富士ソフトとの連携によるPhilips Co-Creation CenterでのARを活用したヘルステック・ソリューションの展開について
PR TIMES / 2018年12月6日 15時40分
株式会社フィリップス・ジャパン(東京都港区港南2-13-37代表取締役社長 堤浩幸)は、「2025年までに年間30億人の生活を向上させる」ことをミッションに掲げ、ヘルスケアカンパニーとして世界中で培った技術と知見を生かしながら、健康な生活、予防、診断、治療、ホームケアというヘルスコンティニウム(一連のヘルスケアプロセス)においてイノベーションを実現してまいりました。これから世界に先駆け、超高齢社会を迎える日本の医療と一人ひとりの健康問題に一層向き合い、社会への貢献を果たしていくために、ヘルステックカンパニーとしてデジタル化を加速しています。
デジタル化による医療の充実や患者様の負担軽減、健康社会の実現に向け、有意義なソリューションを提供していくとともに、あらゆる医療関係機関や他業種の方々とのエコシステムにより、ヘルスケアの未来に向け新しい価値創造に努めておりますが、このたびその一環とし、富士ソフト株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役 社長執行役員:坂下 智保)との提携により、AR(HoloLensを活用)によるヘルステック・ソリューションを実現しましたので、以下の通りお知らせいたします。
このサービスは、大型医療機器を導入する際に、機器配置後の空間(室内)イメージの共有を実現するものです。配置した機器の動作イメージをアニメーションで確認でき、データ出力機能により施設設計の時間短縮も可能になります。将来的には、利用可能な医療機器の拡充や、医療機器のトレーニング、医療機器のマニュアルとしての活用など、多方面への展開を検討しています。
今回のソリューションは医療機関の方々がARによって実際の機器のサイズや動きを体感していただくことで迅速で正確な判断につながることを目的にしていますが、合わせて2019年5月にオープンしますPhilips Co-Creation Centerでも活用を予定しています。
また両社はこれからも、医療分野におけるワークフロー課題解決のために有意義なソリューションの開発に向けて、ともに検討を続けてまいります。
記
目的
・大型医療機器の導入における以下課題の解決
-配置対象空間への機器配置後のイメージの共有。
-配置対象空間のスペースの十分な確保。
-配置対象空間に対して機器配置後の周囲の動線の十分な確保。
機能概要
・配置対象空間に対して、各機器をホログラムで表示し、任意の場所への配置/再配置が可能。
・各機器をホログラムで実寸表示することで、実際の機器の配置イメージが確認可能。
・各機器の可動部分の動作をアニメーションで表示することにより、可動範囲も含めて十分な配置スペース/動線の確認が可能。
対象機種
・X線血管撮影装置
[画像1: https://prtimes.jp/i/19698/46/resize/d19698-46-448967-0.jpg ]
・血管撮影装置「Philips Azurion Biplane」
[画像2: https://prtimes.jp/i/19698/46/resize/d19698-46-657079-1.jpg ]
フィリップスについて:
1891年オランダで創業し、ビジネスモデル変革と長い歴史の中で培った技術と知見を生かしながら、健康な生活、予防、診断、治療、ホームケアという「一連のヘルスケアプロセス」においてイノベーションを実現してきたヘルスケア・カンパニーです。フィリップス・ジャパン(旧フィリップスエレクトロニクスジャパン)は、超高齢者社会を迎える日本の健康と医療の問題に貢献したいと、2017年10月1日より社名を変更し、ヘルステックカンパニーとして、ヘルスケア分野の変革に取り組んでいます。今後、「病院」というプロフェッショナルな分野におけるフィリップスの先進医療機器と、パーソナルヘルスと呼ばれるオーラルヘルスケア(電動歯ブラシ)、AED、在宅呼吸器などがクラウド上で繋がり、デジタルプラットフォーム上でビッグデータが解析されることで、総合的な医療、リアルタイム分析、付加価値サービスが可能になります。これにより、人々の健康な生活、予防、診断、治療、ホームケアという「一連のヘルスケアプロセス」において、革新的な医療ソリューションを提供し、医療従事者の皆様、患者様だけでなく、すべての人々の健康な生活への貢献を目指しています。(https://www.philips.co.jp/)
ロイヤル フィリップスについて:
ロイヤル フィリップス(NYSE:PHG, AEX:PHI)は、人びとの健康の向上にテクノロジーで貢献するヘルステック分野のリーディングカンパニーです。健康な生活、予防、診断、治療、ホームケアという一連のヘルスケアプロセスを通じて、先進的なテクノロジーと、医療従事者および消費者のインサイトを基に、人びとの健康を改善し良好な結果をもたらすための包括的なソリューションを提供しています。主な事業領域は、画像診断、画像誘導治療、生体情報モニタ、ヘルスインフォマティックスのみならず、 パーソナルヘルスや在宅医療まで、さまざまな領域に渡ります。フィリップス ヘルステック事業の2016年の売上高は174億ユーロ、オランダを拠点に全世界に71,000人の従業員を擁し、世界100ヵ国以上でビジネスを展開しています。フィリップスに関するニュースはこちらからご覧ください。(http://www.philips.com/newscenter/)
富士ソフトについて:
https://www.fsi.co.jp/
今回のフィリップス・ジャパン様におけるARを活用したヘルステック・ソリューションの発表を心より歓迎いたします。
弊社はICTのプロ集団として、組み込み系ソフトウェア、業務系システムの構築を行っています。昨今は、AIS-CRM戦略(AI/IoT/Security/Cloud/Robot/Mobile&AutoMotive)として、新技術を活かした付加価値の高いSIサービスの提供に取り組んでいます。
この度のフィリップス・ジャパン様との協業では、弊社の技術と実績を活かし、HoloLensを活用したARアプリへの取り組みを進め、 ヘルスケアの未来に向けた新しい価値創造に貢献してまいります。
富士ソフト株式会社 代表取締役 社長執行役員 坂下 智保
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