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AIチャットボット「Bebot」、ウィーン国際空港エリアにて新機能「混雑平準化」をリリース

PR TIMES / 2020年9月17日 9時15分

~ コロナ対策の一環として、混雑可視化、混雑平準化の取組みを欧州から開始 ~

株式会社ビースポーク(本社:東京都渋谷区、代表取締役:綱川 明美)は、2020年9月15日より、訪日外国人向け AI(人工知能)チャットコンシェルジュ「Bebot」のサービス提供を「AirportCity Vienna」(所在地:ウィーン国際空港、代表取締役社長 JULIAN JAGER; GUNTHER OFNER)にて開始しました。スマートフォンを通じて、空港や周辺エリアを利用する旅行者の質問やリクエスト対応のリアルタイム化だけでなく、コロナ対策の一環として、混雑状況に応じた交通手段や施設案内情報を提供します。



[画像1: https://prtimes.jp/i/18663/47/resize/d18663-47-135529-0.jpg ]

写真:現地でのリリースイベントにて(左)ウィーン国際空港代表取締役 JULIAN JÄGER(右)ウィーン国際空港 代表取締役GÜNTHER OFNER(中)ビースポーク代表取締役 綱川明美

1. 提供に至った背景
新型コロナウイルスの世界的な流行に伴い、感染拡大防止・感染予防への取組みが喫緊の課題である昨今、
AirportCity Viennaでは以下の課題を抱えていました。

渡航規制等による度重なるルール変更への迅速な対応
頻繁なルール変更に基づいたWEBサイトの更新作業
混雑状況の可視化と、それに基づいたソーシャルディスタンスの確保
不特定多数の空港利用者に、多言語でリアルタイムに情報を周知すること

今回、Bebotが保有する「混雑緩和」機能(*1)を転用することで、AirportCity Viennaの感染症対策への取組みをサポートすることに至りました。

2. 提供サービス概要
提供開始日:2020年9月15日(火)
提供先:AirportCity Vienna
対応言語:英語・ドイツ語
利用者:ウィーン国際空港を含むAirportCity Viennaを利用する旅行者及び住民
利用方法: 
(1)ウェブサイトからアクセス(https://www.airport-city.at/en
(2)空港Wi-Fi接続時に自動でチャットページへリダイレクト

3. 期待される主な効果
以下3つのポイントで、AirportCity Viennaのニューノーマル対応をサポートします。

(1)人材配置最適化・コスト効率化
頻繁に更新される情報やルール(例:PCR検査について等)に関する問合せに対応するための人的負荷を、
Bebotにて軽減。
(2)混雑状況可視化によるソーシャルディスタンスの確保
以下のデータを分析し、スポット毎の混雑状況を可視化することで、混雑緩和に貢献。
 ア:スポット別アクセス数(ヒートマップ)
 イ:利用者からの問合せ内容
 ウ:「深掘りアンケート」機能(*2)によるアンケートへの回答内容
(3)人々の流動促進
Bebotの保有する「混雑緩和」機能(*1)をAirportCity Viennaで応用。コロナの影響で利用者が減少したスポットなどの安全性と魅力をアピールし、混雑地点からの移動を促進。

*1「混雑緩和」機能詳細
会話ロジックを工夫することにより、利用者に対し、混雑していないスポットをお勧めすることで、混雑しているスポットからの移動を促す機能。観光庁の「日本版持続可能な観光ガイドライン」にも掲載されました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/18663/47/resize/d18663-47-727189-1.png ]

図:混雑緩和のイメージ

「日本版持続可能な観光ガイドライン」
https://www.mlit.go.jp/kankocho/topics08_000148.html
掲載資料「付録6 持続可能な観光の実現に向けた先進事例集」(P.16 #30 参照)
https://www.mlit.go.jp/kankocho/content/001350850.pdf

*2「深掘りアンケート」機能詳細
各スポットや交通機関の時間帯別混雑状況などのデータを抽出し可視化すべく、利用者の潜在的思考やインサイトをより深く引き出すために開発されました。この機能で得られたデータを基に、混雑している場所から別の観光地やスポットに送客・誘客することで混雑状況の平準化を行います。これにより、満員電車や観光施設で発生し得る混雑を緩和するだけでなく、コロナで利用者が減少してしまったスポットへの送客にも貢献します。


[画像3: https://prtimes.jp/i/18663/47/resize/d18663-47-957191-3.png ]

図:「深掘りアンケート」を通じたアンケート画面のイメージ

[画像4: https://prtimes.jp/i/18663/47/resize/d18663-47-359110-4.png ]

図:AirportCity ViennaでのBebot利用画面

9月15日からのサービス提供にて得られたデータを基に、更にブラッシュアップさせ、ウィズコロナの生活様式を支える高付加価値なサービスとしてより多くの場所に提供していくことを目指します。今後もビースポークは、ステークホルダー各位の安全と健康を第一に考え、コロナウイルスの感染拡大防止と感染予防に尽力しながら事業を継続させ、社会貢献に努めてまいります。

■株式会社ビースポークについて
世界15カ国からトップクラスの開発者を採用し、独自開発した人工知能(自然言語処理)を搭載したチャットボット「Bebot」を国内外で展開中。Bebotは「持続可能な観光を実現するためのソリューション」として(1)疫病・災害を含む緊急時の多言語対応の自動化(2)観光案内(施設案内、交通案内を含む)に特化したチャットボットです。台風・地震などの災害を含む緊急時に発生する外国語の質問やリクエストに対し、政府や自治体に代わりリアルタイムで多言語対応を行なっています。2020年からは新型コロナウイルス に特化したチャットボットも国内外の政府向けに提供中。2020年現在、1日の利用者は約4万人。

■「Bebot」導入実績
・成田国際空港 仙台国際空港 タンパ国際空港(フロリダ)
・東京ステーションシティ(JR東日本 東京駅)
・三重県
・ホテルニューオータニ 東京ステーションホテル ほか多数

■会社概要
商号 : 株式会社ビースポーク
代表者 : 代表取締役 綱川 明美
所在地 : 東京都渋谷区
設立   : 2015年10月
事業内容 :観光・災害対応 AIソリューション「Bebot」の開発・運用
会社URL : https://www.be-spoke.io/jp/

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