【ABABA総研】「内定を辞退する?」 「将来転職する?」 「その理由は?」今時の“就活感”が明らかに 2025年卒の学生を対象に、アンケート・インタビューを実施
PR TIMES / 2024年6月12日 13時45分
2025年卒の学生を対象に、就職活動のリアルをアンケート調査さらに、アンケートに回答した学生をインタビュー!
「就職活動の過程が評価されたスカウト」が届く、これまでにない新しい視点から生まれたダイレクトリクルーティングサービス「ABABA」を展開する株式会社ABABAは、就職活動をした経験のある2025年春卒業予定の学生300名を対象に、内定を「辞退」する場合の決め手や理由、現在就職活動を行っている中で、将来転職することを想定しているかといった就職活動に関する考え方についてアンケート調査を行いました。また、アンケート調査に回答した実際の就活生の一部に対して、就職活動に対する想いをインタビューしました。
■内定を「辞退」する理由
「もしあなたが内定を『辞退』する場合、その決め手・理由はなんですか?」という質問に対し、「別の希望企業の内定が決まったから/第一志望企業ではないから」という回答が90%と大多数を占める一方で、次点が「口コミ(ネット含む)で悪い評判を聞いたから」の18%という結果になりました。内定先の評判をSNSやインターネットで調べる学生は多くいると予想できますが、2割近い学生が口コミを判断材料にいることが分かりました。また、「内定後の対応が悪かったから」という回答が13%にも上るなど、内定を出した後の企業側の対応も重要であることが分かります。
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都内私立大学文系のAさん
Aさんは、WEB広告代理店から内定を受けており、「第一志望郡はマスコミでした。希望業界への就職は叶いませんでしたが、就職活動を続けている中で、内定を出してくれたWEB広告代理店の内定を受諾することに決めました。」とリアルな就活事情を話してくれました。Aさんはアンケートで【口コミ(ネット含む)で悪い評判を聞いたから】と回答しており、その理由として「実際に自分がそのような対応をされたわけではないですが、友人から『内定を出した企業より囲い込みのような連絡があり、逃げたくなった』という話を聞いたりし、そのような対応をする企業は嫌だなと思いました。また、自分は就活エージェントからの紹介を中心に就職活動を行っていましたが、企業が提示している実際の内定承諾期限よりも早くエージェントに内定承諾期限を伝えられ、不信感が募りました。」と語ってくれました。いわゆる<オワハラ(企業が就活生に内定を出すのと引きかえに、ほかの企業への就活をやめるよう強要することを指す、就活終われハラスメント)>や、企業側ではなく就活エージェントの対応への不満などが学生間で共有されていることが分かりました。都内私立大学文系のBさん
金融業界への就職を希望しており、クレジットカード企業より内定が出ているBさんは、「メガバンクや損保会社、クレジットカード企業などをメインに就活しており、インターンやエントリーは50社くらいしました。」と自身の就活について振り返ってくれました。Bさんはアンケートで【内定後の対応が悪かったから】、【口コミ(ネット含む)で悪い評判を聞いたから】と回答しました。「具体的にそのような対応をされた経験はなく、友人やインターネットで知った情報とはなりますが、『内定後の対応が悪い』と思う場合は、事前に知らされていなかった研修を内定前に受けなければならない、内定前の拘束や課題が多すぎるなどがあると、入社後の不安が募るため、内定辞退のきっかけになると思います。」と話してくれました。
■67%の就活生が将来転職を想定、しかし、あくまでも転職は一つの選択肢
「就職活動を行っている現在、将来転職することを想定していますか?」という質問では、「(転職を想定)している」という回答が67%にも上りました。転職を想定している理由は、「1社目が理想の企業とは限らないから」が69%、「ステップアップ・キャリアアップのため」が61%という回答が大多数を占めました。
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都内私立大学文系のBさん
Bさんはアンケートで【転職を想定して就活】、【転職時期は5年以上先】と回答いただきました。Bさんは、「転職したいと思って就活をしていたというよりは、『転職しても大丈夫と思える職業』で働きたいという気持ちがありました。社会的な理由でも個人的な理由でも転職は考える可能性があるので、キャリアアップのためにどんどん転職をしていくというよりは、転職は一つの選択肢として考えています。」と、自身の将来を見据えた理由を語ってくれました。関東私立大学理系のCさん
メーカーの技術職かIT企業のシステムエンジニアの2つの企業から内定が出ているCさんですが、まだ内定は受諾していない状況です。Cさんはアンケートで【転職を想定して就活】、【転職時期は5年以上先】と回答しました。「転職する方が、自分がスキルアップできるのではないかと考えています。待遇なども自分のスキルが上がれば、より良い待遇の企業に行けるのではとも考えています。また、自分が飽き性な部分があり、一つの会社にずっといることがあまり想像できていません。いろいろな仕事や人と関わりたい気持ちがあり、将来的に転職する可能性が高いかなと思っています。」と、自己分析の上で転職に関する考えを語ってくれました。
あくまでも、必ず転職するという温度感ではなく、転職は一つの選択肢として就活生には考えられていることが伺えます。
