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マネージャーの約6割が、勤務先におけるマネジメント層への支援・サポートが「十分でない」と回答。相談できず、半数以上が「離職や休職」を考えた経験あり

PR TIMES / 2024年8月28日 11時0分

~マネジメント層が望む支援やサポートが明らかに~



株式会社Smart相談室(本社:東京都港区、代表取締役・CEO:藤田 康男)は、部下を3人以上持つマネージャーの会社員540名を対象に、マネージャーに対するサポート体制に関する実態調査を実施しましたので、お知らせいたします。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/89158/48/89158-48-d30a76240e3842a2323cb8bf0c7cd33f-1360x714.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■調査概要
調査名称:マネージャーに対するサポート体制に関する実態調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2024年7月5日~同年7月8日
有効回答:部下を3人以上持つマネージャーの会社員540名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
■ マネジメント業務に関する悩みや課題について75.7%が、「マネジメント業務に関する悩み・課題がある」と回答
 「Q1.あなたは、マネジメント業務に関する悩み・課題はありますか。」(n=540)と質問したところ、「非常にある」が28.8%、「ややある」が46.9%という回答となりました。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/89158/48/89158-48-311b13a7d064b73f89ac530fccfb7e20-1360x714.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


・非常にある:28.8%
・ややある:46.9%
・あまりない:16.5%
・全くない:5.0%
・わからない/答えられない:2.8%
マネジメント業務における課題・悩み、「人により仕事量の偏りが出てしまう」「指示が伝わりづらい」が上位に
 Q1で「非常にある」「ややある」と回答した方に、「Q2.ご自身のマネジメント業務における課題・悩みを教えてください。(複数回答)」(n=409)と質問したところ、「人により仕事量の偏りが出てしまう」が51.1%、「指示が伝わりづらい」が50.1%、「チームの生産性が向上しない」が41.8%という回答が集まりました。

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/89158/48/89158-48-69d5e0f7833694e26cde634c4f8b4849-1360x714.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


・人により仕事量の偏りが出てしまう:51.1%
・指示が伝わりづらい:50.1%
・チームの生産性が向上しない:41.8%
・マネージャーである自分が仕事を抱え込んでしまう:41.6%
・プレッシャーやストレスが大きい:35.5%
・プレイング業務とマネジメント業務の両立が難しい:32.8%
・マネジメントの目標を立てづらい:20.0%
・その他:2.4%
 ―58歳:意思疎通がない
 ―50歳:人間関係
 ―55歳:リソースが少ない
 ―60歳:期待通りに育成できない
 ―61歳:自己中心的な人がいて、チームワークが上手く行かない
 ―55歳:思い通りに動いてくれない
・わからない/答えられない:0.7%

「部下同士の相性、人間関係」や「世代間の考え方の相違があって、マネジメントが難しい」などの悩みも
 Q2で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q3.Q2で回答した以外に、マネジメント業務における悩みや課題があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=406)と質問したところ、「部下同士の相性、人間関係」や「世代間の考え方の相違があって、マネジメントが難しい」といった回答が得られました。

<自由回答・一部抜粋>
・60歳:世代間の考え方の相違があって、マネジメントが難しい。
・55歳:直属の役員がリソース不足に理解を示さない。
・40歳:教える方法を間違えると聞いてくれないことが多い
・39歳:個々人のやる気や能力の偏り
・36歳:部下への適切な指示と自分の営業活動の両立が難しい
・42歳:本人は自覚していないがコミュニケーションが他の人とうまく取れない部下がおり、伝え方に悩む。
■部下とのコミュニケーションにおける課題・悩みについて
第1位「部下のスキルアップの支援が難しい」、第2位「部下に仕事の指示がうまく伝わらない」
 「Q4.部下とのコミュニケーションにおける課題・悩みを教えてください。(複数回答)」(n=540)と質問したところ、「部下のスキルアップの支援が難しい」が37.0%、「部下に仕事の指示がうまく伝わらない」が32.0%、「部下の意見を引き出すことが難しい」が30.7%という回答が寄せられました。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/89158/48/89158-48-ac65d5d5327d973d12452b51aa96381d-1360x714.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


