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【小豆島の課題解決 中学生がドローン活用の案など発表】STEAM授業の成果、町長「一緒に形にしていきたい」

PR TIMES / 2025年1月28日 16時8分

観光客の荷物を港からホテルに届け、高齢農家の野菜をJAに運搬。都会に住む「社畜」が島の景色に癒されるゲームのアイデアも



株式会社トモノカイ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:徳岡臣紀)によるSTEAM教育のプログラムに参加してきた香川県小豆島町立小豆島中学校と土庄町立土庄中学校の生徒が1月25日、小豆島町の道の駅「小豆島ふるさと村」で、観光や農業の人手不足など島の課題を解決するアイデアを町長らに披露しました。

発表したのは、ドローンで島の課題を解決する3つの案と、ゲーム制作で島の魅力を広く発信する2つの案。観光客が港に到着後すぐに散策できるよう荷物をドローンでホテルに運ぶ案と、高齢農家の負担を減らすため野菜をドローンで産地直送所や家庭に運ぶ案はドローンを実際に飛ばす実験も行いました。制作したゲームは町長らが体験しました。
発表した約20名の生徒や関係者など約60名が発表に参加しました。ドローンを活用したアイデアを発表した生徒たちは「ドローンがうまく使えたら生活がもっと便利になると思う」「島の外から運ぶものは船よりドローンで安く早く届けられる」「考えたサービスが採用されたらうれしい」などと話していました。



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/5633/46/5633-46-8e0d5ae31faedd359296977028ae862d-2025x2700.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ドローンで野菜を運ぶ実験をする生徒たち

生徒たちの発表を聞いた小豆島町の大江正彦町長は「皆さんが島の課題を真剣に考えてくれていることがわかったし、頼もしく思いました。これからもあきらめずに皆さんがしたいことをとことん突き詰め、高校や大学を卒業後できれば皆さんに島に帰ってもらい今日のようなアイデアを社会実装してもらえるとうれしいです」と話しました。土庄町の岡野能之町長も「日頃どう課題に気づくき形にするかが大事ですが、今日発表してもらったことをきっかけに今後も案を形にしてもらいたいです。島の活性化や豊かな暮らしのために今後も私と大江町長と皆さんで考えていきたいです」と感想を語りました。


[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/5633/46/5633-46-78427c9cd34ea84b9aba67ba89573e7b-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
制作したゲームを発表する生徒たち

今回発表したアイデアは今後、2町がJTBなど小豆島・瀬戸内エリアマネジメント協会に参加する民間企業などと連携して実際に採用する可能性も探ります。


■中学生が発表した5つの案
<島の課題解決×ドローンサービス>
小豆島中:観光客が希少な小型のイルカであるスナメリを水中ドローンで探す新たな観光体験サービス
土庄中1.:観光客が小豆島の港に到着後すぐに散策できるよう、荷物をドローンでホテルに届けるサービス
土庄中2.:町の高齢者、体の不自由な人の重労働をドローンで負担軽減するため、各農家からJA、産地直送所、各家庭に野菜を運搬するサービス

<島の魅力発信×ゲーム制作>
小豆島中1.:未来から来た観光客が島中に散りばめられたタイムマシーンのかけらを集めるゲーム。ゲームを通して島のきれいな景色を見てもらうことで、観光客を増やしたいという狙いで制作
小豆島中2.:都会に住む「社畜」が島に流れ着き、島のおいしいご飯を食べ景色を見ることでメンタルゲージが回復していくゲーム。島の良さを県外の人に伝えたいという狙いで制作


■STEAM教育プログラムを実施した背景
小豆島町は2023年10月、島が抱える大きな課題である少子高齢化やオーバーツーリズムの対策のため、一般社団法人 小豆島・瀬戸内エリアマネジメント協会と包括連携協定を結びました。また小豆島と豊島(小豆島町と土庄町)は都市圏と比べ授業の選択の幅が狭く、教育格差が課題だったため、これを解消しようとする同協会などは国土交通省のスマートアイランド事業に採択され2024年7月に取り組みが始動しました。
この事業の教育プログラムの監修を担い、同協会に参画する株式会社トモノカイが、新しいテクノロジーで教科横断的に課題解決策を考えるSTEAM教育の「PBL(problem based learning)プログラム」を両町の中学校で実施。昨年7月以降、現地とオンラインで計6~10回授業を行いました。
トモノカイは大学生メンターによる授業のサポートなどで学校改革や教員の働き方改革を支援する事業を行っており、今回も大学生が最新技術を生かした解決策を検討するためのアドバイスをしてきました。同協会にはトモノカイの他、旅行大手の株式会社JTBや船の自動運転技術開発の株式会社エイトノット、ドローン活用のノウハウを持つfly株式会社、社会インフラ整備の八千代エンジニヤリング株式会社などが参加しています。


■トモノカイとは
株式会社トモノカイは、東京大学家庭教師サークルを母体に2000年設立し、14万人の登録大学生を軸に教育業界をサポートする事業を展開しています。学校向けの放課後学習支援を展開し、現在首都圏や関西を中心に全国で約50校の学校をご支援しています。探究学習の領域では学習用教材の制作や大学生メンター(R)の派遣を通した探究の授業サポート、探究コンテスト「自由すぎる研究(R)EXPO」の開催などを通して、全国の中高生や教員の支援を行っています。
※「大学生メンター(R)」「自由すぎる研究(R)」はトモノカイの商標登録です。

【株式会社トモノカイ会社概要】
会 社 名 :株式会社トモノカイ
本社所在地:東京都渋谷区渋谷2-12-24  東建・長井ビル5階
設    立:2000年4月7日
資  本  金:1,710万円
代    表:代表取締役 徳岡 臣紀
従 業 員 数:127名(2024年10月末時点)
事 業 内 容:学校向け教育支援事業(探究学習、放課後学習、グローバル学習支援)
      家庭教師事業
      塾講師求人広告事業
      大学生向け求人メディア事業

会 社 URL :https://www.tomonokai-corp.com/

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