現場の業務効率化と生産性向上へ、現場DXプラットフォームとしてさらに進化したモバイルエッジコンピューティングデバイス「dynaEdge DE200」を受注開始
PR TIMES / 2021年9月7日 16時45分
~第11世代インテル(R) Core(TM) プロセッサーを搭載、「dynabook Edge AIエンジン」に対応~
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当社は、ニューノーマル時代の新しい働き方の一環として、製造・メンテナンス・建設・物流・医療などの現場におけるデジタルトランスフォーメーション(現場DX) を推進しています。この度、キーデバイスとなるモバイルエッジコンピューティングデバイス「dynaEdge DE200」を、当社独自ソフトウェアである「dynabook Edge AIエンジン」等とあわせて“現場DXプラットフォーム”として本日より提供開始し、Microsoft Teamsに対応した作業支援ソリューション「Vision DE Suite」や、パートナー様のソフトウェアとともに、dynaEdgeソリューションとして展開いたします。
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「dynaEdge DE200」は、お客様の現場の課題・ご要望にさらに応えるべく新開発いたしました、モバイルエッジコンピューティングデバイスのキーコンセプトである“身に着けて運用できるWindows10デバイス”を継承した、dynaEdgeシリーズの新商品です。
1)最高クラスの性能と優れたAI性能を備えた第11世代インテル(R) Core™ プロセッサーを搭載し処理性能の高速化。
2)一日の現場作業をサポートする、約7.5時間※注1のバッテリー駆動時間とUSB Type-C™充電対応。
3)作業者が身に着けて操作できる、前面に搭載した5ボタンキーは、より使いやすく大型化。「dynaEdgeコントローラー」でさまざまなアプリケーションの操作可能※注2。
4)「dynabook Edge AIエンジン」により、現場でのコンピューティングパワー活用を促進。
5)さまざまな場所での業務をサポートする、LTE対応モデル※注3もラインアップ(2021年度中に発売予定)。
これらの特長を備えた「dynaEdge DE200」をキーデバイスとし、ハンズフリーを実現するインテリジェントビューア「AR100」とともに現場の業務効率化と生産性向上をサポートする“現場DXプラットフォーム”としてご提供いたします。
dynaEdgeソリューションは、離れた現場での作業者を遠隔地からサポートする遠隔支援、ハンズフリーで表示確認できる動画マニュアルでの技術伝承、倉庫の棚で手を伸ばす対象を目の前にガイド表示するピッキング支援、製造現場におけるカメラ映像解析、といったさまざまな例で活用が進んでいます。
今回、“現場DXプラットフォーム”として進化することにより、これらの活用シーンはますます広がります。たとえば、遠隔支援の現場では、「dynabook Edge AIエンジン」のゆれ補正機能を利用することで、従来、頭部装着カメラの位置ゆれで遠隔地側から確認しづらかった映像を安定させることが可能となります。また、「dynaEdgeコントローラー」を利用すれば、お客様独自のアプリケーションやパートナー様のソリューションが5ボタンキーで操作可能となります。
当社は、パートナー様とともに“現場DXプラットフォーム”をベースとした最適なソリューションを提案し、お客様の課題解決を強力にサポートしてまいります。
なお、「dynaEdge DE200」は、コンパクトな筐体に高い基本性能を備えるため、会社、自宅といったハイブリッドワークや、オフィスレイアウトの変更に対応できる持ち運び可能なデスクトップPC、さらには、さまざまな機器やサイネージシステムのコントローラー用PCとしてもご活用いただけます。加えて、ディスプレイの背面部分にセット※注4することで、オフィスの省スペース化も実現できます。
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インテル株式会社様からのエンドースメント
インテル株式会社 技術本部 部長 工学博士 安生健一朗様
インテル株式会社は、この度のDynabook株式会社様の「dynaEdge DE200」及び「現場DXプラットフォーム」の発表を心より歓迎いたします。
「dynaEdge DE200」に搭載される第11世代インテル(R) Core™ プロセッサー・ファミリーは、業界をリードする CPU とグラフィックス・パフォーマンス、驚異的な AI アクセラレーション、クラス最高の有線 / 無線接続性を備えています。
ニューノーマル時代において働き方が変容し、様々な現場においてもDXを加速する機運が高まるなか、「dynaEdge DE200」の処理性能が高速化し「現場DXプラットフォーム」としてAI活用などが推進されることで、業務の生産性の向上と効率化が実現するものと思います。
今後もインテル株式会社は、Dynabook株式会社様との強力な連携を通じて、あらゆる業務分野のDX推進に貢献してまいります。
■新商品の主な特長
1.進化したモバイルエッジコンピューティングデバイス「dynaEdge DE200」
第11世代インテル(R) Core™ i7/ i5 / i3プロセッサーを搭載。モバイルエッジコンピューティングデバイスとしての基本性能の向上により、AIをはじめとした利用領域で卓越したパフォーマンスを発揮します。
高密度実装技術や省電力設計を駆使して、軽量コンパクトなデバイスでありながら約7.5時間※注1の駆動時間を実現。USB Type-C™ 給電にも対応することで、市販のモバイルバッテリー※注5との組み合わせでさらなる機動力を発揮することができます。ロック機構のついた電源ボタン、さらに大きくなった5ボタンキーなど、現場でのユーザビリティが向上。また、外周は衝撃吸収ラバーバンドで囲い、作業時の衝突・落下から保護※注6。自社の厳しい品質試験をクリアすることはもちろん、過酷なテストとして知られるアメリカ国防総省MIL規格(MIL-STD-810H)に準拠したテストの実施も予定しています※注7。
