AUROLAB社との共同開発に向けた契約書の締結のお知らせ
PR TIMES / 2023年12月11日 0時40分
窪田製薬ホールディングス株式会社(本社:東京都港区、以下「当社」)は、当社の100%子会社のクボタビジョン・インク(本社:米国ワシントン州)が開発する遠隔眼科医療用網膜モニタリング機器 eyeMO(Patient Based Ophthalmology Suite)において、AUROLAB社(本社:マドゥライ、インド、以下「AUROLAB 社」)と基本合意書を締結したことをお知らせいたします。
本合意書により、AUROLAB社がインド、パキスタン、アフガニスタン、バングラデシュ、ブータン、モルディブ、ネパール、スリランカの中核市場と、中東、アジア、アフリカの未開拓市場の一部で、より低価格化したeyeMOの商業化に向け、当社より製品開発・製造・販売に関するライセンスを独占的に取得することで合意に至りました。
[画像: https://prtimes.jp/i/35167/47/resize/d35167-47-8f46d71897f22b9297fb-0.png ]
AUROLAB社は、主に眼内レンズ、手術用縫合糸、医薬品、手術用ブレード、機器など、高品質の眼科に特化した医療製品を幅広く製造しています。また、AUROLAB社は、世界で最も権威のある眼科病院の1つであるアラビンド眼科病院(AECS)の製造施設として貢献しています。AECSは、南インドに14施設の眼科病院、6箇 所の外来眼科検査センター、108箇所の初期眼科医療施設を保有しています。年間450万件以上の手術や治療を行っており、年間手術件数は世界でもトップクラスと言われています。AECS は、1976年にゴビンダッパ・ヴェンカタスワミ博士によって、不必要な失明をなくすことを使命として設立され、その質の高いケアと革新的なビジネスモデルで知られており、低所得者に無料または低料金で治療を提供しています。眼科検査、手術、リハビリテーション・サービスなど、幅広いサービスを提供しています。
本件について、当社の代表取締役会長、社長兼最高経営責任者の窪田博士は次のようにコメントしています。
「年間45万件の眼科手術を行っている世界最大の眼科病院であるAravind病院グループの傘下で、世界160ヵ国以上に眼科医療機器を販売しているAUROLAB社と提携することで、eyeMOを必要としている世界中の皆様に届けるという当社の目標に沿った形で製品化と商業化を加速化できることを大変嬉しく思っています。eyeMOを市場に普及させる上で、更なる低価格化は重要なポイントだと考えています。在宅で患者自身が網膜の異常を察知することができるようにすること、またOCTが身近にない国や地域の方々に、1日も早く提供ができるようビジネス開発を進めてまいります。」
本件について、AUROLAB社の代表取締役のR.D.スリラム氏は次のようにコメントしています。
「我々は、窪田製薬グループと協力し、医療にアクセスできないような発展途上地域でも使用可能なポータブル OCTの開発に携われることを大変嬉しく思います。」 “We are happy to align with Kubota Vision in making the portable OCT a much-needed device for low-resource settings, especially when patients’ access to eye clinics is challenging.”
なお、本契約に伴い、AUROLAB社において商品化され販売がされた場合、当社に売上の一部が入る見込みですが、将来的な話であり、当社業績への影響も大きくないと考えております。また、2023年12月期連結業績予測の開示については、明確な見通しの経った時点で開示を予定しております。
eyeMO(R)とは
高齢化が進む中で、今後はインターネットの普及に伴って遠隔医療分野が充実することが見込まれます。重度 の網膜疾患においては、薬剤を1ヶ月あるいは2ヶ月ごとに繰り返し眼内注射で投与することが多く、最適なタイミ ングでの治療の実現が課題になっています。当社では、ウェット型加齢黄斑変性や糖尿病黄斑浮腫等の網膜疾患の患 者が、在宅あるいは遠隔で網膜の状態を測定する超小型モバイル OCT の開発をしています。現在は、米国食品医薬 品局(FDA)未承認の治験用医療機器として臨床試験を実施しております。インターネットを介して、網膜の構造の 変化といった病状の経過を、医師が遠隔で診断できるシステムを確立することにより、個々の患者に最適な眼科治療 の実現を目指します。
窪田製薬ホールディングス株式会社について
当社は、世界中で眼疾患に悩む皆さまの視力維持と回復に貢献することを目的に、イノベーションをさまざまな 医薬品・医療機器の開発及び実用化に繋げる眼科医療ソリューション・カンパニーです。当社 100%子会社のク ボタビジョン・インク(米国)が研究開発の拠点となり、革新的な治療薬・医療技術の探索及び開発に取り組ん でいます。現在は、ウェアラブル近視デバイス「クボタメガネ」および、在宅・遠隔医療分野(モバイルヘルス) における医療モニタリングデバイス「eyeMO」などの医療機器開発に注力しております。 (ホームページアドレス:https://www.kubotaholdings.co.jp)
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