小学校やめた! 自由な不登校児を描いた奇想天外な絵本『ごろうのおみせ』発売! イラストレーター・死後くんの原画展も決定!
PR TIMES / 2018年12月5日 13時40分
株式会社岩崎書店(代表取締役:岩崎弘明、本社:東京都文京区)は、ちょっと変わった子を主人公にした絵本シリーズ「こんな子きらいかな?」の第3弾となる『ごろうのおみせ』(ごろう 作・死後くん 絵)を、2018年12月8日に発売いたします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/35751/48/resize/d35751-48-371827-0.jpg ]
◆ストーリー 小学校をやめて、お店を開き、落書きを売ることにした男の子のお話
[画像2: https://prtimes.jp/i/35751/48/resize/d35751-48-126543-1.jpg ]
ある日ごろうは小学校をやめた。小学校をやめて店をひらいた。
[画像3: https://prtimes.jp/i/35751/48/resize/d35751-48-575278-4.jpg ]
ごろうはお店を開きますが、肝心の売るものがありません。子どもだからね。
そこで、ごろうは落書きをしました。マジックで描いた〇。
怒られるかと思ったら…なんと、お客さんが来て全部売れてしまいました!
[画像4: https://prtimes.jp/i/35751/48/resize/d35751-48-206407-2.jpg ]
〇とか△を描いただけのお店が、まさかの大繁盛!
でも、あるとき……。
◆不登校? それとも自由人? こんな生き方、憧れちゃうかも。
ごろうは、自分で勝手に小学校をやめてしまい、謎のお店をはじめてしまう、とんでもない子ども。
世間的なことばで言うと、「不登校」ということになります。
でも、この物語のごろうは、そんな言葉を軽々と超越しています。自分の意志で動くこと、好きなことをとことんやること、一人でも飄々と生きていくこと。そのバイタリティ、クリエイティビティは、まさに「自由人」!
フツウに学校に通ったり、仕事をしていても、どこかで、こういう自由さに憧れる人は多いのではないでしょうか。
集団生活が苦手な子どもは、どこにでもいます。
人と一緒より、1人でいる方が性に合っているという人は、大人にも多いことでしょう。
そんな子ども、大人に、自由な生き方があることを伝える、希望あふれる絵本です。
◆今作が絵本デビュー!「ごろう」と「死後くん」は、どんな人?
作者の「ごろう」さんは、年齢不詳の謎の覆面作家。
本書に掲載されているプロフィールによりますと……。
京都府在住。昭和54年、調布市立北ノ台小学校入学。蟹座。好きな本は、福永信『アクロバット前夜』、福永信『コップとコッペパンとペン』、福永信『星座から見た地球』、福永信『一一一一一』、福永信『星座と文学』、福永信『三姉妹とその友達』、福永信による文と構成『こんにちは美術』、福永信編のアンソロジー『小説の家』。とありますが、果たしてその正体は……(ヒント多すぎですけど、ナイショ!)。
ところどころ登場する「言葉あそび」、終盤の「二転三転の展開」にご注目ください。ニヤリとすること請け合いです。
絵を手がけたのはイラストレーター・画家の「死後くん」。
ぎょっとする強烈なペンネームですが、すでにこの名で10年以上活動している、売れっ子のイラストレーター・漫画家さんです。NHK総合「おやすみ日本」内の「日本眠いい昔ばなし」のイラストをはじめ、書籍の装画やWEB漫画、音楽CDジャケットなど、幅広いジャンルで活躍されています。
小学生が主人公の今作では、子どもが描いたようなタッチで全ページを描出。ごろうの自由闊達さと、シュールな世界観を、軽やかに描き出しています。
◆お二人と親交のある小説家・長嶋有さんから、ステキな帯文をいただきました!
だれもごろうに勝とうなんて思わない
大人もごろうの弟子になりたい
友だちになって弟子になりたい!
長嶋 有(小説家)
◆「こんな子いたら、どうする?」と問いかけてみて
学校にこない子が、自分のクラスにいたら、どう思う? どうやって仲間になる?