・部下のスキルアップの支援が難しい:37.0%
・部下に仕事の指示がうまく伝わらない:32.0%
・部下の意見を引き出すことが難しい:30.7%
・仕事の進捗管理が難しい:29.3%
・部下のメンタルケアが難しい:26.1%
・定期的なコミュニケーションが取れない:21.7%
・フィードバックの内容に部下が納得しない:20.2%
・部下からの相談が少ない:19.3%
・部下の目標設定の効果的な立て方が分からない:15.2%
・オープンな対話ができない:14.6%
・その他:0.4%
 ―59歳:可能な限り公平な業務分担
 ―62歳:報告、連絡、相談のいわゆる報連相
・特にない:11.7%
・わからない/答えられない:1.1%
「在宅勤務のためオンラインでの打ち合わせだけとなり、表面的な部分しか見えず、部下が何かに困っているかがわかりにくい」や「どのラインがパワハラになるか難しく指導しにくい」などの課題・悩みも
 Q4で「部下とのコミュニケーションに課題・悩みはない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q5.Q4で回答した以外に、部下とのコミュニケーションにおける悩みや課題があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=475)と質問したところ、「在宅勤務のためオンラインでの打ち合わせだけとなり、表面的な部分のみしか見えずに、部下が何かに困っているかどうかがわかりにくい」や「どのラインがパワハラになるか難しく指導しにくい」といった声が寄せられました。

<自由回答・一部抜粋>
・47歳:相性の悪い人間同士を組ませると何かしらのトラブルが発生する。
・45歳:どのラインがパワハラになるか難しく指導しにくい。
・54歳:メンタル不調から復帰した社員への接し方が難しい。
・39歳:ハラスメントを意識しすぎてしまう。
■マネジメント業務に関する悩みや課題のサポートについて
半数以上が、「勤務先でマネジメント業務に関する悩みを相談できていない」
「Q6.お勤め先では、あなたのマネジメント業務に関する悩みを相談できていますか。」(n=540)と質問したところ、「全くできていない」が13.7%、「あまりできていない」が36.9%という回答となりました。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/89158/48/89158-48-3be21384839db0ba222e9caea4c566ee-1360x714.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


・できている:12.1%
・ややできている:34.3%
・あまりできていない:36.9%
・全くできていない:13.7%
・わからない/答えられない:3.0%
約6割から、勤務先で「マネジメント層に対する支援・サポートが十分に提供されていない」との声
 「Q7.お勤め先では、マネジメント層に対する支援・サポートが十分に提供されていると思いますか。」(n=540)と質問したところ、「全くそう思わない」が16.8%、「あまりそう思わない」が42.6%という回答となりました。
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/89158/48/89158-48-7c2537cfd6e10a1d9657b265282e3672-1360x714.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


・全くそう思わない:16.8%
・あまりそう思わない:42.6%
・ややそう思う:26.1%
・非常にそう思う:10.2%
・わからない/答えられない:4.3%
51.7%が、日々の業務の忙しさやマネジメントの悩みを相談できないことが原因で「離職を検討したことがある」と回答
 「Q8.あなたは、日々の業務の忙しさやマネジメントの悩みを相談できないことが原因で離職を検討したことがありますか。」(n=540)と質問したところ、「何度もある」が21.0%、「数回程度ある」が30.7%という回答となりました。
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/89158/48/89158-48-f3045df45ced20bf7c6e81858e6efb6c-1360x714.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


