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ねずみの害が最も少ない都道府県は「青森県」!一番多いのは意外にもあの県でした!

PR TIMES / 2017年11月9日 16時1分

 日本最大級のライフサービスプラットフォームを展開するシェアリングテクノロジー株式会社(本社:名古屋市中区、代表取締役CEO:引字 圭祐、証券コード:3989、以下:当社)は、2017年10月、当社に寄せられた全国のねずみ被害に関するデータ約3,700件をもとに実態調査を行いました。



[画像1: https://prtimes.jp/i/15832/48/resize/d15832-48-157008-0.jpg ]


 当社は「ねずみ駆除」の利用シェアNo1(楽天リサーチ調べ)を獲得しており、日本で最大規模のねずみ被害のデータを保有しております。
 下記より本調査の結果をお知らせいたします。

 近年、東京都をはじめとする大都市圏で急増するねずみ被害が話題になることから、「ねずみは大都市にいる」というイメージも強いかもしれません。しかし今回の調査では、そうしたイメージとは異なるねずみ被害の実態が見られました。

■ねずみ駆除の相談件数が多い・少ない都道府県
 まず、当社に寄せられたねずみ駆除に関する相談から、都道府県ごとに「10万世帯あたりの相談件数」を算出し、これを「ねずみ被害指数」としてランキング形式にしたのが下表です。
[画像2: https://prtimes.jp/i/15832/48/resize/d15832-48-386287-3.jpg ]

       (データ出典:当社相談事例データ3,727件と平成27年「国勢調査」における世帯数を基に算出)

 ねずみ被害指数が最も高い都道府県は、「山梨県(16.67)」で、2位の「岐阜県」と6ポイント以上も差をつける結果となりました。2位以下は僅差ですが「岐阜県(10.37)」「愛媛県(10.15)」「東京都(9.98)」「長野県(9.81)」と、東京都を除く地方都市が上位を占める結果となりました。

■ねずみ被害が多い地域に共通することとは?
 ねずみ被害指数が高い山梨県に着目すると、海に面する部分がない内陸県です。相談事例は中心地である甲府市に続き、高原地帯である北杜市の件数が多くなっています。岐阜県や長野県も内陸県であり、岐阜県は岐阜市・大垣市のほかに多治見市、長野県は松本市・上田市・伊那市・飯田市の相談件数が比較的多くなっています。

 これらの傾向から、「市街地と山林が同じ市内に隣り合う自治体」のねずみ被害指数が高いことが挙げられます。とくに盆地や谷部分に位置する甲府市・多治見市・松本市・上田市などはこの傾向が強いといえるでしょう。また盆地特有の「最低・最高気温の差が大きい」という気候も、ねずみが暖かい家屋に住み着く一因となっているようです。
 「愛媛県」は瀬戸内海や豊後水道などに面した県なので内陸部ではありません。しかし松山市に続いて相談件数の多い宇和島市はリアス式海岸を持つ地域で、市街地と山林の距離が近くなっています。このことから先ほど挙げた各市と同じ特徴を持っており、ねずみ発生と市街地・山林の距離の関係に因果関係を見ることができます。

 一方で、ねずみ被害指数の低い都道府県としては、本州で2つの海に接する青森県・山口県・兵庫県がすべて4位までに入っていることが大きな特徴です。また島根県を含め、いずれも日本海に接する県です。このことから、冬の寒さが厳しい日本海側ではねずみの被害が少ない傾向が見られました。
 ねずみには「暑さに強く寒さに弱い」という特徴があり、とくに山林からねずみが市街地に下りてきやすく、寒暖差の大きい盆地では家のなかにねずみが逃げ込みやすいといえるのではないでしょうか。

■報告されているねずみ被害
 次に、場所別のねずみ被害についてのデータです。
[画像3: https://prtimes.jp/i/15832/48/resize/d15832-48-147206-1.jpg ]

                            (当社相談事例より抽出した2,781件を対象に集計)