そういうことに思いを巡らせてほしい、そう願ってこの本は作られました。
「こんな子きらいかな?」シリーズは、絵本ではあまりメインになることのない、ちょっと嫌われそうな子を主人公にして、その子たちが、どういう行動をし、周囲はどう感じているか描いています。
ともすると、嫌われそうな子どもたちを、「排除」「矯正」するのではなく、「どう受け入れるか」考えてほしいと願って立ち上げた企画です。
学校で、遊びの場で、はたまた道徳の授業で、「こんな子がいたら、きらいかな?」と問いかけてみてください。すぐに好きにはなれないかもしれない。けれど、こういう子もいるよね、と自然に受け入れるきっかけになることでしょう。
同調圧力が、大人だけでなく、子どもにまで影響をおよぼしている今、
息苦しさ、生き辛さを感じている子ども、そういう子を見守る立場の大人に、ぜひ読んでほしい絵本です。
★刊行記念イベント
◎死後くん 絵本『ごろうのおみせ』刊行記念原画展
【会 期】2018年12月15日(土)~12月25日(火)
【会 場】cafe+gallery芝生
東京都世田谷区経堂2丁目31-20 tel&fax 03-3428-5722
【時 間】13:00~19:00(最終日は18:00まで)
【入場料】無料
イベント詳細はコチラ https://bit.ly/2UgO4ev
[画像5: https://prtimes.jp/i/35751/48/resize/d35751-48-497449-3.png ]
◆書籍情報
書名:『ごろうのおみせ』
シリーズ名:こんな子きらいかな?
作者:ごろう
画家:死後くん
定価:本体1,600円+税
判型:A4変型判/32頁/ハードカバー
ISBN:978-4-265-08642-9
対象年齢:5、6歳~小学校高学年
発売日:2018年12月8日
◎岩崎書店HP https://bit.ly/2SuLiAS
◎Amazon https://amzn.to/2Ryxhlr
◆作者紹介
ごろう・作
平成30年京都府生まれ。昭和54年、調布市立北ノ台小学校入学。京都府在住。蟹座。好きな本は、福永信『アクロバット前夜』、福永信『コップとコッペパンとペン』、福永信『星座から見た地球』、福永信『一一一一一』、福永信『星座と文学』、福永信『三姉妹とその友達』、福永信による文と構成『こんにちは美術』、福永信編のアンソロジー『小説の家』。
死後くん(しごくん)・絵
昭和 52 年愛知県生まれ。昭和 59 年、刈谷市立亀城小学校入学。東京都在住。蟹座。雑誌POPEYE連載漫画『ジョン&ポール』、NHK「おやすみ日本」の「日本眠いい昔話」イラスト、河出書房新社「ごきげん文藝シリーズ」装画、せきしろ『海辺の週刊大衆』、『天久聖一の世論島』他、紙媒体を初め、TV、Web等、様々な媒体で活躍。玄光社より漫画『I My?モコちゃん』出版。「ペンネームが縁起が悪い」との理由で仕事が決まらないこと多々あり。
◆シリーズ情報
こんな子きらいかな?(全3巻)
1. 『いじわるちゃん』たんじあきこ・作・絵(2018年10月刊)
2. 『ごろうのおみせ』ごろう・作/死後くん・絵(2018年12月刊)
3. 『やましたくんはしゃべらない』山下賢二・作/中田いくみ・絵(2018年11月刊)
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
「べつに、学校じゃなくていい」親子で読みたい、不登校の子の居場所を描く小説『学校に行かない僕の学校』発売!
PR TIMES / 2024年5月10日 17時15分
-
シリーズ10万部突破!ちょっぴり生意気なカエルくんと、そのお父さんの陽気な会話が楽しい絵本『オレ、カエルやめるや』を中日新聞・北陸中日新聞・東京新聞に掲載いたしました
PR TIMES / 2024年5月5日 11時15分
-
第71回産経児童出版文化賞に9作品決まる 大賞は「小惑星・隕石 46億年の石」
産経ニュース / 2024年5月5日 5時0分
-
「お父さん、ここまででいいです!」発達障害の中1息子、小学校6年間送迎していたが…亡き妻も喜ぶはず「大きな一歩に拍手」
まいどなニュース / 2024年4月23日 11時20分
-
わくわくが届くお誕生日えほん『ふしぎな みけねこびん』(文・きむらゆういち/絵・まつながもえ)が4月18日(木)発売!
PR TIMES / 2024年4月18日 12時15分
ランキング
-
1無味のミネラルウォーターが若年層に好まれる理由 23年過去最高の販売実績を記録した「サントリー天然水」 ブランドの牽引役は天然水本体
食品新聞 / 2024年5月12日 17時1分
-
2初めての上京での住まい、失敗したことは? 3位「間取りが不便」、2位「想像より狭かった」、1位は?
J-CAST会社ウォッチ / 2024年5月12日 21時15分
-
3危険な「第4種踏切」なぜ無くならない? 事故が起きてから重い腰を上げる行政
乗りものニュース / 2024年5月12日 9時42分
-
4「サイゼが潰れたら喜ばしい」創業者が語る真意 「世の中が良くなることは、すべて最高だ」
東洋経済オンライン / 2024年5月12日 12時20分
-
5退職したいと伝えたら“陰陽師代120万円”を請求され……退職代行会社が明かす、本当にあった怖い会社
オールアバウト / 2024年5月12日 21時25分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください