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視覚課題の解決に、多様なステークホルダーを結集 視覚課題当事者の未来を拓く「VISI-ONE Innovation Hub」設立

PR TIMES / 2024年9月30日 14時0分



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/11783/46/11783-46-bc43d3779c4152947c9b2cbbd8dc50ac-2791x1433.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


一般財団法人インターナショナル・ブラインドフットボール・ファウンデーション(以下、IBF Foundation)、特定非営利活動法人日本ブラインドサッカー協会(以下、JBFA)、スカイライト コンサルティング株式会社(以下、スカイライト)は、「VISI-ONE Innovation Hub」を立ち上げました。日本にとどまらず海外からの参加も含む、企業、スタートアップ、視覚課題当事者らが協力し、視覚にまつわる課題解決のイノベーションを創出するための新たな取り組みです。

「VISI-ONE Innovation Hub」

視覚課題*当事者にとってより良い未来をつくり出すために、視覚障がい者、ブラインドサッカー競技団体、視覚障がい者支援団体などの当事者と、大企業、スタートアップ、投資家、研究者、テクノロジー開発者など多彩なステークホルダーが参画し、製品やサービス、解決策を共同で生み出すことを目指しています。

また、視覚課題者当事者支援に貢献するだけでなく、大手企業、テクノロジー系スタートアップ企業に新規事業創出や技術革新の機会を提供します。

*【視覚課題】視覚、眼にまつわる、機能的、能力的、社会的な課題の総称
**ロゴコンセプト:「people」 世界の人々をモチーフに「O」に手書きのイラストを入れてデザインしています

立ち上げまでの道のり

JBFAには以前から、視覚障がい者を助ける新しい製品やサービスをテストする依頼が度々ありました。新しいチャレンジに前向きなブラインドサッカーの文化が、ベンチャー企業や新規事業の開発者と共鳴しています。

2022年に実施した「VISI-ONE アクセラレータープログラム」(JBFAとIBF Foundation、参天製薬株式会社共催)では、テクノロジーを活用した視覚障がい者向けの製品やサービスの新規事業創出を支援しました。このプログラムでは、採択企業6社の代表者がIoTやAIなどを駆使した視覚障がい者の生活を豊かにするイノベーティブな事業アイデアを発表しました。靴に挿入するデバイスで視覚障がい者の移動を安全かつ効果的にサポートする歩行ナビゲーションシステムを開発した株式会社Ashiraseなどと、この時に繋がりができました。

ご参考:第1回「VISI-ONEアクセラレータープログラム」デモデイ視覚障がいに関わる“壁”を溶かす事業アイデアの受賞企業が決定
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000050.000074428.html

また、2023年2月にはインドのケララ州で「VI Ideathon 2023」を開催し、現地の視覚障がい者が自ら課題を見つけ、それを解決する新しいアイデアを生み出す場を提供しました。2024年3月にはスペインのマドリードで「Global Leadership Camp」を初開催し、視覚障がい者のリーダー人材を発掘・育成するための取り組みをスタートさせました。この二つの視覚障がい者をエンパワーメントする取り組みは、スカイライトと企画などを共に行いました。

「VI Ideathon 2023」
https://www.ibf-foundation.football/ja/news/1113/

「Global Leadership Camp」
https://www.ibf-foundation.football/ja/news/1526/


これから

近日中に、マドリードにおける「Global Leadership Camp」の二回目の開催をお知らせする予定です。

ブラインドサッカーを基盤としたネットワークを生かし、取り組みは海外にも広まっています。既に、株式会社Ashiraseとは、同社製品の海外展開を支援する取り組みが始まっています。

視覚課題に取り組むことで、参加者全体にとって持続可能な価値を創造していきます。VISI-ONE Innovation Hubの一員として、ともにコミュニティを作り、イノベーションの創出に取り組む企業・団体会員を募集しています。会員は企業、スタートアップのみならず、投資家や視覚課題とは異なる専門分野をもつ組織など、多様な組織で構成されます。



[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/11783/46/11783-46-4e36d9566a1004b2ec96e9d6cc2b2e40-1863x1911.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



「VISI-ONE Innovation Hub」は、複数のコミュニティから構成されます。

● 「視覚課題当事者コミュニティ」 視覚課題に関する経験や課題などを共有し合い、エンパワーメントを行う場です。働く際に必要な実践知を学ぶ勉強会などが定期的に開催され、参加者は自身のスキルや知識を高める機会を得ます。また、実際に集まる場以外でも情報共有を行い、視覚課題者が直面する課題に対する新しい解決策を模索します。

● 「マルチステークホルダーコミュニティ」 目に関わる課題に関心を持つ企業や団体が参加するトークイベントやカンファレンスを通じて、課題研究やワークショップを行い、参加者加者同士が交流し、新たなパートナーシップが生まれます。


両コミュニティから参加者が集まり、「スピンオフプロジェクト」が組成され、活動費用を捻出しながら、一定期間で具体的な成果を生み出します。アクセラレータープログラムが代表的な例で、当事者の観点も踏まえながら進められる点は、あまり例を見ないものです。




[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/11783/46/11783-46-b9fb7e02d7d209892d7bf7a9241c26bb-2127x2085.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]




     

【発足企業・団体】
・一般社団法人インターナショナル・ブラインドフットボール・ファウンデーション
・特定非営利活動法人日本ブラインドサッカー協会
・スカイライト コンサルティング株式会社

一般財団法人インターナショナル・ブラインドフットボール・ファウンデーション

IBF Foundationは、“ブラインドサッカーで人と知恵をつなぎ、視覚障がいに解を出す”をミッションに2019年に設立しました。“人生というフィールドを、誰もが自分らしく生きられる世界へ”をビジョンに掲げています。目的は、ブラインドサッカーというインクルーシブでフェアなスポーツを通して、視覚障がいにまつわる課題に焦点をあてることです。ピッチでつながれた人、企業、団体を巻き込み、視覚障がいの課題解決に取り組むグローバルなムーブメントを起こしていきます。取り組み方は、1.中間支援活動 2.パートナーとの協業 3.自ら主たる事業者として活動の3つの形式があります。
ホームページは、https://www.ibf-foundation.football/

特定非営利活動法人日本ブラインドサッカー協会

JBFA は、ブラインドサッカー及びロービジョンフットサルを統括する中央競技団体で、「視覚障がい者と健常者が当たり前に混ざり合う社会の実現」をビジョンに掲げ活動しています。競技普及・強化活動と並行して、競技特性を活かした健常者向けのダイバーシティ教育プログラムを展開しています。2018 年度朝日スポーツ賞受賞。詳しくは、弊会ホームページhttps://www.b-soccer.jp/をご覧ください。

スカイライト コンサルティング株式会社

2000年に設立したビジネスコンサルティング会社。インド、米国、ブラジル、ケニア、ベトナムに海外子会社・関連会社を持つ。事業開発、企業変革などのコンサルティングを行うほか、スポーツビジネスの支援にも力を注ぐ。「いい未来を、共に生みだす。」をビジョンに掲げる。https://www.skylight.co.jp/




-本プレスリリースに関するお問い合わせ先-
一般財団法人インターナショナル・ブラインドフットボール・ファウンデーション 広報担当
Email: info@ibf-foundation.football

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