2通りの状況を想定して質問しました。
[画像4: https://prtimes.jp/i/29931/45/resize/d29931-45-567389-3.png ]

まずは、“勤務先に企業内保育所・託児所はなく、簡易的なキッズスペース等がある程度”と想定した場合、30.1%が「あまり思わない」、23.7%が「まったく思わない」と回答。過半数のママ・パパが「子連れ出勤をしたいと思わない」という結果に。その理由として、下記のような意見がありました。

<理由>


子どもは慣れない環境で一人遊びをすることができず、常にママにベッタリのため仕事が捗らない。
勤務先には子どもにとって危険なものが多いので、簡易キッズスペースでは安全を確保できない。
おんぶや抱っこしたままできるような仕事内容、職場環境ではない。
業務に支障をきたす可能性があり、周囲に迷惑がかかる。子どもにも職場の人にも気を使うのは大変。
子どもにはきちんとした保育環境でのびのびと過ごしてほしい。
勤務先の保育環境が整っていないなら、在宅ワークをしたほうが効率的。
育児と仕事の切り替えができなくなる。メリハリをつけたい。



[画像5: https://prtimes.jp/i/29931/45/resize/d29931-45-385261-4.png ]

次に、“企業内保育所・託児所などの保育環境が整っている”と想定した場合は、50.0%が「とても思う」、30.2%が「まあ思う」と回答。前掲の結果とは形勢逆転し、「子連れ出勤をしたいと思う」と回答した人が約8割にのぼりました。その理由として、下記のような意見がありました。

<理由>


きちんとした環境で保育士さんが見ていてくれるなら、安心して子どもを預けられるし、仕事にも集中できる。
設備が整っていて、お友達と遊べる環境であれば、子どもも安心して過ごせると思う。
保育園への送迎の手間が省け、子どもの急な体調不良などにも柔軟に対応できる。病児保育もあるとうれしい。
授乳中の場合には、休憩時間に母乳を与えることができる。
社内の人に迷惑をかけずに済むし、子どもも我慢せずに遊ぶことができる。
ママと同じ時間に同じ場所へ一緒に行くことで、子どもにとって「仕事」へのイメージがポジティブなものになりそう。

この結果から、『子連れ出勤』の推奨に賛成・反対関係なく、「勤務先の保育環境が整っているなら、実際に子連れ出勤をしたい」と考えるママ・パパが多いことが判明しました。
しかし、どちらの状況においても、“子連れでの通勤”に懸念を抱く意見が多数。たとえ勤務先の保育環境が整っていたとしても、「車通勤なら良いが、電車通勤の場合、ラッシュ時の満員電車に子どもと一緒に乗ることは難しい」といった理由から、子連れ出勤を諦めることになるケースも考えられます。

3.ママ・パパいずれかの勤務先で『子連れ出勤』が認められている家庭はわずか7.7%

[画像6: https://prtimes.jp/i/29931/45/resize/d29931-45-538643-5.png ]

 自分の勤務先、または配偶者の勤務先で『子連れ出勤』が認められているかを質問したところ、「認められている」と回答した人は、わずか7.7%。「認められていない」と回答した人は78.1%でした。

[画像7: https://prtimes.jp/i/29931/45/resize/d29931-45-830692-6.png ]

また、「子連れ出勤が認められている」と回答した165名のママ・パパの勤務先のうち、56.4%に企業内保育所・託児所があり、15.2%にキッズスペースなど子どもが過ごす場所があることがわかりました。現状では、“社内に子どもが過ごす環境が整っている=子連れ出勤を認めている企業”となる場合が多いようです。

4.実際に『子連れ出勤』をしたことがあるママ・パパが感じたメリット・デメリットは?

[画像8: https://prtimes.jp/i/29931/45/resize/d29931-45-549772-7.png ]

 実際に、自分または配偶者が『子連れ出勤』をしたことはあるかをたずねたところ、約9割のママ・パパが「子連れ出勤をしたことはない」と回答。
子連れ出勤を経験したことがある人は、「複数回ある」4.8%、「毎回子連れ出勤をしている(していた)」2.8%、「1回だけある」1.2%と、全体の8.8%にとどまりました。

次に、子連れ出勤を経験したことがある191名のママ・パパに、子連れ出勤をして良かった点(メリット)、大変だった点(デメリット)を聞きました。

<メリット>


保育園が休みの日でも出勤できた。仕事に穴をあけずに済んだ。
子どもと過ごす時間が増えた。目の届くところに子どもがいるので安心できた。
職場の人に子どもをかわいがってもらえた。子どもにとっても良い刺激となった。
(保育料など)出費が減った。
保育園に入れなくても仕事を続けることができた。
職場の人の子育てに対する理解が深まった。子どもの体調不良によるお休みや早退時の気まずさが軽減された。

