1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

文京学院大学初 “入賞”!ウズベキスタンでの「農機シェアリング支援プラットフォーム」を提案 経営学部4年生が“キャンパスベンチャーグランプリ東京大会”で奨励賞とオーディエンス賞 W受賞

PR TIMES / 2019年12月2日 16時15分

~「新・文明の旅」プログラムの派遣をきっかけにビジネスプランを構築~

 文京学院大学(学長:櫻井隆)は、本学経営学部4年生の宮野豊が、11月28日に開催された学生ビジネスプランコンテスト「第16回キャンパスベンチャーグランプリ東京大会」(関東甲信越静岡ブロック)にて、170を超える個人、団体の中から最終選考に残り、文京学院大学初となる奨励賞とオーディエンス賞のW受賞しましたことをお知らせします。




「キャンパスベンチャーグランプリ」の概要

 「キャンパスベンチャーグランプリ」とは、1999年に大阪での開催を皮切りに、現在では全国8地域(北海道・東北・東京・中部・大阪・中国・四国・九州)で展開している、学生向けのビジネスプランコンテストです。各地域ごとにエントリーし、書類選考・一次審査を経て各地域のファイナリストを決定します。各地域のファイナリストから選抜されたビジネスプランが全国大会に進出、グランプリが決定します。東京大会はりそなグループと日刊工業新聞社が共催。経済産業省関東経済産業局・関東商工会議所連合会・中小企業基盤整備機構 関東本部・日本ベンチャー学会等が後援しています。


「農機シェアリング支援プラットフォーム」について

 今回受賞した「農機シェアリング支援プラットフォーム」とは、ユーラシア大陸の国々の大学生と交流を深めていくために2010年より本学で始まった独自教育プログラム「新・文明の旅」プログラムでの派遣経験をきっかけに発案されたビジネスプランです。
 宮野は、訪れたウズベキスタンでの視察から、ウズベキスタンが、農業における生産性が農家間の格差を広げているという点に注目し、課題として認識するきっかけとなりました。ウズベキスタンの親日感と外国産業の誘致に前向きなビジネス環境、さらに現地の学生との対話から本ビジネスプランを考案。経営学部で学んだ「事業創造」を活かし、また、彼が所属する「戦略経営研究ゼミナール」での学びの集大成として、課題対応プランを構築してきました。
 本プランは、「YUTAKA Equipment Operation」と題し、農家間の格差を無くすことを目的とした、どの農家でも適正価格で利用できる農機シェアリングサービスです。中古のトラクター等をレンタル稼働させることで、低所得の農家でも利用することが可能で、利用者はWEBページから近くにあるトラクターを探して、すぐに操作手順を確認することができることから、多くの農家の生産性向上を支えると期待されています。
 本サービスを活用することで、簡単に耕作が可能で農家における格差が是正されるとともに、耕作人口が増加することにより開拓されず放置されている土地を農地に活かすことができ、ウズベキスタンの農業界の発展に寄与することができます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/35644/48/resize/d35644-48-317175-2.jpg ]

[画像2: https://prtimes.jp/i/35644/48/resize/d35644-48-518397-3.jpg ]


【文京学院大学 独自教育プログラム「新・文明の旅」プログラムについて】
 2010年より始まった、本学園創立100周年を迎える2024年までの15年間に及ぶ本学独自の学部横断型グローバル人材育成プログラムです。学生たちが3年に1度、ユーラシア大陸の東ヨーロッパから中国そして朝鮮半島にかけての国々を訪問し、その地域の大学生と交流を深めていくことを目的としたプログラムです。本プログラムは、約1年間、訪問国のさまざまな事柄を研究・理解し、そして訪問した際に、どんな学習行動をとるかを立案・計画し、オリジナリティ溢れるフィールドワークプランを設計します。履修生の中から派遣生として選ばれた15名程度が、2週間~3週間で3~4カ国を訪問します。第1回目の2012年には、トルコ共和国、ブルガリア共和国、ルーマニアを訪問、第2回目の2015年には、ボーランド共和国、リトアニア共和国、ラトビア共和国を訪問、第3回目となる2018年には、カザフスタン共和国とウズベキスタン共和国を訪問しました。第4回目のプログラムは、2020年4月から開講を予定しています。

