<中央区タワーマンション価格上昇率ランキング>全体平均上昇率はマイナスも、上位10マンションは価格上昇!
PR TIMES / 2018年5月4日 15時1分
株式会社マンションマーケットは、運営するマンション相場情報サイト「マンションマーケット(※1)」のデータ用いて、中央区にあるタワーマンションの平均平米単価を算出。2017年1月と2018年1月の価格を比較し、上昇率が高い順にランキングを作成しました。
現在、日本全体のマンション価格は上がっていますが、もちろん全物件が上昇しているわけではありません。特に、タワーマンションがたくさん建築されている東京都中央区では、上昇しているマンションもあれば下落しているマンションもあります。
そこで、今回マンションサプリ(※2)では、中央区内のマンション価格(平米単価)が、2017年1月~2018年1月の1年間でどのくらい変動したかを調べました。それを基に、中央区のタワーマンション相場を見ていきましょう。
※調査概要
対象マンションは、相場情報サイト「マンションマーケット」に掲載されている分譲マンション、かつ、階数20階以上のマンション
地上20階以上のマンションをタワーマンションとする
2017年1月と2018年1月の月間平均平米単価を比較して上昇率を算出
データは2018年2月14日時点
■調査結果
[画像1: https://prtimes.jp/i/14183/48/resize/d14183-48-765525-0.jpg ]
中央区のタワーマンションでは、最も上昇しているマンションで16.89%、最も下落しているマンションで-10.97%です。前提として、マンションは経年劣化していくものなので、築年数が経過するほど価格は下落します。2017年1月と2018年1月で築年数が1年経過しているので、マンション価格は下がることが普通であり、上昇する方が例外なのです。
◆データで見るタワーマンション
まず、タワーマンションをデータで見てみましょう。(※a)
なお、ここでいう「タワーマンション」とは、地上20階建て以上のマンションを指します。
全国で建築および計画されているタワーマンションは285棟の10.6万戸
首都圏では186棟の8.1万戸、全国シェアは76.1%
そのうち東京23区は124棟の5.5万戸、戸数でいうと全国の半分以上の数字
2017年以降のタワーマンション建築は中央区18棟、14,675戸で1位
タワーマンションの建築は2008年のリーマンショックを皮切りに一時的に落ち込んだものの、景気の上振れによって2012年以降は増加に転じました。特にタワーマンションは23区に集中しており、特に湾岸エリアの中央区で2017年以降も全国で1位の供給量という点を覚えておきましょう。
(※a)出典:不動産経済研究所
◆マンション価格はどうなっているの?
さて、次に全国的なマンション価格の推移と契約率を見ていきましょう。(※b)
[画像2: https://prtimes.jp/i/14183/48/resize/d14183-48-531354-1.jpg ]
上記のように、マンション価格は2000年代前半から右肩上がりで、2017年には過去25年間で最高額となっています。中古マンション価格もこれに準ずるので、2018年時点のマンション価格は非常に高水準と言えるでしょう。
一方、新築マンションが販売初月でどのくらいの割合契約したかという「契約率」について見てみましょう。契約率の好不調は70%と言われており、2017年は70%を下回っています。ちなみに2016年も68.8%だったので、2年連続で70%を下回ったのはリーマンショック以来です。つまり、マンション価格は高まっているものの、消費者の購入意欲は若干下落傾向にあるということです。
(※b)出典:不動産経済研究所
◆中央区のタワーマンション相場は?
さて、タワーマンション相場は今後どうなるのでしょうか。中央区のタワーマンションの2018年1月平均単価は859,677円(平米単価)でしたが、2017年1月平均単価は¥865,749です。つまり、中央区全体的には、1年間で約0.7%下落しているということになります。
そして、前項で解説したポイントは以下の点です。
タワーマンションの供給量は上昇傾向
中央区のタワーマンションは2017年以降で全国1位
契約率が低下しており購買意欲は高くない
上記1.2より、今後中央区のタワーマンションの供給量はさらに増えると予想されます。供給が増えれば、需給バンス的に価格は下落する可能性があります。そして、全体的な契約率は落ち込んでいる今、タワーマンションを購入するターゲットは少なくなると予想されます。さらに、2017年と2018年を比較すると、中央区のタワーマンション価格は上昇しているわけではありません。
つまり、今後中央区では供給が多くなるものの、購入意欲とターゲット数が追い付かずに、さらに下落する可能性があるということです。そのため、売るなら「今」、買うなら「少し待つ」のが得策と言えるかもしれません。
※本調査結果はマンションサプリでもご覧いただけます。
「上昇率から見る中央区のタワーマンションの相場とは?」
https://mansion-market.com/sapuri/chuo_tower_mansion_kakaku/
(※1)マンション相場情報サイト「マンションマーケット」:https://mansion-market.com/
全国約11万棟以上のマンションの相場価格(資産価値)や、過去の価格推移、賃料相場などを公開しています。
(※2)「マンションサプリ」:http://mansion-market.com/sapuri/
相場や市場動向などの専門性の高いものから、これからマンションを購入しようとしている方にもわかりやすい知識系まで、様々な内容の記事を掲載。マンションにまつわる、知っておくと便利な情報、知りたい情報等をあらゆる角度から総合的に配信しています。
■株式会社マンションマーケットとは?
「ライフステージに合わせ、自由に住まいを選べる社会」の実現を目指し、「不動産の情報を整理し、最適なカタチで届ける」と「多様な不動産取引サービスを増やす」ことをミッションとし、不動産サービスを提供しています。
運営サイト(https://mansion-market.com/)では、全国の11万棟以上のマンションの相場情報(資産価値)や、過去の価格推移、賃料相場などを公開しています。またサイトの運営と同時に、中古マンションの売買仲介も行っており、経験豊富なコンサルタントが仲介のサポートをします。
■法人概要
法 人:株式会社マンションマーケット
設 立:2014年5月
代 表:吉田 紘祐(代表取締役)
代表電話:03-6264-3650
会社URL:https://corp.mansion-market.com/
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