高齢ドライバーの運転習慣を劇的に改善 追突事故ゼロを実現した「後付け安全装置・モービルアイ」
PR TIMES / 2019年9月4日 13時40分
―導入後3年近く、追突事故ゼロを継続するヨシダ交通※1―
■モービルアイの指導/学習効果により、優良ドライバーが大幅に増加
■危険な車間距離は10分の1以下となり、追突事故もゼロに※1
■初年度比で交通事故数は85%減少、フリート保険の保険料は10%削減
ジャパン・トゥエンティワン株式会社(本社:愛知県豊橋市/代表取締役社長:加藤充、略称J21)がマスターディストリビューターとして販売しているモービルアイ社(本社:イスラエル)の後付け衝突防止補助システム「モービルアイ」が導入された、ヨシダ交通株式会社(本社:愛知県豊橋市/代表取締役:山本洋子、略称ヨシダ交通)のビックデータ解析により、モービルアイが高齢ドライバーの運転習慣の改善と交通事故削減に対して大きな効果を持っていることが実証されました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/10261/50/resize/d10261-50-314108-1.jpg ]
高齢化が進む社会において、運輸交通業の事業者でも人員の確保と安全性を両立するため、どのように乗務員を指導し、乗務員と顧客の満足度を上げていくかが課題となっています。また、高齢ドライバーによる交通事故が問題となる中、乗務員の平均年齢が63歳となっているヨシダ交通においても、この状況に対応する必要がありました。
ヨシダ交通では、J21からモービルアイとクラウドベースのフリート管理システムの導入し、さらにデータ解析によるコンサルティングを受ける事で、通常は分からない車内の「運転行動を見える化」を実現し、今までの感覚に頼った運転指導から、実際の個人の運転習慣を分析・指導する事で、乗務員の運転習慣の改善に成功しました。モービルアイは乗務員へリアルタイムに「5つの警報※2」を出して事故を未然に防ぎますが、乗務員に対しては日常的に交通運転の意識向上の効果をもたらし、交通事故削減に効果を発揮します。さらに加えて、運行管理者は、各警報の数や場所、また車間秒数等を総合的に数値化した安全運転のスコアを元に、個人に応じた指導や講習を行う事が可能となり、運転習慣の改善とともに交通事故の大幅な削減にも成功しました。
2016年のモービルアイとフリート管理システムの導入後、交通事故件数は初年度の14回から今年度は2回に減少し、85%の削減を達成しました。この結果から、フリート保険の割引率も10%向上、また安全運転の目安とされる車間秒数も、2秒未満の記録が1万件から1,000件未満となり10分の1以下の数値になる等、目に見える効果を発揮しています。また、乗務員の運転行動は分析により、運転スコアが与えられて「優良ドライバー」「標準ドライバー」「要注意ドライバー」に分類されますが、指導や講習の指導効果もあり「優良ドライバー」の乗務員が大幅に増加しました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/10261/50/resize/d10261-50-832918-0.jpg ]
モービルアイは、ドライバーの状況認知が低下し、危険な運転状況と判断される場合に、リアルタイムに警報する事で交通事故の削減に寄与しますが、判断能力が低下する恐れがあり、運転習慣が確立されている高齢のタクシー乗務員に対しても充分な改善効果を発揮する事が証明されました。また、乗務員の方からも「警報が鳴るので、今どんな運転が悪かったか分かり安全意識を高めるのに有効」「車間距離を取ることで見える視野が広がった」など好意的に受け取られています。
こうした取り組みにより、運行管理者は乗務員の問題点を早期発見し、コストの削減と負担軽減をもたらしました。年配の乗務員にとっても安心して働ける環境が整えられ、また安全装置装着による企業イメージや顧客満足度の向上など、さまざまな効果が現れています。
また、ヨシダ交通の事例だけでなく、モービルアイ装着後に追突事故の件数が88%削減した※3という結果も得られており、さまざまな業界・業種での交通事故削減に効果を上げています。また先進運転支援システムの後付製品としては世界で初めて欧州安全基準(UN-ECE協定規則130号)「車線逸脱警報」に適合し、さらに国際標準化機構のISO15623「前方車両衝突警報システム」の性能基準にも適合、車両メーカーの標準装備品と同等の性能が証明されています。
J21では、2011年の国内販売開始以来、モービルアイをトラック・バスなどの運輸・運送事業者、大口の社用車ユーザーを中心に約6万台を出荷しています。商用車ユーザーの衝突事故の危険性を減らし、命のリスクを軽減するために、これからも注力してまいります。
※1ヨシダ交通のモービルアイ導入は2016年10月より。導入以降の追突事故件数ゼロを更新中。
※2「追突警報」「低速時追突警報」「車間警報」「車線逸脱警報」「歩行者警報」
※3モービルアイ装着1,656台の調査結果に基づく、全11社の平均・追突事故削減率(J21調べ)。
<ヨシダ交通株式会社:ユーザーの声>
●常務取締役・堀田景友 様
https://youtu.be/-fk2ViywDGI
[動画1: https://www.youtube.com/watch?v=-fk2ViywDGI ]
●乗務員・冨田昌伸 様
https://youtu.be/gXOkTufYq5Q
[動画2: https://www.youtube.com/watch?v=gXOkTufYq5Q ]
■モービルアイ(Mobileye)社について
半導体最大手インテル傘下にて画像解析、機械学習、マッピングなどの技術を持ち、先進運転支援システム(ADAS)や自動運転技術を提供するリーディングカンパニー。独自のチップセットとアルゴリズムによる同社特有のビジョンベースを基盤にしたシステムで、世界で卓越した存在です。自動車メーカー向けの衝突防止補助半導体(OEM)および一般市場向けシステム製品(AM)と自動運転向け半導体が主な製品分野。衝突防止では、累積2,400万台を超える出荷実績を誇り、自動車メーカーに提供する技術を後付のアフターマーケット製品にも適用。2014年にNYSEへ上場し、2017年8月よりインテル社の傘下企業となりました。
URL:https://www.mobileye.com/(英語)、http://www.imobile.bz/(日本語)
■ヨシダ交通株式会社について
ヨシダ交通株式会社は、1960年8月に設立され、愛知県・豊橋市を拠点に40台の車両を有し、タクシー事業を展開しています。地域の方々に信頼され、快適かつ安心して乗車していただけるよう、衝突防止補助システム「モービルアイ」の装着だけでなく、スマートフォンによる配車、ユニバーサルデザインタクシーの導入、ポイントカードの採用など、時代に合わせたさまざまな取り組みを行っています。
URL:http://www.yoshidakotsu.jp/
■ジャパン・トゥエンティワン株式会社について
ジャパン・トゥエンティワン株式会社は、1992年9月に創業し、”イノベーションを市場化する”を掲げ、イスラエルを中心に世界最先端のハイテク企業の技術や製品のビジネス開発を日本で展開。主な取り扱い製品には、自動車の後付け衝突防止補助システム「モービルアイ」、モービルアイの警報情報から運転技量を測定、車両の運行情報を管理・分析するフリートマネジメントシステム「イトラン」、タブレットの本格的な盗難防止製品「コンピュロックス」、小学生からのプログラミング教育に対応した学習ゲーム「コードモンキー」などがあります。
URL:https://www.japan21.co.jp/
【本リリースに関するお問い合わせ先】
ジャパン・トゥエンティワン株式会社
東京都港区高輪4-18-12 TEL:03-6721-6554
Email:info@imobile.bzWeb:http://www.imobile.bz/
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