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IWAKAN、5月10日(水)に第6号となる「特集 男性制」を発売。マガジン初となる英日バイリンガル出版。発売を記念し、新宿で展覧会を開催。連動する書簡集も同時出版。

PR TIMES / 2023年4月17日 21時40分

「デート代は男性が奢るべき?」、「男性性(=男らしさ、マスキュリニティ)」への違和感を通じて、男女二元論や家父長制に基づく、錆びついた「男らしさ」を問い直すことを目指します。

インディペンデントマガジンであるIWAKANは、2023年5月10日(水)に第6号となる『IWAKAN Volume 06 特集 男性制』を発売します。ジェンダー平等な社会の実現にとって足枷となっている男女二元論に基づく、錆びついた「男らしさ」の存在に意識を向け、社会のあらゆる側面に潜む男性性について様々な切り口から、固定化された男性性から解き放たれるための議論を展開します。



[画像1: https://prtimes.jp/i/58192/45/resize/d58192-45-b0bd43b7ddc692377252-1.png ]



“男性性” 課題背景


最近SNSでも話題となった「デートでは男性が奢るべき」といった議論からも垣間見えるように、日本社会において、男性の性別役割や男らしさ=マスキュリニティのルールが社会に根強く定着しています。未だに、日本のテレビやメディアでは、「男性らしくない」言動をすると、「ゲイっぽい」「女の子みたい」などと嘲笑されたりと、ジェンダーステレオタイプが依然として色濃く残っていることも事実です。

また、こうした「男性は家庭ではなく、仕事で業績を残さなければならない。一家の大黒柱としてあらねばならない。女性を守る存在でなくてはならない。強くなければならない。」などといった男性性に基づく固定観念やプレッシャーが、「男性の生きづらさ」に繋がっており、「男性の幸福度」の低さや、男性の自殺率をあげている要因にも繋がっていると考えられています。

[画像2: https://prtimes.jp/i/58192/45/resize/d58192-45-e8d0cff00295bc871fac-2.png ]

このような「男は男らしくすべき」というプレッシャーを「トキシック・マスキュリニティ(Toxic Masculinity)(※)」、日本語では「有害な男らしさ」と訳され、フェミニズムの動きと共に議論されているトピックのひとつです。
すべてのジェンダーにおける平等の達成には、こうした「男性性」にも向き合い、自らの男性性について考え、解き放たれることが求められています。そこで、「IWAKAN」は特集号「男性制」を通じて、男性性について考える場を提供し、多様な視点からの議論を展開します。

(※)トキシック・マスキュリニティ(有害な男性性)
男性が社会的な期待に従って振る舞い、自分自身や他の人々に害を与えることがある文化的・社会的な現象を指す言葉です。一般的に、トキシック・マスキュリニティは、男性が強さ、競争力、攻撃性、性的魅力などを重視し、感情の表現や弱さを隠すことを求められる社会的な圧力によって形成されます。



IWAKAN 6号が目指すもの


[画像3: https://prtimes.jp/i/58192/45/resize/d58192-45-02dab91b5e970cdf664d-3.png ]

特集号「男性制」では、「男性性(=男らしさ、マスキュリニティ)」に焦点を当て、社会のあらゆる側面に潜む男性性について、ゲイポルノ、職業選択、メンタルヘルス、DV・暴力、セックス、アート・身体表現などの観点から問題意識を深め、議論することを目指しています。男性性はペニスを持つ者だけのものではありません。家父長制に参加させられているために抑圧されている個人を解放するために、この錆びつき、固定化された「男らしさ」に“違和感”を問いかけ、進化する時代と社会の中で新たな男性性を探求します。

特集には、『「非モテ」からはじめる男性学』で知られる西井開氏や、立役と女形の両方に挑戦する歌舞伎役者・片岡千之助氏、ゲイポルノ俳優のフランソワ・サガ(Francois Sagat)氏、パリを拠点に活動するビジュアルアーティストのジャック・メルル(Jacques Merle)氏など、国内外で活躍する面々が登場し、インタビュー取材やアートワークなど、多様なコンテンツが盛り込まれています。IWAKAN Magazine初となる、日英バイリンガルでお届けします。



同時発売『未来の男性へーIWAKAN書簡集』


[画像4: https://prtimes.jp/i/58192/45/resize/d58192-45-936ff9344173bb3c31f2-5.png ]


雑誌IWAKANの最新号に寄せて、編集部に寄せられた読者アンケートから見えてきた「男性性」のイメージは、暗く哀れなものが多く見受けられました。そこで、IWAKANにゆかりの深いアクティビスト、ジャーナリスト、クリエイター、学者らに呼びかけ、男性がもう少し自由になれるような、より健全な未来を一緒に考えるための37通の手紙を寄稿いただき、一冊の書簡集として発売します。2023年5月10日(水)同時発売。



出版情報

IWAKAN Volume 06 特集 男性制
価格:1,980円(税込)
仕様:A4(29.7× 21.0 cm)/本文154ページ/ソフトカバー
発売日:2023年5月10日(水)
IWAKANウェブサイトおよび全国の取り扱い書店にて発売

※4月17日(月)からIWAKANウェブサイトにて予約販売開始
IWAKANウェブサイト:https://iwakanmagazine.com/


イベント情報

「IWAKAN Magazine 6th EXHIBITION −男性制−」展

会期:2023年5月12日(金)~5月28日(日)
会場:gallery -1
住所: 〒160-0022 東京都新宿区新宿4-4-10 APARTMENT HOTEL SHINJUKU
入場料:無料
営業時間:木 12時~18時/金土日 15時~21時(休廊:月火水)

本展では5月10日に発売される最新号『IWAKAN Volume 06 特集 男性制』に収録された、アートワークの数々、原画、会場でしか見ることのできない映像作品などを展示、販売いたします。また、会場にて最新号を閲覧、購入可能です。どうぞご期待ください。
最新情報は https://gallery-1.com/ にてご確認の上、ご来場願います。



IWAKANについて


[画像5: https://prtimes.jp/i/58192/45/resize/d58192-45-c7066c8a2358207532f6-4.png ]

世の中の当たり前に”違和感”を問いかける
違和感には答えがない。でも、私が感じている違和感を誰かと話したい。そんな世の中の当たり前に”違和感”を感じるすべての人たちと共に考え、新たな当たり前を共に創造していくインディペンデントマガジン。ジェンダー、セクシュアリティ、男女二元論のイシューを軸に、アートエディトリアルからアカデミックな対話まで幅広く収録。編集部を中心に、クィアやジェンダーの表現・表象のために活動する人々とコンテンツを発信する。「違和感」を切り口に、クィアのカルチャーシーンから自分の物語を取り戻すムーブメントをつくるべく、ユーモラスかつ真剣に向き合っている。2020年10月創刊。年2回発行。

[画像6: https://prtimes.jp/i/58192/45/resize/d58192-45-ae4f6e6e0b5f994b03bd-6.png ]


Official Site: https://iwakanmagazine.com
Official Instagram: https://www.instagram.com/iwakanmagazine/
Official Twitter: https://twitter.com/iwakanmagazine
Podcast: https://iwakanmagazine.buzzsprout.com/

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