若者のための「夜の居場所」を支える継続寄付の募集を開始
PR TIMES / 2023年5月12日 20時15分
家に居場所のない若者のくつろげる場所の運営を支えてください
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「若者と社会をつなぐ」をミッションに子ども・若者を支える認定NPO法人育て上げネット(東京都立川市、理事長:工藤啓)は、”社会的孤立” に悩む若者の居場所となる「夜のユースセンター」の運営の費用を賄う継続寄付の募集を開始します。
プロジェクト詳細・寄付の受付はこちら:https://readyfor.jp/projects/night-youth
「まだ帰りたくない」という若者の声に応えたい
私たちはニート・ひきこもり等と呼ばれる社会から孤立した若者を支える支援活動を行っています。
以前からプログラムに参加する若者が「まだ帰りたくない」という声が挙がっていました。
" 家に帰ると親からアレコレいわれるから "
" 1人になると余計なことを考えて不安になってしまうから "
家から出られなかった若者のなかには、誰かとつながっていたい、自分を受け入れてくれる場を離れたくないと願う方も少なからずおられます。
日中支援の弱点を克服する
若者が帰りたくないと願う一方で、多くの若者支援のプログラムの開所時間は日中に限られています。
「家にいたくない」という声を聞きながら、帰路につかせなければならない。そんな状況が続いていました。
私たちはそうした若者たちの声を無碍にしたくない。もっと長く人と関われる場所が若者に必要だと考え「夜に支援するためのプログラムを立ち上げよう」と思い立ちました。
そうして従来の支援プログラムから完全に独立したオープンスペース「夜のユースセンター」を2022年5月にスタートしました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/71883/45/resize/d71883-45-0755e58bc673e02a683b-0.png ]
夜のユースセンターは、東京・立川で運営しているオープンスペースです。
ひとりでスマホゲームをやって過ごしてもよし、
みんなでおしゃべりしたりゲームをやってもよし、
地域の飲食店に協力してもらって夕食も提供しています。
この活動には毎週20~30名の若者が集まり、1年で延べ1,000名が立ち寄っています。
居場所支援は従来から行われていますが、毎週これだけの若者が集まる支援は珍しい方です。
「ひきこもれない」若者との出会い
若者たちは本当に「居場所」を求めています。
それを証明するように、今までつながりのないタイプの若者が目に付くようになりました。
それは「ひきこもり」とは対極の位置にあると思っていた「繁華街でふらつく若者」です。
コロナ禍にあって「トー横」「グリ下」と呼ばれる場所が生まれました。
行き場も働く先も失った若者が繁華街のたまり場に集っています。
若者が集まって夜遊びをしているだけならともかく、そこに悪意ある大人が目を付けました。高額の報酬を餌にした売春行為や詐欺の幇助、そして違法薬物への勧誘が後を絶ちません。
そんなハイリスクな場所に通っていた若者が夜のユースセンターに顔を出すようになったのです。
ある若者は夜のユースセンターを知ってトー横(新宿)に行かなくなりました。
どうして?と尋ねると「危ないところだから、行かなくていいなら行かない」とまっとうな返答が。
彼らは何も考えず危険なことをしているのではありません。家にいたくない、かといって頼れる友人もいない、社会が彼らを許容できないために、唯一彼らの受け皿となったのが危ない場所だったのです。
働き始めた若者の継続支援
若者支援では「働く」を実現するのと同じくらい「働き続ける」をサポートすることも重要です。社会に参加していられるように、たまに会って話をする機会を設けています。
ただ、日中に支援を受けていた若者も働き始めると調整が大変です。平日は仕事があって来られないですし、コミュニケーションが得意でないからと夜間帯の仕事を選んだ若者は昼間に寝ています。
そうした方々にとっても、夜のユースセンターはうまく機能しています。日中でなく、平日でもない。夜の時間帯であるからこそ、この活動には価値があります。
私たちが日中しか活動していないことで、出会えなかった若者とつながり、また、継続支援をすることができる。若者支援において「夜間帯の支援」は可能性の宝庫なのです。
なぜ継続型のクラウドファンディングなのか
2022年度は助成金などを活用して支援を継続してきましたが、こうした資本は単年や使用期間が決まっており継続性に乏しいものです。多様な困難を抱える若者を「みんなで支え続ける」ためにも、こうして継続支援プロジェクトとして立ち上げることとなりました。
■いただいた寄付の使い道
いただいたご寄付は主に以下の用途で使用します。
※支出の時期は、利用状況を鑑み適宜対応を行います。
<想定される活用方法>
■活動費(食事代、場所代)
■担当スタッフ人件費
<寄付活動のイメージ>
[画像3: https://prtimes.jp/i/71883/45/resize/d71883-45-fdd05d6a09d5978882a8-3.png ]
■企画概要
プロジェクトページ:https://readyfor.jp/projects/night-youth
開始日:2023年5月12日18時~
活用方法:運営活動費(場所代、食事代、人件費等)
最低寄付金額:1,000円~/月(自動決済の継続型寄付)
【育て上げネットについて】
育て上げネットは、すべての若者が社会的所属を獲得し、「働く」と「働き続ける」を実現できる社会を目指し、若者と社会をつなぐ活動を行う認定特定⾮営利活動法人です。若者支援を「社会投資」ととらえ、無業の状態にある若者の就労基礎訓練プログラム「ジョブトレ」や、その保護者の支援、学校やコミュニティ向けの教育支援プログラムを実施しています。また当事者だけでなく、地域社会・行政・企業と連携した支援者の育成など、多岐に渡る活動を展開し社会全体で若者を支援する土壌を創っています。
https://www.sodateage.net/
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