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学校の部活動を支える「楽器寄附ふるさと納税」2,000万円を突破!

PR TIMES / 2024年7月22日 16時15分

通算参画自治体数は27自治体。令和5年度は初めて東京都及び千葉県内の自治体が参画



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楽器寄附ふるさと納税とは
吹奏楽部などの部活では、「楽器が足りないので、新入生が入ってこられず困っている」、「何度も修理をしているが直らない楽器を吹き続けている」といった楽器を求める声がある一方で、全国には「使う予定はないが、楽器には想いが詰まっているので、売ったり捨てたりするには抵抗がある」と押し入れで楽器を眠らせている人がいます。

本制度は楽器が不足している教育機関及び音楽団体等へ、全国の使われていない休眠楽器を寄附いただく取り組みです。寄附に際して、楽器の査定が行われ、その査定金額がふるさと納税と同様に税金控除・還付される仕組みになっています。

通常のふるさと納税と違い、本制度には「返礼品」と呼ばれるものがなく、児童・生徒たちからの「感謝の手紙」や演奏会への招待等が届きます。返礼品目的ではなく純粋に応援する想いから生まれる楽器寄附は「ふるさと納税の本質を捉えた制度」として、2020年度には「総務省ふるさとづくり大賞 地方自治体表彰」もいただきました。
令和5年度は調布市及び富津市が初参画
令和5年度までの寄附申し込み件数は1,900件を超え、このうち寄附された楽器は合計800本以上、累計査定金額は2,000万円を超えました。参画自治体数は累計27自治体にのぼり、令和5年度は調布市及び富津市が初参画。東京都及び千葉県内の自治体としてはそれぞれ初めての制度活用となりました。
どちらも学校教育が盛んな地域で、SDGsの一つである「質の高い教育」に取り組んでいます。

調布市教育委員会 担当者コメント
ー参画のきっかけについて
「各学校の備品購入費の予算確保の中で毎年課題になるのが楽器の予算でした。楽器は50万円を超えるものが多く、楽器が足りずに困っていることは分かっていても、なかなか叶えてあげることが難しい状態でした。」
ー制度活用の効果や学校の反応について
「最初の一本が寄附された日のことが、とても印象深く残っています。フルートでした。学校に直接届けに行ったのですが、生徒がワッと集まってすごい喜びようでした。部活に使うものが足りずにこれまで色んな苦労があったんだなと改めて実感しました。
以来、寄附があるたびに職員が学校に楽器を届けに行って、生徒とともに寄附のありがたさを噛みしめつつ、学校とコミュニケーションをとりながら現場の状況把握に努めています。また、寄附いただいた楽器は、日々の練習はもちろんのこと、演奏会やコンクールでも使用しています。寄附者の方には生徒たちがお礼の手紙を送ったり、演奏会にお招きして交流を図ったりしていることも良い教育効果を感じています。」
ー今後の展開について
「令和6年度は中学校だけでなく新たに小学校のブラスバンド活動まで募集を拡大しました。本制度を通じて、さらに学校教育に力を入れていきたいと考えています。」

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/60033/49/60033-49-513c89f087a5e6c034701dc5ec359c0c-830x623.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
寄付されたトランペットを受け取った子どもたち(調布市)
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/60033/49/60033-49-17e8f25390023c53ecab3b82801b9897-3900x2925.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
演奏会の様子(調布市)

部活動の地域移行課題にも貢献
国が現在進めている部活動の地域移行については教員の負担軽減や部活動メニュー拡大などが期待される一方で、家庭での費用負担増が懸念されています。特に楽器を使用する吹奏楽部などは、楽器の購入費や大会の遠征費などで、他の部活動と比べて費用がかかることが分かっています (株式会社マーケットエンタープライズ,吹奏楽部の活動に関する実態調査,2022)。

本制度はこうした課題解決や地域と人をつなぐことで関係人口創出にも引き続き貢献していきたいと考えています。

寄附の申し込みや問い合わせは、特設サイト https://www.gakki-kifu.jp/
楽器寄附ふるさと納税 実行委員会
<株式会社パシュート>(営業・サイト運営管理事業者)
株式会社パシュートは「地域とヒトをつなぐ」を企業コンセプトに、地域の課題解決だけではなく、地域の魅力を活かしたファンづくりのお手伝いをさせていただきます。
・事業内容:地域企画事業(アウトドアや地域の自然資源を活用した地方創生・関係人口創出)、メディア事業(メディア運営・イベント・Web・デザイン)
・コーポレートサイト:https://www.pursuit-inc.jp/
・楽器寄附ふるさと納税サイト:https://www.gakki-kifu.jp/

<いなべ市>(事業発案自治体)
三重県の北の玄関口に位置し、岐阜県や滋賀県と隣接するいなべ市は、名古屋から車で約50分の距離にあり、自動車関連企業などが進出し、活力あるまちとして発展を続けています。西に鈴鹿山脈をいただき、中央に流れる員弁川を挟んで田園地帯が広がる緑豊かな住みよいまちです。
2019年3月には東海環状自動車道大安ICが開通、2025年度中には北勢IC(仮称)が開通、2027年度中には全線開通するなど、交通網の利便性向上により、更なる地域活性化が期待されています。
・ウェブサイト:https://www.city.inabe.mie.jp/

<株式会社マーケットエンタープライズ>(楽器査定事業者)
マーケットエンタープライズは、ネット型リユース事業を中心に、メディア事業、モバイル通信事業などを展開し、「持続可能な社会を実現する最適化商社」をビジョンに掲げ、2006年の設立以来、成長を続けています。2015年6月には東証マザーズに上場。2021年2月に東証一部へ市場変更の後、2022年4月にはプライム市場へ上場しております。ネット型リユース事業では、「高く売れるドットコム」のほか、リユースプラットフォーム「おいくら」や、80か国以上への中古農機具の輸出などで事業拡大を続けており、ネット型リユース事業のサービス利用者は延べ720万人を達成しました。
・ウェブサイト:https://www.marketenterprise.co.jp/

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