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Onitsuka Tigerアートギャラリープロジェクト Tiger Gallery (TM)国内外で活躍する鬼頭健吾・大庭大介・ 名和晃平 による 展覧会 「 F LARE 」 を開催

PR TIMES / 2024年9月13日 17時45分

Onitsuka Tigerのスニーカーを使用した 「 PixCell 」シリーズの作品 を含む 27 点の新作を展示日



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/74535/48/74535-48-5477159686febf82fa0f6e70954921d7-3900x2311.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Left: Kengo Kito, buoyancy of color #9 (detail) (C) Kengo Kito

Middle: Kohei Nawa, PixCell-Shoe #13 (L), 2024 (detail). Photography: Nobutada OMOTE (C) Kohei Nawa
Right: Daisuke Ohba, M, 2024 (detail). Photography: Nobutada OMOTE (C) Daisuke Ohba
日本発のファッションブランド、Onitsuka Tigerは、ファッションとスポーツ、そしてヘリテージとイノベーションを融合させたコンテンポラリーなコレクションを展開しています。


Onitsuka TigerのアートギャラリープロジェクトTiger Gallery(TM)は、国内外で高い評価を受け、京都芸術大学大学院で教鞭を執る鬼頭健吾・大庭大介・名和晃平を起用し、プロジェクト初となるグループ展「FLARE」を開催します。今回のグループ展のために計27点の新作が特別に制作され、名和氏の代表作である「PixCell」シリーズから、Onitsuka Tigerのスニーカーを使用した作品も登場いたします。


さまざまな素材やアプローチ、コンセプトを織り交ぜることで、現代的な在り方の不確実性から宇宙の誕生にまでさかのぼるような壮大な物語が展開されます。絵画と彫刻、インスタレーションが、空間・時間・光のダイナミックな相互作用を映し出し、パラドックスと可能性に満ちた新たな次元へと鑑賞者を誘います。


2024年5月、アーティストたちが本展の構想を練っている間に、過去数十年で最も激しい太陽フレアが発生し、世界各地でオーロラが観測されるなど大きな注目を集めました。そして奇しくも数年前、アーティストたちは「太陽」と題した合同展を京都で開催していました。名和晃平はこの偶然のつながりを熟考する中で、天空のスペクタクルへのオマージュとして、またアーティストたち同士が結びついた創造的な旅路へのオマージュとして、本展のタイトルに「FLARE」を提案しました。太古のエネルギーでありながら未来を照らす太陽のように、本展「FLARE」は、現在から未来までを通じた時代の本質と可能性を探究しています。


鬼頭健吾の絵画やフラフープを用いたインスタレーション作品は、円を無限につながる線へと変容させています。さらにそれが大きな交差する円へと変わることで、相互に関係しあう密接なつながりを強く思い起こさせます。鬼頭の作品は「円は完全無欠であると同時にまったくの無でもあり、直線は精神的な道筋を表す」という禅の思想に触れながら、円と線、完全性と空虚さの関係性を表現してきました。本展では、シリーズ初となる黒いチューブだけを使ったインスタレーション作品が、白い空間にオニツカタイガーストライプのように力強い線を描き出します。


独自のマテリアルや描画手法を用いることで知られる大庭大介の絵画は、光を浴びることで多方向にその色彩を拡散させ、時間と空間が交錯する新たな次元としての”絵画の場”を創出しています。大庭は「二つの消失点から生まれる『虹』は、光と鑑賞者、そして絵画との関係によって、円の中心で融合し、時間と光が交錯する空間を生み出す。その空間は、例えば存在のモザイクとして、人類が作り出す社会や文化を包摂する。そして、その瞬息万変する視覚空間を目の当たりにすることは、不確実な世界を把握する唯一の真実と言えるだろう。まさに流動する光のように、我々は幽玄の余白を生きている。」と語ります。鑑賞者はこの空間のあわいで、不確実な世界の儚さを目の当たりにするのです。


名和晃平は、平面から立体まで複数の作品シリーズを通じて、本展の持つ広がりを描き出します。連続するドットの群によって構成される「Moment」や「Red Code」は、情報空間から宇宙空間にまで遍在するデジタル信号やノイズを実体化しています。
また本展では、名和の代表作「PixCell」「Prism」「Trans」から、Onitsuka Tigerのスニーカーをモチーフに使用した新作が登場します。人間の直立性に関わる靴は、身体を大地に接地させ、人間と街を結びつけ、アクションや動作の出発点を象徴するなど多様な意味を帯びています。名和はそんな靴を彫刻へと変換することを通じて、都市に生きる私たちが持つさまざまなリアリティの側面を浮かび上がらせています。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/74535/48/74535-48-515bad6b59fe7f0c2bf0d8f28e162ea2-3900x3033.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Kohei Nawa, PixCell-Shoe #13 (L), 2024. Photography: Nobutada OMOTE (C) Kohei Nawa

タイトルに掲げた「FLARE」のとおり、本展ではさまざまな位相における円環と、その周縁に滲み出る不定形のエネルギーに焦点が当てられます。天体、虚無的に再生産されるプロダクト、偏光する色彩、合わせ鏡のように自己参照を繰り返す虚像、渦巻くドローイングの軌跡、連続するドットの群、そしてそれらを知覚する鑑賞者の眼球まで。無数の円環によって繋がれた展示を巡る中で、鑑賞者は自身と世界を結びつける根拠である、自らの足元を再定義されていきます。もっとも身近な円環としての地球を踏みしめつつ、作品たちから立ち昇るフレアを全身で感じてみてください。


