順天堂大学と日本ゴールボール協会及び日本ボッチャ協会が連携協力協定を締結
PR TIMES / 2018年1月26日 14時1分
順天堂大学(学長:新井 一)は、パラスポーツ(障がい者スポーツ)競技である「ゴールボール」及び「ボッチャ」の強化・普及活動を通し、指導者としての資質を養う学生教育を行うと共に、相互に人的・技術的協力を行うことを目的として、今般、一般社団法人日本ゴールボール協会(会長:京近 高典)及び一般社団法人日本ボッチャ協会(代表理事:奥田 邦晴)とそれぞれ連携協力協定を締結しました。
両協会との協定締結により、本学はこれら競技の競技会・体験会・体験授業等への学生派遣、日本代表選手・強化指定選手の強化指導、特別支援学校等で活用される競技指導書の作成等の取り組みにおいて、両協会とのより一層の連携を図るとともに 、昨年9月に採択されたスポーツ庁「大学スポーツ振興の推進事業(※)」を円滑に展開してまいります。
協定締結式には、順天堂大学・新井 一 学長、一般社団法人日本ゴールボール協会・京近 高典 会長及び樫 尚史 専務理事、一般社団法人日本ボッチャ協会・奥田 邦晴 代表理事が出席し、本学とそれぞれの協会との間で協定が締結されました。
※「大学スポーツ振興の推進事業」について
「大学スポーツ振興の推進事業」は、大学スポーツ・アドミニストレーターの配置等、大学におけるスポーツ活動を支援するスポーツ庁の事業です。平成29年5月30日から6月28日まで提案が募集され、有識者からなる技術審査委員会による審査の結果、同年9月に8大学が選定されました。スポーツ庁では、日本版NCAA創設に向けて、大学におけるスポーツ分野を戦略的かつ一体的に管理・統括する部局の設置や人材の配置を支援し、大学スポーツの活性化や大学スポーツを通じた大学全体の振興を図るための体制整備に取り組んでいます。
順天堂大学:新井 一 学長のメッセージ
スポーツ分野では、これまで自治体との連携を基盤に様々な取り組みを行ってきましたが、今回の協定締結により、一般社団法人日本ゴールボール協会、一般社団法人日本ボッチャ協会の両協会及び地域社会との関係をより一層強化しながら活動を推進していきます。健康総合大学・大学院大学である本学の特長を生かし、障がい者スポーツ競技の推進に取り組むことで、地域社会におけるスポーツを通じた価値創造の中核としての役割を果たすとともに、スポーツ庁に採択された「大学スポーツ振興の推進事業」にも積極的に取り組んでいく所存です。
一般社団法人日本ゴールボール協会:樫 尚史 専務理事のメッセージ
障がい者スポーツの現場が抱える大きな課題の一つに、指導者が不足していることが挙げられます。本競技においても、視覚障がいそのものの見識から、競技の特性や専門性を理解していただいている指導者は、全国を見渡しても極めて少ない状況であると感じています。今回、順天堂大学が連携してくださることで、競技会や体験会等の生の現場を学生諸子が体現していただき、大学卒業後の即戦力となりえる人材が巣立っていかれることを祈念しています。また、その人材が、地域における障がい者スポーツの中核となり、全国的な市区町村レベルで広く深い見識を持った活躍につながることを望んでいます。
一般社団法人日本ボッチャ協会:奥田 邦晴 代表理事のメッセージ
重度障がいのボッチャ選手がスポーツ活動を営んでいく上で、日々の医学的ケアやリスク管理は勿論のこと、彼らを取り巻く物的・人的環境整備は必至であります。また、勝利するという経験、そしてそれらの目標に向かって奮闘努力していく過程は、人を大きく成長させます。スポーツ健康科学部、医学部を擁する歴史と実績ある順天堂大学との今般の連携は、安心してスポーツに邁進できる環境の確立だけでなく、ボッチャを介して、選手たちと学生・支援者が共に「ひとの可能性」について広く社会に発信してくれることを確信しています。
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【順天堂大学について】
学長: 新井 一 ホームページURL:http://www.juntendo.ac.jp/
順天堂は、1838(天保9)年、学祖・佐藤泰然が江戸・薬研堀(現在の東日本橋2-6-8)に設立したオランダ医学塾・和田塾に端を発し、今につながる日本最古の医学教育機関です。医学部、スポーツ健康科学部、医療看護学部、保健看護学部、国際教養学部の5学部と3大学院研究科、6医学部附属病院からなる「健康総合大学・大学院大学」として教育・研究・医療を通じた国際レベルでの社会貢献と人材育成を行っています。
スポーツ分野でも、国際大会などでこれまでに多数のメダリストを輩出するなど日本の競技力向上に貢献しています。
【一般社団法人 日本ゴールボール協会について】
会長: 京近 高典 ホームページURL:http://www.jgba.jp/
ゴールボールは、第二次大戦後、視覚に障がいを負った方たちの社会復帰へ向けたリハビリテーションプログラムの一つとしてドイツやオーストリアを中心に考案された視覚障がい者を対象とした球技で、パラリンピックの正式種目です。競技では、目隠しを着用した1チーム3名のプレーヤー同士が、コート内で鈴入りボールを転がすように投球し合って相手ゴールを狙い、得点を競います。
日本ゴールボール協会は、国内のゴールボールの普及と強化に取組む任意団体として1994年に設立され、2015年4月に一般社団法人化されています。
【一般社団法人 日本ボッチャ協会について】
代表理事:奥田 邦晴 ホームページURL:http://japan-boccia.net/
ボッチャは、ヨーロッパで生まれた重度脳性麻痺者もしくは同程度の四肢重度機能障がい者のために考案された競技で、パラリンピックの正式種目です。競技では、ジャックボール(目標球)と呼ばれる白いボールに、赤・青のそれぞれ6球ずつのボールを投げたり、転がしたり、他のボールに当てたりして、いかに近づけるかを競います。
日本ボッチャ協会は、日本国内のボッチャの振興と普及を図り、ボッチャを通じて障がいのある方の心身の健康及び生活力の向上に寄与することを目的として1997年に設立され、2015年4月に一般社団法人化されています。
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