<デメリット>


周囲の人にも子どもにも気を使い、疲れてしまった。
子どもが泣き出すことも多く、仕事に集中できなかった。
子どもの食事も準備しなくてはならず大変だった。荷物が増えるので移動も苦労した。
企業内保育所ですぐに迎えにいける分、退勤時間を過ぎたあとの急な仕事を断りづらかった。
子連れでラッシュ時の満員電車に乗るのがつらかった。
自分の子どもだけでなく、職場の人の子どもの世話もすることになり大変だった。

良かった点としては、何よりも「働くことができたこと」、そして「子どもと過ごす時間が増えたこと」という回答が多く見られました。一方で大変だった点は「仕事に集中できない」「電車通勤が大変」という回答のほか、「周囲に迷惑をかけないか気を使うことが多かった」といった回答が多数でした。

5.今後、日本で『子連れ出勤』は「あまり浸透しないと思う」。一方で「選択肢が増えるのはありがたい」

[画像9: https://prtimes.jp/i/29931/45/resize/d29931-45-249477-8.png ]

 最後に、日本で『子連れ出勤』は浸透していくと思うか質問したところ、52.8%が「あまり浸透しないと思う」、9.4%が「まったく浸透しないと思う」と回答しました。
子連れ出勤ができない職種も多く、必ずしもすべてのママ・パパにとって育児と仕事の両立に繋がるわけではないことも、理由の一つと考えられます。

その一方で、『子連れ出勤』が働き方の新しい選択肢となることにポジティブな意見も多数。
「子連れ出勤を推奨するだけでなく、まずは安心して子連れ出勤ができる環境づくりを推進してほしい」という期待の声が多く寄せられました。


 『子連れ出勤』は、あくまでも働き方の選択肢の一つ。政府や企業が強制するものではない、とされています。今回の意識調査により、勤務先の保育環境が整っていなかったり、子連れでの電車通勤が難しいと感じたりと、「現実的な問題を考えると、子連れ出勤をしたくてもできない」といった実情が明らかになりました。
待機児童問題が深刻な現状において、育児と仕事を両立させるための新しい働き方として期待できる一方で、より多くのママ・パパが『子連れ出勤』を実行するためには、保育環境の整備や通勤手段の問題解決など、多くの課題を抱えているのも事実です。


<調査概要> 
調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方
調査期間:2019年5月18日(土)~2019年5月20日(月)
調査件数:2,172件

▼そのほかのニュースリリースはこちら
https://baby-calendar.jp/smilenews/release

<ベビーカレンダーとは>
『ベビーカレンダー』は、月間230万人以上が利用している、医師・専門家監修の妊娠・出産・育児の情報サイトです。妊娠してから赤ちゃんが1歳になるまでの間、赤ちゃんの成長に合わせて、毎日必要な情報をお届けします。またこの度、『ベビーカレンダーアプリ』は第12回キッズデザイン賞の「子どもたちを産み育てやすいデザイン 個人・家庭部門」において、「少子化対策担当大臣賞」を受賞しました。
表彰式の様子はこちら▶https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000029931.html

<キッズデザイン賞とは>

[画像10: https://prtimes.jp/i/29931/45/resize/d29931-45-792149-9.jpg ]

キッズデザイン賞は、「子どもたちが安全に暮らす」「子どもたちが感性や創造性豊かに育つ」「子どもを産み育てやすい社会をつくる」ための製品・空間・サービスなどの中から優れた作品を選び、広く社会へ発信することを目的としている顕彰制度です。

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<会社概要>
■社名:株式会社ベビーカレンダー(https://corp.baby-calendar.jp
■本社所在地:〒151-0053 東京都渋谷区代々木1-38-2 ミヤタビルディング10F
■代表者:代表取締役 安田啓司 ■設立年月日:1991年4月
■主要事業:産婦人科向け事業、メディア事業

<本件に関するお問い合わせ先>
株式会社ベビーカレンダー 担当:大久 渚月
TEL:03-6631-3600 FAX:03-6631-3601 MAIL:info@baby-calendar.jp
※本調査内容をご使用いただく際は、出典の記載をお願い申し上げます。また、画像データ等の改変はご遠慮ください。

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