第1弾として、深澤直人氏デザインの空気清浄機を中国で発売
PR TIMES / 2019年3月7日 11時40分
「Hitachi meets design PROJECT」本格始動、デザインフィロソフィは「Less but Seductive」
日立アプライアンス株式会社(取締役社長:徳永 俊昭)は、「毎日の暮らしを彩るデザイン価値の創造」を掲げ「Hitachi meets design PROJECT」を発足、デザイン改革を本格的に始動します。
本プロジェクトのデザインフィロソフィである「Less but Seductive(一見控えめなれど、人を魅了するモノのありよう)」は、日々の生活に根ざした実用性と美しさの統合をめざします。
このたび、本プロジェクトに共鳴する著名デザイナーとのコラボレーション第1弾として、日本を代表する世界的なデザイナーの深澤直人氏がデザインした空気清浄機を 3月より中国で発売、また東南アジア・中東でも順次発売します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/27680/48/resize/d27680-48-569099-9.jpg ]
■「Hitachi meets design PROJECT」について
高いデザイン性と、社会潮流の変化に合致した新たなデザイ品質の獲得をめざしたプロジェクトです。先行的なデザイン開発を通じてデザインフィロソフィを策定し、この理念を体現するデザインを製品に順次反映します。また、こうした理念に共鳴する著名デザイナーともデザイン開発に取り組んでいきます。
■デザインフィロソフィについて
「Less but Seductive(一見控えめなれど、人を魅了するモノのありよう)」は、普段は気に留めることもないけれど、日常のときどきでお客様が製品と接するときに、あってよかったと思える実用性と、愛着を持って長く使っていただけるデザインをめざします。ふと目にしたときに思うたたずまいの美しさ、実際の家事作業のなかで感じる使い勝手のよさ、さらにはそれらを利用することで生まれる団らんなど、日々の生活の中で感じる幸せや充足感、心豊かなひとときを生み出すための存在となるような、新しい家電をデザインします。こうして、「ひとりひとりに寄り添い、暮らしをデザインする」日立の家電コンセプトを体現していきます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/27680/48/resize/d27680-48-287095-8.jpg ]
■深澤直人氏について
深澤直人/プロダクトデザイナー
卓越した造形美とシンプルに徹したデザインで、国際的な企業のデザインを多数手がける。電子精密機器から家具、インテリアに至るまで手がけるデザインの領域は幅広く多岐に渡る。デザインのみならず、その思想や表現などには国や領域を超えて高い評価を得ている。英国王室芸術協会の称号を授与されるなど受賞歴多数。2018年、「イサム・ノグチ賞」を受賞。多摩美術大学教授。日本民藝館館長。
■新製品の主な特長<空気清浄機EP-PF120C>
1. 高い空気清浄能力を実現
日立独自の空気経路設計と高効率ファンモーターによりCADR 650 ㎥/h(*1)という非常に高い空気清浄能力を実現しました。また、空気清浄機本体で「PM2.5」への対応(*2)をしています。銀系無機抗菌剤を使用した「HEPAフィルター」は、0.3μmの微粒子を99.97%以上(*3)、またわずか0.02μm(*4)の微粒子を捕集します。
2. 照度センサーで、就寝時は自動で静かに
「睡眠モード」に設定しておくと、周囲が暗くなると表示パネルが自動で暗くなり28dB(*1)の静かな運転となります。
3. クリーンモニターで空気の状態を見える化
部屋の空気の状態を「ダスト・ニオイセンサー」で常にセンシングし、その状態をクリーンモニターのLED色で5段階表示します。また、PM2.5や臭い・全揮発性有機化合物(TVOC)のレベルを数値で示します。あわせて、脱臭・HEPAフィルターの残寿命をパーセント表示で確認することができ、プレフィルターのメンテナンス時期にはサインが点滅してお知らせします。
4. 深澤氏による、製品の有用性を美しさに昇華したデザイン
機器の正面をすべて水平のルーバーで覆い、ひとつのテクスチャのように仕上げることで、汚れた空気を強力に吸い込むことを示唆するとともに、部屋との整合性を高めたデザインです。また、特徴的な背面形状で部屋のコーナーにぴったり収まり、隅から部屋全体に空気を循環します。さらにプレフィルターが簡単に取り外しやすい前面パネルを採用しています。
(*1) 中国GB/T 18801-2015 規格に基づいて算出。CADR(クリーンエア供給率)とは、Clean Air Delivery Rateの略で、中国GB性能表示で定められた、空気清浄機が1時間あたりに供給する清浄な空気の量を表した指標です。
(*2) 0.1~2.5μmの粒子を99%キャッチ。換気等による屋外からの新たな粒子の侵入は考慮しておりません。PM2.5とは2.5μm以下の微小粒子状物質の総称です。0.1μm未満の微小粒子状物質については、除去の確認ができていません。また、空気中の有害物質のすべてを除去できるものではありません。32m3(約8畳)の密閉空間での効果であり、実使用空間での結果ではありません。試験方法:日本電機工業会規格(JEM1467)、判定基準:0.1~2.5μmの微小粒子状物質を32m3(約8畳)の密閉空間で99%除去する時間が90分以内であること。32m3(約8畳)の試験空間に換算した値です。
(*3) 定格風量で0.3μmの微粒子を99.97%以上集じん。JIS Z 8122に規定されたHEPAフィルター単体での性能であり、部屋全体の除去性能とは異なります。
(*4) 試験機関: Institute of Energy and Environmental Technology e.V. (IUTA) 試験方法:DIN 71460 / ISO 11155に準拠した試験装置で、試験用塩化ナトリウムエアロゾルを用いて試験。試験結果:0.02㎛の微粒子を90%キャッチ。
■需要動向と開発の背景
中国で空気清浄機を購入されるお客様に対して行った調査では、購入時の動機として「PM2.5対応など空気をキレイにしたい切実な思い」、購入時の重視点として「フィルターのお手入れのしやすさ」が上位に挙がりました。
そこで当社は、銀系無機抗菌剤を使用し、最少0.02μmの微粒子を捕集するHEPAフィルターを新たに採用しました。あわせて、お手入れの頻度が高いプレフィルターは上方向に簡単に取り出せるメンテナンス性のすぐれた構造としました。
さらに、製品としての有用性に加えて、美しい造形といった高いデザイン性が重視される傾向や、そうしたプロダクトによって洗練されたライフスタイルを実現したいというニーズにも対応しました。
■製品の主な仕様
[画像3: https://prtimes.jp/i/27680/48/resize/d27680-48-557805-1.png ]
■製品ホームページ(中文)
http://www.hitachi-shha.com.cn/micro/air-purifier/
■ニュースリリース全文はこちら
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2019/03/0307.pdf
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