【受賞した宮野豊のコメント】

[画像3: https://prtimes.jp/i/35644/48/resize/d35644-48-888496-1.jpg ]

 約3年前、ビジネスに関してド素人であった私が起業する事を夢見て文京学院大学に入学した経緯は、起業を専門とする科目とゼミナールがあることが主要因でした。それこそ用語の一つから慣れない言葉を知り、考え方を習得するまでには紆余曲折ありました。特に世の中を俯瞰して見るために、当事者のレベルにまで視線を落とし込むことはなかなか難しく、所属ゼミの櫻澤仁先生のご指導と数多く設けていただいた社長との懇談の機会から、少しずつ焦点の合わせ方を体得できた気がします。
 また、文京学院大学独自のプログラムである「新・文明の旅」プログラムに参加し、ウズベキスタンとカザフスタンを訪問できたことは、今回のビジネスに着眼できた大きな要因となりました。現地で同世代の学生との交流ができたことも、ビジネスプランを策定していく中で糧となりました。
 今回、奨励賞とオーディエンス賞という評価を頂けたことで、ようやくひとつのビジネスアイデアとして成り立つものを提案できたという実感を持つことができました。人々の役に立てる社会化とは何かを考え、創造し続けられる起業家を目指して生きていきたいです。

【指導教員 経営学部教授 櫻澤 仁からのコメント】

[画像4: https://prtimes.jp/i/35644/48/resize/d35644-48-317425-0.jpg ]

 本学は起業家教育領域でも先進大学であり、当方担当の「起業と事業創造」という科目は、2009年に経済産業省から起業家教育モデル講座の認定を受けています。そして東京ニュービジネス協議会との包括提携協定締結に基づき、この種の起業家教育を産学連携型で推進しています。今回受賞した宮野も、この先進的な教育システムから育っています。
 本学では2年次よりゼミ入室がはじまり、彼は私の「戦略経営研究ゼミナール」に所属し、起業、事業創造そしてビジネスモデル等の諸領域に関して、学びを深めていました。今回のキャンパスベンチャーグランプリでは、本人のビジネスプランに対して最低限度のアドバイスは行いましたが、ベースはあくまでも本人のプランです。昨今のビジネスコンテストは、グループでのエントリーが主流である中、彼は一人でエントリーし、関係者から高い評価を得ています。彼自身の熱意や今回のビジネスプランにかける想いが受賞につながっているのではないでしょうか。社会課題を把握し、事業創造にまで行きつくことは非常に難しく、困難を伴います。彼自身のこれまでの経験を十分に活かし、社会を変えようと邁進する姿勢が、今回の成果に至った要因と言えます。ちなみに彼は、卒業後直ちにこの事業推進のため起業予定です。

<文京学院大学について>
1924年、創立者島田依史子が島田裁縫伝習所を文京区に開設。建学の精神「自立と共生」のもと、先進的な教育環境を整備し、現在は、東京都文京区、埼玉県ふじみ野市にキャンパスを置いています。外国語学部、経営学部、人間学部、保健医療技術学部、大学院に約5,000人の学生が在籍する総合大学です。学問に加え、留学や資格取得、インターンシップなど学生の社会人基礎力を高める多彩な教育を地域と連携しながら実践しています。

【文京学院大学 概要】
学校名: 文京学院大学
代表者: 学長 櫻井隆
所在地: 本郷キャンパス 東京都文京区向丘1-19-1
     ふじみ野キャンパス 埼玉県ふじみ野市亀久保1196
学 部: 外国語学部、経営学部、人間学部、保健医療技術学部
URL : https://www.u-bunkyo.ac.jp/

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください