LITALICOワークス、2017年度「障害者就労支援実績」発表
PR TIMES / 2018年5月9日 17時1分
一法人として全国最多、年間1,160名が就職/事業開始以降の累計就職者数は6,000名を超え、6,032名に
「障害のない社会をつくる」というビジョンの下、障害者向け就労支援事業や子どもの可能性を拡げる教育事業を全国展開する株式会社LITALICO(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:長谷川敦弥、証券コード:6187)が運営する障害者のための就労移行支援事業所「LITALICOワークス」は、2017年度(2017年4月~2018年3月)の就労支援実績をまとめましたのでお知らせいたします。LITALICOワークスを利用した方の2017年度の就職者数は1,160名となり、前年度の940名を200名以上、上回りました。就職後6ヶ月間の定着率は86.1%(前年度比-1.4ポイント)、就職から1年後の定着率は76.1%(前年度比-1.2ポイント)と前年度を若干下回りましたが、より長期定着となる就職から2年後の定着率は64.1%(前年度比+2.2ポイント)と向上しました。
■ LITALICOワークスについて
当社は、精神障害(統合失調症やうつ病など)・発達障害(アスペルガーやADHDなど)・身体障害・知的障害・難病の方を対象に、就労移行支援事業所「LITALICOワークス」を展開しています。就労移行支援事業所とは、障害者総合支援法において定められた福祉サービス事業のひとつです。一般企業等への就労を目指す障害のある方に対し、就労に必要な知識や能力の向上を図る訓練のほか、履歴書作成や面接など、就職活動対策を行います。就職までの支援だけでなく、就職後も、定期的な面談や就職先へのアドバイスなど、企業側とも連携した定着支援を実施しています。
■ 2017年度就労者データ
[画像1: https://prtimes.jp/i/25994/46/resize/d25994-46-292658-0.jpg ]
■ 事業開始以降の累計就職者は6,000名超に
LITALICOワークスが事業を開始した2008年の法定雇用率は1.8%。精神障害のある方を雇用することに理解のある企業は少なく、民間企業で働く精神障害のある方は5,997人※1でした。2013年に、今年4月からの精神障害者雇用義務化が発表され、法定雇用率も2.2%に引き上げられることも決まり、徐々に精神障害者雇用に前向きな企業も増え、理解が促進されつつあります。2017年には働く精神障害のある方は2008年の10倍近い50,047.5人※2に増加しました。
こうした流れの中、LITALICOワークスでは事業開始から2017年度までに累計6,032名の障害のある方々が就職しました。開始した年は数十名の方にしか届けられなかったサービスが、2017年度には全国66拠点、年間約2,000名の方々にご利用いただき、1年間で1,000名を超える方々が就職するサービスに拡大しています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/25994/46/resize/d25994-46-166200-2.jpg ]
■ 2018年度のLITALICOワークスの取り組みについて
障害者の雇用が促進される一方、就職後の定着状況は障害種別に見ると大きな差があります。2017年4月に障害者職業総合センターが発表した調査研究によると、精神障害のある方の1年後の定着状況は49.3%と、半数に満たないことが分かりました。精神障害のある方の就労が法的に後押しされるなか、定着への課題視もあり、この4月に厚生労働省は就労支援施設を経由して一般企業に就職した方の就職6ヶ月後から最大3年間にわたり、定着をサポートする福祉サービス「就労定着支援」を新設し、定着支援の強化を図っています。
[画像3: https://prtimes.jp/i/25994/46/resize/d25994-46-902038-1.jpg ]
LITALICOワークスではこれまでも就職者・就職先企業双方に対する定着支援に注力してきましたが、今後は上記サービスも活用し、より個々のニーズに沿った定着支援に力を入れていく予定です。利用者の方が満足する就労先のマッチングを図るとともに、就職後のサポートとして企業への訪問や個別の面談のほか、就職後も継続するコミュニティ形成などに一層注力し、2018年度も多くの方々へサービスを届けてまいります。
※1厚生労働省「公的機関、民間企業の障害者雇用は着実に進展(平成20年6月1日現在の障害者の雇用状況について)」
※2厚生労働省「平成29年障害者雇用状況の集計結果」
【LITALICOについて】
LITALICOは、「障害のない社会をつくる」をビジョンに掲げ、就労支援サービス「LITALICOワークス」、ソーシャルスキル&学習教室「LITALICOジュニア」、IT×ものづくり教室「LITALICOワンダー」を展開、障害のある方を中心に幼児期の教育から就労支援までのワンストップサービスを提供しています。また、子育て情報メディア「Conobie」や発達障害のある子どもの家族のためのポータルサイト「LITALICO発達ナビ」など、インターネットを通した情報発信に関する事業も行っています。2016年3月に東証マザーズに上場、2017年3月に東証一部に市場変更しました。詳細はhttp://litalico.co.jp/ をご覧ください。
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