また、「転職は何年後を想定していますか?」という質問では、1位が「5年後以上」の33%、2位が「3年以上4年未満」の31%、3位が「4年以上5年未満」の12%となり、3年~5年程度での転職を想定している割合が約8割という結果となりました。
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■まとめ
就職活動を行う学生が複数社の内定を受けることが多い現在の就職活動において、内定辞退をいかに食い止めるかは企業の喫緊の課題です。内定辞退時に考えられる理由として、「口コミ(ネット含む)で悪い評判を聞いたから」や「内定後の対応が悪かったから」といった事前に対応できる理由での内定辞退も考えられるという結果となりました。企業側では、就職活動シーズンだけではなく、日々の企業姿勢や社員教育も新卒採用に影響を及ぼすということを認識する必要があります。
労働力の不足による「売り手市場」で転職しやすい状況も影響し、「転職は当たり前の時代」と言われることが多い昨今、その傾向は就職活動を行う学生にも浸透しているようです。しかし、転職を想定する理由として「1社目が理想の企業とは限らないから」という回答が高い割合を占める一方で1年~3年未満で転職を想定している割合は約1割と少なく、3年~5年程度などのある程度の期間は新卒入社の企業で頑張りたいという就職活動生が多いことが伺えます。
【アンケート調査概要】
調査対象:ABABAに登録している2025年春卒業予定の就職活動生
調査機関:株式会社ABABA
調査方法:インターネット調査
調査期間:2024年4月24日
有効回答数:300名
※就活生インタビューは、上記アンケートへ回答した学生へ実施
【お祈りエールを日本の文化に。新卒対象スカウトサービス「ABABA」】
「お祈りメール」を少しでも前向きな応援するもの(エール)に変えたい。そんな気持ちから生まれたのが、ABABAの「お祈りエール」です。最終面接で採用できなかった就職活動生に送る不採用通知メールの中で「当社で採用はできませんでしたが、あなたは素晴らしい人材なので他社に推薦したいです。ABABAに登録していただければ、今後の就職活動を応援させていただきます。」という文面でABABAへの登録を促し、その企業の最終面接まで進んだ就職活動生として、他企業のスカウトを受け取ることができるスカウト型サービスです。選考の過程を評価することで「就職活動うつ」に悩む就職活動生の心理的ストレスの軽減に寄与しながら、採用企業のブランディングにも貢献できる、社会課題と事業課題の双方を解決する事業活動を展開しています。【ABABA総研とは】
ABABA総研は、就職活動を行う「就職活動生」と新卒採用を実施している「採用企業」のリアルを届けることを目的とする調査研究機関です。
新型コロナウイルスの影響や日本経済を取り巻く環境の先行き不透明感が高まったことで、新卒学生が企業選びにおいて安定性を重視する傾向が強くなり、大手企業への応募者が集中して採用競争が激化しています。さらには、早期のインターンシップ開催が一般化したことで就職活動が長期化するケースも増えており、学業への影響が懸念されるなど、現代の就職活動生を取り巻く外的環境は過酷さを極め、心身ともに大きな負担を抱えながら活動せざるを得ない状況になっています。最近では、就職活動がきっかけでメンタルヘルスに不調をきたす「就職活動うつ」が社会問題として注目されるようになりましたが、就職活動生のメンタル面の実態を捉えたデータはまだ少なく、不明瞭なまま語られることが多いのが現状です。私たちABABAはこれらの問題を重く受け止め、現代の就職活動における本質的な問題を明らかにすることを目的に、継続的に調査研究を行う機関として『ABABA総研』を発足するに至りました。
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■受賞歴・アクセラ採択
・東京ベンチャー企業選手権大会2023 - 東京都知事賞(最優秀賞)
・アクセラレーションプログラム未来X2024 - HR Innovation賞(株式会社三井住友銀行
より)/ Nikko Open Innovation Lab賞(SMBC日興証券株式会社より)
・第15回 ビジネスプランコンテスト ドリームDASH! - 優勝
・第17回 キャンパスベンチャーグランプリ(CVG)全国大会 - 最優秀賞
・第5回 価値デザインコンテスト - SDGs日本賞
・2020年度 岡山イノベーションコンテスト - グランプリ
・経済界主催 金の卵発掘プロジェクト2021- 審査員特別賞受賞
・NEXs Tokyoモデル事業創出プログラム
・NTTドコモ・ベンチャーズ 伴走型インキュベーションプログラム
■株式会社ABABA会社概要
会社名 :株式会社ABABA
本店 :大阪府吹田市古江台3-1-3-3F
所在地:〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南3丁目2-13 リードシー恵比寿2F
従業員数:42名(インターン・アルバイト含む)
設 立 :2020年10月19日
資本金 :4億9,388万円(資本準備金含む)
URL : https://hr.ababa.co.jp/ababa■サービス利用を検討される人事様はこちら
LP: https://hr.ababa.co.jp/company
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