【STARTUP DB】調査結果 国内スタートアップ想定時価総額ランキング(2020年6月)
PR TIMES / 2020年6月10日 7時50分
時価総額ランキングの変動はなし。累計資金調達額ではPaidyが首位
成長産業支援事業を推進するフォースタートアップス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:志水雄一郎 以下、フォースタートアップス)は、継続的に国内スタートアップ動向に関する調査を行い、当社サービスである「STARTUP DB (スタートアップデータベース)」に調査結果を公開しています。今回は、2020年6月1日時点での国内スタートアップ想定時価総額ランキングを発表いたします。
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2020年6月の想定時価総額ランキングでは、先月からの変化はありませんでした。累計資金調達金額をみてみると、トップは後払い決済サービスのPaidyとなっています。また、人工合成クモ糸のSpiber、AIを活用したモバイルヘルスケアアプリのFiNC technologiesもこれまでに大規模な資金調達を実施してきたことがわかります。そのほか、ニュースアプリを展開するスマートニュースと資産運用ロボアドバイザーのウェルスナビがこれに続きます。
次に、最終調達日に注目すると、想定時価総額ランキングTOP20社の内、13社が半年以上前に調達をしており、Spiber、Paidy、GVE、FiNC technologiesが今年に入って資金調達を実施していることが分かりました。Paidyは今年4月にオンライン決済で大型加盟店との取引拡大とオフライン決済の新規展開を目的とした、伊藤忠商事からの第三者割当増資を受けたことも記憶に新しいです。直近では、先月(2020年5月)から10位にランクインしたフィンテックのGVEが米ファンドのEvolution Capital Managementから資金調達を実施しています。
また、スタートアップ全体の1社平均資金調達額は7.6億円(STARTUP DB調べ)であるのに対し、今回ランクインしている20社の平均資金調達額は105.8億円と、約14倍の開きがあることがわかりました。このことから、企業ごとに差はあるものの、想定時価総額が上位のスタートアップ企業は他企業に比べて多額の資金調達を実施してきている傾向があるようです。
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最後に、カテゴリー別では、環境・エネルギーと金融が4社ずつランクインしています。環境・エネルギーでは、電力小売を手掛けるパネイルや大型リチウムイオン電池の開発を行うエリーパワーなど。金融では、リキッドグループが最上位にランクインしています。他領域としては、自動運転システムの開発を行うティアフォーや、自律移動ロボットと自動運転ロボカーの開発を行うZMPなど、自動車分野の企業も3社みてとれます。
当社は、今後もSTARTUP DBを通じて、スタートアップ・エコシステムの活性化を行い、国内成長産業の発展に貢献してまいります。
【調査概要】
タイトル:「国内スタートアップ想定時価総額ランキング」
調査期間:2020年6月1日時点
レポート記事:STARTUP DB(https://media.startup-db.com/research/marketcap-ranking-202006)
※当社が取得した登記簿謄本に記載している情報を元に参考値として算出しておりますが、当社は、本情報の正確性、信頼性、完全性を保証するものではなく、本情報に基づいて被ったいかなる損害についても一切責任を負いません。
STARTUP DB(スタートアップデータベース)について
国内最大級の成長産業領域に特化した情報プラットフォームです。企業データベースは、12,000社を越える日本のベンチャー・スタートアップ企業の情報を保有するとともに、起業家・投資家、エコシステムビルダーの方々累計100名以上のインタビューコンテンツをリリースしています。2019年6月24日より、英語版リリース。また、世界最大級のベンチャー企業データベース「Crunchbase」とデータ連携し、日本企業の情報を海外のプロフェッショナルに届けることで、国内の成長産業領域市場の発展に貢献しています。
https://startup-db.com/
フォースタートアップス株式会社 概要
社名:フォースタートアップス株式会社
代表者:代表取締役社長 兼 CEO 志水 雄一郎
設立:2016年9月1日
事業内容:成長産業支援事業
所在地:東京都港区六本木1-6-1 泉ガーデンタワー36F
https://forstartups.com/
フォースタートアップスは、「世界で勝負できる産業、企業、サービス、人を創出し、日本の成長を支えていく」 ために、「for Startups」というビジョンのもと、インターネット/IoTセクターをはじめ、ディープテック等リアルビジネス領域も含めた起業支援と転職支援を中核とした成長産業支援事業を推進。国内有力ベンチャーキャピタルと連携したスタートアップ・ベンチャー企業への戦略的資金支援や、成長産業領域に特化した情報プラットフォーム「STARTUP DB(スタートアップデータベース)」の運用、及び、大企業とのビジネス共創モデルによる産業エコシステム強化にも取り組む。今後もビジョンとともに、日本の成長・発展に貢献してまいります。
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