doublejump.tokyoがスクウェア・エニックスのIPを用いたNFTデジタルシール「資産性ミリオンアーサー」でLINE Blockchainを採用
PR TIMES / 2021年6月9日 10時15分
ブロックチェーン技術を用いたNFT事業支援を行うdoublejump.tokyo株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:上野広伸、以下「doublejump.tokyo」)は株式会社スクウェア・エニックス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:松田洋祐)との共同開発によるNFTデジタルシール「資産性ミリオンアーサー」にLINE株式会社がLINE TECH PLUS PTE. LTD.を通じて提供する「LINE Blockchain」のNFT(※1)を採用することをお知らせいたします。
[画像: https://prtimes.jp/i/34671/49/resize/d34671-49-147889-0.png ]
■「LINE Blockchain」採用の背景と今後の展開
「LINE Blockchain」は、LINEが独自に開発したブロックチェーンです。
「LINE Blockchain」上で発行したトークンをLINEアカウントと紐づくデジタルアセット管理ウォレット「LINE BITMAX Wallet」で管理・連携させることで、LINEのユーザー基盤を活かしたサービスの構築が可能となります。
本プロジェクトにおける「LINE Blockchain」採用の背景は、NFTを活用したサービスのUX改善です。
多くのブロックチェーン関連のアプリケーションの場合、Walletのインストールがユーザーにとって非常に大きなハードルとなっているという現状があります。
昨今、NFTは盛り上がりを見せている一方、マスをターゲットとした日本のコンテンツホルダーにとっては仮想通貨ウォレットなどに精通していない人がメインのターゲットユーザーとなっており、UXの改善がNFT市場拡大の大きな足掛かりになると考えております。
それに対し、以下「LINE Blockchain」の持つ特徴によりNFTサービスの様々な改善が期待されます。
ユーザー認証(鍵管理)
NFTの取り扱いは多くの場合、カストディの規制(※2)などもあり、ユーザーは秘密鍵(※3)を自身で管理する事が求められます。
「LINE Blockchain」では、ユーザーは秘密鍵を自身で管理することなくLINEのログインとLINE BITMAX Walletの連携することで普段利用しているWEBサービスの認証に近いUXを提供することが可能です。
ユーザーのGas負担が不要
通常イーサリアムブロックチェーンなどでは、NFTの転送にはGas代金の負担がユーザーに発生します。
「LINE Blockchain」の場合、サービス運営側が負担する形となり、よりシンプルなUXとなります。
NFTマーケットプレイス
現在、「LINE Blockchain」を用いたNFTマーケットプレイスの構築が進められており、今後NFTの出品・購入が可能になる予定です。また、LINEのトーク機能を活用したNFTの授受も容易になっていくとみられ、約8,800万人が利用するアプリケーションを用いたNFTの二次流通も活発になっていくと考えます。
今後の展望
かねてよりdouble jump.tokyoで開発してきた「LINE Blockchain Developers」のAPIのGo言語向けライブラリをオープンソースとして提供開始いたしました。 このライブラリを利用することで、「LINE Blockchain Developers」のAPIへアクセスするためのHTTP設定や署名処理を簡略化し、迅速な開発を可能にします。
https://github.com/doublejumptokyo/go-lbd
「LINE Blockchain」でのサービス展開を行う企業に広く使っていただくことで「LINE Blockchain」エコシステムへの貢献を行います。
■NFTデジタルシール「資産性ミリオンアーサー」について
「資産性ミリオンアーサー」はスクウェア・エニックスが誇る人気IP「ミリオンアーサー」シリーズの4コマ漫画/WEBアニメである「弱酸性ミリオンアーサー」をNFT(Non-fungible token、非代替性トークン)として新たにデザインするデジタルアセットです。
https://lp.shisansei.million-arthurs.com/
■「ミリオンアーサー」シリーズについて
シナリオに「とある魔術の禁書目録」の鎌池和馬氏、音楽制作に前山田健一氏を起用するなど、豪華スタッフ陣が集結。人気声優が演じる魅力あふれるキャラクター達、多数の著名イラストレーターが描くキャラクターイラストの競演でヒットを記録したスマートフォン向けゲーム「拡散性ミリオンアーサー」から始まった作品群です。
その後、「乖離性ミリオンアーサー」「交響性ミリオンアーサー」、TVアニメ化された「叛逆性ミリオンアーサー」などのスマートフォン向けゲーム、WEBアニメ化で人気を博した4コマ漫画「弱酸性ミリオンアーサー」、アーケード・家庭用向け格闘ゲーム「ミリオンアーサー アルカナブラッド」など、様々なメディア展開が行われています。
※「拡散性ミリオンアーサー」「乖離性ミリオンアーサー」「交響性ミリオンアーサー」「叛逆性ミリオンアーサー」はサービス終了済み
※1 NFT(Non-Fungible Token ノン ファンジブル トークン)とは…ゲームのキャラクターやアイテム、トレーディングカードから、アートや権利のデジタル化といったユースケースが期待される代替性のないトークンを表す言葉です。トークンはブロックチェーン上で、所有、譲渡を管理することができます。代表的な規格にイーサリアムで利用されるERC-721があります。
※2 「他人のために暗号資産の管理をすること(=カストディ業務)」が仮想通貨交換業の定義に追加され、該当する事業者は仮想通貨交換業者に登録する必要がある。
※3 暗号資産(仮想通貨)の所有者であることを証明する機密データのこと。
<株式会社スクウェア・エニックスについて>
株式会社スクウェア・エニックスは、エンタテインメント分野において、創造的かつ革新的なコンテンツ/サービスのヒット作品を生み続けるリーディングカンパニーです。当社グループの自社IPの代表作には「ドラゴンクエスト」シリーズ(累計出荷・ダウンロード販売本数8,200万本以上)、「ファイナルファンタジー」シリーズ(同1億6,100万本以上)、「トゥームレイダー」シリーズ(同8,200万本以上)、「スペースインベーダー」シリーズなどがあります。(https://www.jp.square-enix.com)
<double jump.tokyo株式会社について>
NFT・ブロックチェーンゲーム専業開発会社として、2018年4月3日に設立。
「My Crypto Heroes」「BRAVE FRONTIER HEROES」「マイクリプトサーガ」などの人気ブロックチェーンゲームの開発、ブロックチェーンゲーム開発支援サービス「MCH+」および、NFT事業支援サービス「NFTPLUS」、複数人で秘密鍵管理できるビジネス向けNFT管理SaaS「N Suite」の提供・開発を行っています。
会社名:double jump.tokyo株式会社
所在地:東京都新宿区西新宿4-34-7
代表者:代表取締役 上野広伸
事業内容:ブロックチェーン技術を用いたゲーム及びアセットの開発・運営・販売
ホームページ:https://www.doublejump.tokyo/
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