 ねずみ被害の発生場所は「天井や屋根裏」が最も多く、続いて「台所や厨房」で見かけるケースが多い結果でした。また、ねずみ被害が深刻化した「家全体」で発生しているケースも相当数が確認できます。

 次に、戸建住宅と集合住宅の相談事例から「天井裏など物音に気付いたケース」「フンなど、被害が確認されたケース」を比較しました。
[画像4: https://prtimes.jp/i/15832/48/resize/d15832-48-102352-2.jpg ]

                            (当社相談事例より抽出した197件を対象に集計)

 戸建て住宅の場合、天井裏の物音などに気が付きねずみ駆除の相談をされるケースが多いです。一方、集合住宅の場合は実際に被害にあってから相談することが多いことがわかります。
 これは建物構造の違いで、ねずみ被害の前兆である物音に気付けるかどうかで別れると考えられ、鉄筋コンクリート造りや防音性の高い集合住宅ではねずみ被害が深刻化するまで発見が遅れる傾向が読み取れます。

■ねずみ駆除の方法
 ねずみ駆除を行うためには、ポイントをしっかり押さえることが重要になります。ここでは家庭で行える駆除方法についてご紹介します。

・ねずみの通り道を知る
 ねずみの通り道を確認して、その場所に対して対策を行うのが効果を出すために重要となります。ねずみは体の表面に汚れが付いていることが多く、侵入口には「ラットサイン」と呼ばれる、黒い汚れが付着していることがあります。またフンや足跡、かじった跡なども重要な手がかりです。
 こうした通り道は新たなねずみの侵入をも許すことになるため、金属のたわしやパテなどでふさいでおくことが大切です。

・あせらず、長期的に駆除する
 ねずみは神経質であるといわれており、殺鼠剤を混ぜた毒エサや粘着シートなどを仕掛けてもすぐには効果を発揮しません。効果的に駆除を行うためには、長期的な観点を持つことが大切です。
警戒心を解くため、まずは普通のエサを置く、粘着面を出さないなど、「自分たちにとって無害なもの」と認識させると効果が出やすいとされています。
 また、ねずみには食料を巣に持ち帰ってためておく性質があります。仕掛けた毒エサが無くなっても効果を発揮するためには時間がかかることも考えられます。


・ねずみが住みにくい環境を作る
 ねずみは住みやすい環境であれば繁殖しやすく、数を増やしていきます。そのためねずみにとって住みにくい環境を作ることが、ねずみ被害の防止につながるでしょう。
 そのためにはねずみのエサとなる生ゴミや食品を確実にしまう、巣の材料となるものも確実に処分するといった取り組みが大切になります。また、ねずみの嫌うハーブのにおいを利用するのもひとつの手です。

 これらねずみ対策は長期的に取り組む必要がありますが、「そのうち出ていくだろう」と放置してしまうと被害も大きくなりがちです。現在ねずみの害を受けていない方も、ねずみを家に侵入させないこと、ねずみにとって住みにくい環境を作ることが大切です。


 本調査のより詳しい内容は下記よりご確認ください。
▼ねずみの害が最も少ない都道府県は「青森県」!一番多かったのは意外なあの県
https://www.seikatsu110.jp/animal/am_mouse/17193/

【生活110番辞典】ではこのほかにも、ねずみ対策に関するコラム(https://www.seikatsu110.jp/animal/am_mouse/)を多数掲載しています。あわせてそちらもぜひご参照ください。
▼【生活110番辞典】
https://www.seikatsu110.jp/all/
▼【生活110番辞典】ねずみ関するコラム
https://www.seikatsu110.jp/animal/am_mouse/


■会社概要
会社名 :シェアリングテクノロジー株式会社
所在地 :〒460-0002 愛知県名古屋市中区丸の内3-23-20 HF桜通ビルディング2F
代表取締役CEO :引字 圭祐(ひきじ けいすけ)
設 立 :2006年11月24日
資本金 :5億7,007万円(払込資本11億515万)

■~生活110番~
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