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2.新開発のAIエンジン「dynabook Edge AI エンジン」
「dynabook Edge AI エンジン」は、さまざまなセンシングデバイスからの情報を端末側でAI処理するためのフレームワークです。今回 「dynaEdge DE200」向けには、仮想カメラ技術により追いかけたい対象物にマークをつける「トラッキング機能」、カメラのゆれを補正し対象物をセンターに表示する「ゆれ補正機能」、暗い場所でも見やすく映像の明るさを補正する「明るさ補正機能」、効果をわかりやすく全画面に拡大して表示する「モニター機能」を提供します。これらの機能は、当社が提供する作業支援ソリューション「Vision DE Suite」で活用できます。「Vision DE Suite」では、これまでMicrosoft Teams連携による遠隔支援機能を提供しておりましたが、今回提供する新機能と組み合わせることで、Microsoft Teamsのカメラ映像画面も大きく拡大して表示することができるようになりました。この「dynabook Edge AI エンジン」は、パートナー様が提供するさまざまなアプリケーションでも利用できます※注8ので、今後さまざまなパートナー様とともに、AI処理機能を組み込めるフレームワークとして、さらなる機能拡張を続けてまいります。
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3.5ボタンキーでさまざまな操作を可能とする「dynaEdgeコントローラー」
「dynaEdge DE200」の特長である前面の5ボタンキーを使い、Windows10上のさまざまなアプリケーション操作を可能とするユーティリティです。インテリジェントビューア「AR100」との組み合わせた表示に最適化したUIを備え、5ボタンキーのみでアプリケーションの起動・基本的な操作を行うことができます。設定を変更することで他社アプリケーションも5ボタンキーを操作することができ、現場での活用の幅を広げます。
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当社は、「コンピューティングとサービスを通じて世界を変える」という企業ビジョンを掲げ、これからも「人に寄り添う、社会を支える、真のコンピューティング」と、「ユーザーを起点に考えた新しい付加価値・サービス」を追求してまいります。
■商品概要
モバイルエッジコンピューティングデバイス「dynaEdge DE200」:9月7日より受注開始
インテル(R) Core™ i7-1160G7プロセッサー~インテル(R) Core™ i3-1110G4 プロセッサー、16GB/8GBメモリ、512GB/256GB SSD、インテル(R) Iris(R) Xeグラフィックス/インテル(R) Core™ UHDグラフィックス、高速LTE(4G)、指紋センサーなどを選択可能。質量約340g、5ボタンキー、Wi-Fi 6対応、電源ロック機構。
インテリジェントビューアAR100キット(DE200用):9月7日より受注開始
キャリングケース、インテリジェントビューアAR100本体、AR100フレーム、DE200ホルスター、USB Type-C ™ケーブル、ケーブルクリップ
作業支援ソリューション「Vision DE Suiteバージョン3」 dynaEdge DE200対応:9月7日より提供開始
商品の詳細は以下 URL をご参照ください。
https://dynabook.com/business/mecd/index.html
■商標について
※Microsoft、Microsoft Teams、Teams、Windowsは、米国Microsoft Corporationの、米国およびその他の国における登録商標または商標です。
※Intel、インテル、Intelロゴ、Intel Core、iris, irisロゴは、アメリカ合衆国および/またはその他の国におけるIntel Corporation またはその子会社の商標です。
※Wi-Fiは、Wi-Fi Allianceの登録商標です。
※USB Type-C™は、USB Implementers Forumの商標です。
※その他の記載されている社名・商品名・サービス名などは、それぞれ各社が商標として使用している場合があります。
※画面はハメコミ合成です。
※画面は実際のイメージとは異なる場合があります。
※注1:JEITAバッテリー動作時間測定法(Ver.2.0)による値。実際の動作時間は使用環境および設定などにより異なります。
※注2:すべてのアプリケーションの操作性向上を保証するものでありません。
※注3:LTE(4G)を利用するには別途、通信事業者とのサービスの申込・契約が必要です。すべての通信事業者との接続を保証するものではありません。
※注4:取付には別売(オプション)のポート拡張アダプタUSB Type-C™ とVESAマウントキットが必要です。取付できるディスプレイには制限があります。
※注5:すべての機器の動作を保証するものではありません。
※注6:無破損、無故障を保証するものではありません。
※注7:落下、高度、湿度、低温、温度変化、振動、衝撃、太陽光照射テストを実施予定。無破損、無故障を保証するものではありません。MIL規格に基づいて、一部当社が設定した試験条件に従い試験しています。これらのテストは信頼性データの収集のためであり、落下、衝撃、振動または使用環境の変化などに対する製品の耐久性をお約束するものではありません。また、これらに対する修理費用は、保証期間内でも有料になります。
※注8:すべてのアプリケーションの動作を保証するものではありません。
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