・何度もある:21.0%
・数回程度ある:30.7%
・ない:45.7%
・わからない/答えられない:2.6%

マネジメント層に対して、あったら嬉しい支援やサポートは、「マネジメントに関するコーチングの実施」「部下の業務スキルのトレーニング支援」「悩みを相談できる場所・機会の創出」など
 「Q9.ご自身を含めたマネジメント層に対して、どのような支援やサポートがあれば嬉しいですか。(複数回答)」(n=540)と質問したところ、「マネジメントに関するコーチングの実施」が35.6%、「部下の業務スキルのトレーニング支援」が34.1%、「悩みを相談できる場所・機会の創出」が33.1%という回答となりました。

[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/89158/48/89158-48-62a3f44d91b8d78de23e89f8cc843451-1360x714.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


・マネジメントに関するコーチングの実施:35.6%
・部下の業務スキルのトレーニング支援:34.1%
・悩みを相談できる場所・機会の創出:33.1%
・部下のメンタルケアのサポート:28.5%
・キャリアコーチングの実施:22.2%
・部下とのチームビルディングのサポート:21.7%
・他のマネージャーとの交流機会の設定:20.4%
・オンラインリソースや学習プラットフォームの提供:12.8%
・ワークショップの実施:10.0%
・その他:1.7%
 ―58歳:会社の風土変革、人材確保
 ―55歳:上司の意識向上
 ―53歳:マネジメント以前に採用する人員の根本の質を上げてほしい
 ―59歳:経営的な俯瞰した観点での人員の最適化の相談窓口
 ―58歳:知識があり、基礎を作れる者
 ―55歳:第三者の介在
 ―62歳:社長の協力
・わからない/答えられない:15.7%

「マネジメント層のメンタルケア」や「社内外での具体的事例が共有できる機会」などを望む声
 Q9で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q10.Q9で回答した以外に、あると嬉しい、マネジメント層への支援やサービスがあれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=455)と質問したところ、「マネジメント層のメンタルケア」や「社内外での具体的事例が共有できる機会」など244の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>
・30歳:指導方法の指導。
・36歳:経験者による支援サポート。
・57歳:マネジメント層のメンタルケア。
・54歳:中間マネジメント層に対するケアについての経営陣への教育の機会。
・48歳:匿名で気軽に相談できる窓口の設置。

■まとめ
 今回は、部下を3人以上持つマネージャーの会社員540名を対象に、マネージャーに対するサポート体制に関する実態調査を実施しました。


 まず、マネージャーの75.7%が、マネジメント業務に関する悩み・課題があると回答しており、具体的には、「人により仕事量の偏りが出てしまう」(51.1%)、「指示が伝わりづらい」(50.1%)が挙げられました。さらに、部下とのコミュニケーションにおける課題としては、「部下のスキルアップの支援が難しい」(37.0%)、「部下に仕事の指示がうまく伝わらない」(32.0%)が上位を占めました。半数以上のマネージャーが、勤務先でマネジメント業務に関する悩みを相談できていない状況にあり、同じく半数以上が日々の業務の忙しさやマネジメントの悩みを相談できないことが原因で「離職を検討したことがある」と回答しています。マネージャーが望む支援・サポートとしては、「マネジメントに関するコーチングの実施」(35.6%)、「部下の業務スキルのトレーニング支援」(34.1%)が特に高いニーズを示しました。


 今回の調査では、マネージャー層の多くがマネジメントに悩みを抱えており、適切なサポートを得られていない実態が明らかになりました。特に、部下とのコミュニケーションに課題を感じているマネージャーが多く、日々の業務の忙しさやマネジメントの悩みを相談できないことが原因で、離職を検討したマネージャーも一定数いることが判明しました。企業が持続的に成長するためには、マネージャー層への負担軽減が求められており、コーチングやメンタルサポートの提供など、マネージャーの職務満足度を高め、組織全体の生産性と革新性の向上につなげることが重要だと言えるのではないでしょうか。
◼️「Smart相談室」スーパーバイザー鵜飼柔美さんコメント
[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/89158/48/89158-48-4ec251c9195c306a1ada2f8acd50f4a0-1849x1999.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]





