ピカリング インターフェース、機能試験/検証、HILアプリケーションの両方に対応した新しいプログラマブル抵抗モジュールを発表
PR TIMES / 2024年9月13日 18時15分
複数の抵抗レンジと分解能を持つPXI/PXIeシミュレーション・モジュールで大半の機能試験システムのニーズに対応
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/50349/49/50349-49-775d28b8bb5d27112b1c480a869a1398-2100x1500.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
電気テストと検証向けモジュラー型シグナル・スイッチング/シミュレーション・ソリューションのリーディング・サプライヤであるピカリング インターフェース(本社:英国、クラクトン・オン・シー)は同社初となる最大2A、200V(または最大電力)まで対応したPXI/PXIeプログラマブル抵抗モジュールの新ファミリを発表しました。ピカリングが拡充を続ける中/高電力抵抗器モジュール製品ラインナップの一部となる今回のPXI(モデル40-254)とPXIe(モデル42-254)は2.5W(モデル40-251)、5W(モデル40-252)、10W(モデル40-253)に続く製品で、1チャネルあたり最大15Wの電力処理能力を持ち、1つまたは2つの抵抗チャネルを必要とするアプリケーションにおけるコンパクトでシンプルなソリューションを提供します。42-254シリーズはPXIeフォーマットで利用できる初の中電力モジュールでもあります。
プログラマブル抵抗は電子コントローラなどのデバイスを試験する際に、システム内の抵抗センサや可変抵抗器をシミュレートできます。40/42-254ファミリは広範な抵抗範囲(1Ω~395kΩ)と分解能(0.125Ω~8Ω)が用意されており、大半の機能試験システムのニーズに対応します。各チャネルは配線やセンサの不具合によるシステム内の短絡や開回路状態をシミュレートすることができ、さまざまな試験を実施できます。
抵抗値を直接設定することができるため、シンプルなソフトウェア制御が可能です。このモジュールは要求された値に最も近くなるよう抵抗値を設定し、その値を算出します。ユーザーはモジュールに信号を送り、実際の設定を確認することができます。長期的な精度検証には測定対象のユニット(UUT)の代わりに校正ケーブル・アセンブリをモジュールに取り付けることができ、デジタルマルチメータ(DMM)を使用したシンプルな校正で抵抗器チャネルの検証が可能です。
これらの抵抗モジュールは28種類の標準仕様が用意されており、一般的な構成にご利用いただけます。
・抵抗範囲が狭く、1チャネルまたは2チャネルのバリエーション
・抵抗範囲が中程度で、1チャネルのバリエーション
・抵抗範囲が広く、1チャネルのバリエーション
バリエーションに応じて、各モジュールはマザーボードとドーターボード、またはマザーボードのみで構成されます。これらは抵抗チェーンで構成され、スイッチングには2極の電気機械式リレーを使用します。ユーザー接続はフロントパネルのオスD型9ピン・コネクタを使用します。低消費電力で高密度を必要とするアプリケーションには高密度精密抵抗器モジュール(モデル40/42-297A)をご利用ください。
ピカリングのシミュレーション製品マネージャーのPaul Bovingdonは「ピカリングではシミュレーション機器の開発に継続的に投資しています。その一環で今回発表したPXI/PXIeプログラマブル抵抗モジュールは車載、航空宇宙、医療分野のHIL(Hardware-in-the-Loop)アプリケーションのほか、電源、充電器、バッテリー、ソーラーパネル、DC-DCコンバーターなどの低/中電力製品の機能試験や検証に最適です」と述べ、さらに「モジュールには故障状態に対する検証に最適な障害挿入機能が搭載されています。ピカリングの幅広いPXIセンサ、バッテリー、負荷シミュレーターを補完するこのモジュールはアクチュエーター、コイル、ランプ、補助電源をエミュレートする機能試験システムにも使用できます。試験装置やカスタム負荷ボードでは固定機能の負荷抵抗器を物理的に配線することが多いですが、その代わりにプログラマブル・モジュールを使用することで柔軟性を向上させることができます。また、モジュール式PXIプラットフォームと同様の機能を持ちながら、ソフトウェアで抵抗値を動的に変更するだけで、複数のデバイスをシミュレートできるという優位点もあります」と語りました。
ピカリング インターフェースではすべての製品に対して標準の3年保証と長期製品サポートを実施しています。価格、入手の可能性、連絡先に関して詳しくは https://www.pickeringtest.com/ja-jp をご覧ください。
Design, Deploy & Sustain Your Automated Test System
ピカリングインターフェースについて
ピカリング インターフェース(本社:英国、クラクトン・オン・シー)は電気テストと検証向けモジュラー型シグナル・スイッチング/シミュレーションの設計/製造を行っている企業です。PXI、LXI、PCIアプリケーション向けに、業界で最も広範なスイッチング/シミュレーション製品を提供しています。さらに、こうした製品のサポートのため、社内のソフトウェア・チームが開発したアプリケーション・ソフトやソフトウェア・ドライバと合わせて、ケーブル/コネクタ・ソリューション、診断試験ツールも提供しています。
ピカリング製品の仕様は世界で使用されている試験システムに対応しており、その優れた信頼性と価値に対しては高い評価が寄せられています。ピカリング インターフェースは米国、英国、ドイツ、スウェーデン、フランス、チェコ共和国、中国での直接的な営業活動とともに、北/中南米、欧州、アジアの国々での代理店網によりグローバルな活動を展開しています。日本では、アンドールシステムサポート株式会社( https://www.andor.jp/ )がピカリング インターフェースの総代理店となっています。
現在、車載、航空宇宙/防衛、エネルギー、産業機器、通信、医療、半導体などのすべての電子機器業界に対し、製品/サービスを提供しています。シグナル・スイッチング/シミュレーション製品や販売窓口の詳細については、 https://www.pickeringtest.com/ja-jp/ をご覧ください。
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
1チャンネルあたり50トーンのDDS信号発生器
PR TIMES / 2024年9月26日 16時40分
-
ピカリング インターフェース、マイクロ波スイッチ・デザインツールの最新バージョンを発表し、シミュレーションと回路設計機能を追加
PR TIMES / 2024年9月26日 11時0分
-
マウザー、東芝の幅広い電子部品および半導体製品の取り扱いを開始
PR TIMES / 2024年9月11日 13時45分
-
オンセミ、太陽光発電/ESS向けSi/SiCハイブリッドPIMを発表
マイナビニュース / 2024年9月9日 14時57分
-
オンセミ、太陽光発電とエネルギー貯蔵を強化する最新パワーモジュールを発表
PR TIMES / 2024年9月5日 13時40分
ランキング
-
1ワコール、英同業企業を買収 海外事業拡大へ販売力強化
共同通信 / 2024年9月26日 18時45分
-
2USスチール買収計画、日鉄社長「決して楽観できない」…仲裁委が「適格」判断で追い風も
読売新聞 / 2024年9月26日 23時17分
-
3任天堂も激怒「酷似ゲーム」会社が犯した痛恨失態 特許権侵害で訴訟され…出した"声明"にツッコミが殺到
東洋経済オンライン / 2024年9月25日 18時30分
-
4為替相場 27日(日本時間 6時)
共同通信 / 2024年9月27日 6時0分
-
5年金「月14万円」…手取り30万円労働者の「残酷すぎる老後」
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年9月24日 18時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください