西友と認定NPO法人フローレンスが障害児保育と赤ちゃん縁組事業を協働推進
PR TIMES / 2018年12月6日 13時40分
西友「2018年度社会貢献活動助成プログラム」の助成先に選定いただきました
企業とNPOが協働して社会課題の解決を目指すコレクティブ・インパクトの取り組みとして、このたび、合同会社西友(以下西友)の「2018年度社会貢献活動助成プログラム」において、認定NPO法人フローレンスを助成先に選定いただきましたのでお知らせいたします。
11月1日に新規開園した「障害児保育園ヘレン中村橋(練馬区)」への福祉送迎車両1台提供
「赤ちゃん縁組事業」相談員スタッフ人件費、にんしん・養子縁組相談カード制作費支援
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「社会貢献活動助成プログラム」は、西友の親会社であるウォルマート・インクがグローバルで展開している社会貢献活動の方針に沿って、「機会創出(Opportunity)」「環境(Sustainability)」「地域社会(Community)」の3つの分野で、社会的な課題の解決に向けて活動を行っている団体に対して、西友が助成金を拠出するものです。
西友は地域の子ども達とその家族への「機会創出(Opportunity)」の取り組みの一環として、2011年度から2018年度の8年間にわたり、フローレンスの「訪問型病児保育」や「障害児保育」「赤ちゃん縁組事業」の取り組みを力強くご支援下さっています。
親子をとりまく社会課題は複雑化・多様化しており、より迅速かつ社会的インパクトの大きな解決に向けては、NPO一団体では難しい面があります。
資金面だけではなく、西友レジ募金のように全国店舗を持つ強みを活かして社会に課題解決を呼びかける手法や、企業名が「相談カード」に入ることで被支援者に与える心理的安心感の提供は、決して私たちだけでなし得ることができないソリューションです。
今後も、フローレンスは西友をはじめ、多くの支援者、関係者と協働し「みんなで子どもたちを抱きしめ、子育てとともに何でも挑戦でき、いろんな家族の笑顔があふれる社会」の実現を目指します。
西友とフローレンスの協働について
<被災地協働支援>
・2011年12月8日…放射能の影響で、外で遊べない子ども達のための屋内公園「ふくしまインドアパーク」をザ・モール郡山にてオープン
[画像4: https://prtimes.jp/i/28029/47/resize/d28029-47-832190-3.jpg ]
<ひとり親への病児保育サービス提供を支援>
・2012年1月…ひとり親50世帯に病児保育サービス(2年間)を提供
・2012年7月~現在…店頭レジ募金による「ひとり親支援」スタート
・2013年7月…埼玉県川口市(南部)に病児保育サービス展開開始に伴う支援
[画像5: https://prtimes.jp/i/28029/47/resize/d28029-47-270891-4.jpg ]
<障害児保育園ヘレン支援>
・2014年9月…東京都杉並区に「障害児保育園ヘレン荻窪」を開園
・2016年…「障害児保育園ヘレン」への福祉送迎車両3台(荻窪・すがも・経堂)購入
・2017年10月…「障害児保育園ヘレン初台」開園に伴う福祉および医療備品の購入
・2018年11月…「障害児保育園ヘレン中村橋」への福祉送迎車両1台購入
[画像6: https://prtimes.jp/i/28029/47/resize/d28029-47-410110-5.jpg ]
<障害児訪問保育アニー支援>
・2015年…「障害児訪問保育アニー」立ち上げ
・2017年…「障害児訪問保育アニー」職員育成費用
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<フローレンスの赤ちゃん縁組事業>
・2017年…「妊娠相談及び特別養子縁組」の支援活動費用
・2018年…「にんしん・養子縁組相談カード」制作、相談員育成費用
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「障害児保育園ヘレン」について
経管栄養や酸素吸入など医療的ケアが必要な子どもたちや重症心身障害児を長時間預かることができる日本初の保育園です。
障害児の預け先か極端に不足している「障害児保育問題」を解決するために、貴社の助成を受け、2014年に日本で初めて開園しました。しかし、ヘレンを通じてケアできる保護者の数は限られており、精神的・肉体的負担を抱えている家族はまだまだ多く存在します。
2017年度、東京23区の障害福祉課への障害児数調査を行ったところ、23区内に自治体が把握しているだけでも468名の障害児が存在し、既存の認可保育園には通えない状況である事が分かりました。
今後も障害児が保育園に通えない『障害児保育問題』の解決に向け、ヘレン事業を拡大して参ります。
2018年度は11月に練馬区から公募事業の指定を受けて、障害児保育園ヘレン中村橋を6園目として開設しました。
[画像9: https://prtimes.jp/i/28029/47/resize/d28029-47-445161-8.jpg ]
「フローレンスの赤ちゃん縁組事業」について
日本国内では現在年間50人の子どもが虐待死しており、その半数が0歳児です。0歳児の虐待死は年間23人にのぼり、2週間に1人、0歳児が亡くなっています。(厚生労働省調査より)
0歳児の虐待死のうち、最も多いのが「出生直後」の死亡です。その背景にあるのが望まない妊娠。若年層の妊娠のほか、性犯罪の被害、貧困で産んでも育てられない等、さまざまな事情を抱える妊婦が、中絶できる期間(妊娠22週)を過ぎて気付き、自宅などで出産し、赤ちゃんを殺してしまう事件が後を絶ちません。
フローレンスでは生後間もない赤ちゃんの虐待死をなくすことを目的に、2016年4月から、この特別養子縁組を支援する活動を開始しました。
妊娠期からの相談に乗り、必要な場合には、特別養子縁組の支援することで、出生直後の赤ちゃんの虐待死をなくし、子どもが温かい家庭で育っていけるように支援しています。
[画像10: https://prtimes.jp/i/28029/47/resize/d28029-47-990157-9.png ]
認定NPO法人フローレンス
https://florence.or.jp/
合同会社西友
https://www.walmartjapanseiyu.com/
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