20代の転職理由の上位には「人間関係が悪い/うまくいかない」「社員を育てる環境がない」「尊敬できる人がいない」などがあります。キャリア形成を発達論から考えると、自身の職業発達に対して育成を期待する声が多いとも言えます。


また今回の調査では「部下のスキルアップの支援が難しい」「部下に仕事の指示がうまく伝わらない」「部下の意見を引き出すことが難しい」といった現実的な悩みが上位にあるものの、「勤務先でマネジメント業務に関する悩みを相談できていない状況にある」と半数以上が回答しており、マネジメント層も管理職としてのキャリア形成に不安を抱え、成長の支援を期待していることがわかります。

若手もマネジメント層も、「期待されている役割が果たせていないのではないか」というモヤモヤを抱えているという現実を改善するためには、まずこのモヤモヤを明確に自覚するために「聴く耳」があるところで「話す」ことが必要です。そうすると、自分を客観視できるようになって、モヤモヤを晴らすことにつながります。また、モヤモヤが長引いてメンタル不調に陥ることを防ぎ、前向きにマインドセットすることにもつながります。


弊社の「Smart相談室認定カウンセラー」は100%対人支援の有資格者ですので、相談者の方が前向きにマインドセットができるまで、モヤモヤを丁寧にしっかりと受け止めることはもちろん、モヤモヤが晴れたあと「組織の一員としてどうしたらいいか」を自律的に考え、自ら成長することを支援します。
■「Smart相談室」の概要
「Smart相談室」は、働く人の「モヤモヤ」を解消し、「個人の成長」と「組織の成長」を一致させる法人向けオンライン対人支援サービスです。 メンタルケア、コーチング、法令対応を実現するストレスチェック・ハラスメント窓口などの機能を提供することで、企業の健康経営と働く人のWell-beingに寄与します。 一般的に「組織の成長」は経営計画を元に線形の右肩上がり、一方で「個人の成長」は曲線で個々人のライフイベントも加味しながら細かく上下を繰り返します。Smart相談室の対人支援サービスによって個人の成長をサポートし、両者のギャップを埋めることで組織全体の成長を支援します。

「Smart相談室」サービスサイト:https://smart-sou.co.jp/
■「Smart相談室」の機能
- カウンセラー相談
- 福利厚生型コーチング
- 選抜型コーチング
- 医師面談
- ハラスメント窓口
- ストレスチェック
- 学習コンテンツ
- 意見箱
- 産業医面談調整
- eNPS

■トライアルプランについて
[画像10: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/89158/48/89158-48-e1fe34ab180fc1e684371f43569c6ae4-1999x982.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


対象:過去に契約したことが無い企業アカウント(企業・事業所)
無料期間:登録日から21日間
体験できる内容:
- カウンセラー相談
- 福利厚生型コーチング
- ストレスチェック
- 学習コンテンツ
- 意見箱
- eNPS

詳細URL:https://lp.smart-sou.com/trial_organizations
◼ 株式会社Smart相談室について
働く人の「モヤモヤ」を解消し、「個人の成長」と「組織の成長」を一致させる法人向けオンライン対人支援サービス「Smart相談室」を開発、運営しています。

2021年2月、医療系事業会社で10年間、新規事業開発と組織マネージメントに従事した藤田康男が代表として設立し、『働く人の「モヤモヤ」を解消し、「個人の成長」と「組織の成長」を一致させる』をミッションに事業運営を行っています。Smart相談室はSmartHRのグループ会社です。
◼ 会社概要
社名:株式会社Smart相談室
代表取締役・CEO:藤田 康男
事業内容:「Smart相談室」の開発・運営
設立:2021年2月1日
所在地:東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー
企業URL:https://smart-sou.co.jp/company

※掲載されている製品名、会社名、サービス名は各社の商標または登録商標です。
※記載情報は、発表日現在のものです。情報は予告なしに変更されることがありますので、 あらかじめご了承ください。


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