鬼頭健吾・大庭大介・名和晃平によるグループ展「FLARE」は、イギリス・ロンドンのリージェントストリートにあるOnitsuka Tiger旗艦店のギャラリースペースにて、2024年10月10日(木)から11月8日(金)まで開催いたします。


「FLARE」
2024年10月10日(木) ~ 2024年 11月8日(金)
開廊時間:
月曜-土曜11:30-18:00
日曜 12:00-18:00
会場: Onitsuka Tiger Regent Street, London Flagship
249-251 Regent St., London W1B 2EP, UK


「Tiger Gallery」公式ウェブサイト:https://www.onitsukatiger.com/jp/ja-jp/tiger-gallery
「Tiger Gallery」公式インスタグラム:https://www.instagram.com/tigergallery1949/


Onitsuka Tiger 公式ウェブサイト: www.onitsukatiger.com
Facebook:@OnitsukaTiger  X:@OnitsukaTiger  Instagram:@onitsukatigerofficial


■鬼頭健吾(キトウ ケンゴ)
1977年愛知県生まれ。名古屋芸術大学絵画科洋画コース卒業、京都市立芸術大学大学院美術研究科油画専攻修了。1999年、アーティストによる自主運営スペース「アートスペースdot」(愛知県)を設立、運営に参加するなど大学在学中から作家活動を開始。フラフープやシャンプーボトル、スカーフなど日常にありふれた既製品を使い、そのカラフルさ、鏡やラメの反射、またモーターによる動きなど回転や循環を取り入れた大規模なインスタレーションや、立体、絵画、写真など多様な表現方法を用いた作品を発表している。京都芸術大学大学院教授。
■大庭大介(オオバ ダイスケ)
1981年静岡県生まれ。京都造形芸術大学美術・工芸学科洋画コース(総合造形)を卒業後、東京藝術大 学大学院美術研究科絵画専攻油画研究分野修了。「関係、偶然性、光、次元、行為」を手がかりに、東洋 と西欧の絵画の歴史的手法を横断することにより絵画史を再考する。自作の描画道具と光により色彩が変化する偏光顔料やホログラム顔料、隕石から抽出した絵具、古代の顔料など、特殊なマテリアルや独自な 方法論を用い、多彩なシリーズ・作品群を展開し、国内外で活躍する。京都芸術大学准教授。
■名和晃平(ナワ コウヘイ)
彫刻家/Sandwich Inc.代表/京都芸術大学教授
1975年生まれ。京都を拠点に活動。2003年京都市立芸術大学大学院美術研究科博士課程彫刻専攻修了。2009年「Sandwich」を創設。
感覚に接続するインターフェイスとして、彫刻の「表皮」に着目し、セル(細胞・粒)という概念を機軸として、2002年に情報化時代を象徴する「PixCell」を発表。生命と宇宙、感性とテクノロジーの関係をテーマに、重力で描くペインティング「Direction」やシリコーンオイルが空間に降り注ぐ「Force」、液面に現れる泡とグリッドの「Biomatrix」、そして泡そのものが巨大なボリュームに成長する「Foam」など、彫刻の定義を柔軟に解釈し、鑑賞者に素材の物性がひらかれてくるような知覚体験を生み出してきた。
近年では、アートパビリオン《洸庭》など、建築のプロジェクトも手がける。2015年以降、ベルギーの振付家/ダンサーのダミアン・ジャレとの協働によるパフォーマンス作品《VESSEL》《Mist》《Planet [wanderer]》の三部作を制作。2018年にフランス・ルーヴル美術館 ピラミッド内にて彫刻作品《Throne》を特別展示。2023年、フランス・セーヌ川のセガン島に高さ25mの屋外彫刻作品《Ether (Equality)》を恒久設置。


■Onitsuka Tiger(オニツカタイガー)
日本のファッションブランド、オニツカタイガーは、革新的なデザインと快適さを追求し、ファッション性を兼ね備えたコレクションを発表し続けています。このブランドの姿勢は、伝統と現代的なデザインへの敬意を表し、研ぎ澄まされたデザインは品質とディテールにこだわる職人技により実現しています。 常に新たな価値を提供し続け、"新しいラグジュアリー" を探し求める人々に寄り添うことを目指します。


■Art Intelligence Global(アート インテリジェンス グローバル)
ニューヨークと香港を拠点に、アートマーケットで活躍するエイミー・カペラッツォ、寺瀬由紀によって2021年共同設立。グローバルのアートマーケットを長きにわたり牽引してきた他に類を見ない経験と幅広い専門知識を用い、世界中の顧客に適したサービスを提供しています。


■Benuu Global Entertainment(ベヌウ グローバル エンターテインメント)
BGEは、グローバルネットワークを活かして、さまざまなコンテンツを世界へ広め、新しい価値をクリエイティブしていきます。「GLOBAL PROMOTION」「IP BOUTIQUE」「ARTIST MANAGEMENT」「NFT MARKETING」「EVENT PRODUCE」の5つのコア事業を中心に、事業や商品の高付加価値化、売り上げ増加にコミットメントします。また、海外の最新トレンドをエンターテインメントとテクノロジーの軸で、グループ会社であるウィル・スミスファミリーのコンテンツメディアカンパニーあるWestbrook Japan株式会社と世界的に有名なDJカルヴィン・ハリスを始めとする多くのミュージシャンをマネジメントするThreeSixZero Japan株式会社のネットワークを活用し、新規事業を共創いたします。

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