レノボ、Lenovo ThinkEdge SE450を発表 エッジ側でのAI搭載により、ビジネス・トランスフォーメーションを推進
PR TIMES / 2021年12月22日 15時15分
・レノボのThinkEdgeポートフォリオが拡大、GPUリッチなエッジサーバーを通じ、ビジネスクリティカルなインサイトの提供を迅速化
・コンパクト・堅牢・静音設計の新型Lenovo ThinkEdge SE450サーバーが、エッジ環境で優れたパフォーマンスと拡張性を発揮
・膨大なパートナー・エコシステムを通じ、Lenovo ThinkEdge SE450サーバーは、小売、製造、スマートシティ、通信の分野でエッジAIソリューションに対応
レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ合同会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:ジョン・ロボトム、以下レノボ)は本日、新型Lenovo ThinkEdge SE450サーバーを発表しました。新製品は、人工知能(AI)プラットフォームをエッジ側に直接搭載しており、ビジネス・インサイトをより短時間で獲得できるようになります。ThinkEdge SE450サーバーは、クラス最高のAI対応テクノロジーを採用し、インテリジェント・エッジ機能を進化させています。この技術は、より多様な環境においてインサイトを迅速に提供すると同時に、最高の演算性能を発揮します。企業はエッジでのリアルタイムの意思決定を迅速化して、ビジネスの可能性を最大限に引き出すことができます。
レノボ・インフラストラクチャー・ソリューションズ・グループのアジア太平洋事業責任者のSumir Bhatia(スミア・バティア)は、次のように述べています。「今日のスマート・ノーマル社会における課題に対処し、競争上の優位性を獲得するためには、企業は直接エッジ側でリアルタイムのAIインサイトを利用できなければなりません。レノボはスピードとアジリティを最優先に考えており、市場への対応時間を短縮し、お客様への価値を高めることができる、パワフルで安全かつ柔軟なソリューションを開発しています。レノボが設計した新製品、ThinkEdge SE450サーバーは、ビジネスの複雑さを最小限に抑え、多様なワークロードを抱えるエッジ側での計算能力を高めることができます。ヘルスケアにおけるリアルタイムの患者モニタリング、診断、スマートシティにおける効率的な交通管理システム、製造ラインにおける予測メンテナンスなど、レノボはエッジ側へのAI搭載、つまりエッジAIを実現しています。」
パフォーマンス、拡張性、セキュリティの強化
Lenovo ThinkEdge SE450は、さまざまな設置場所に対応できるように設計されており、その強力な演算能力と柔軟な導入機能は、複数のAIワークロードをサポートしつつ、顧客側でのスケーリングにも対応し、リアルタイムのインサイトを提供します。静音設計で、持ち運び可能な独自のフォームファクターを採用することで、多種多様なクリティカル・ワークロードの需要に対応しており、その奥行きの短さから、スペースの限られた場所でも容易に設置できます。このGPUリッチ・サーバーは、業界別のエッジ環境の要件に特化した堅牢設計を特長とし、より広範な動作温度に加えて、粉塵・衝撃・振動の過酷な環境にも耐えられます。業界に先駆けてNVIDIA-Certifiedエッジシステムに選定されたレノボのThinkEdge SE450は、エッジ・アプリケーションのエンタープライズ・産業用AIでNVIDIA GPUを活用することで、最高のアクセラレーション性能を発揮します。
エッジでのセキュリティは不可欠な要素ですが、優れた回復力とセキュリティを誇るレノボのインフラストラクチャー・ソリューションは、セキュリティリスクとデータの脅威を軽減する設計なため、企業各社は自信を持ってエッジからクラウドまでの未開拓分野を切り拓くことができます。不正アクセスを防止する最新のベゼルロック機能や、より効果的にデータを保護する堅牢なセキュリティ機能など、ThinkEdgeポートフォリオは、幅広いコネクティビティとセキュリティのオプションに対応しており、これらは現行のリモート環境でも簡単に導入し、よりセキュアに管理できます。
ThinkEdge SE450は、最新の第3世代インテルXeonスケーラブル・プロセッサーとインテル・ディープラーニング・ブーストテクノロジーを採用しており、オールフラッシュ・ストレージによってエッジでのAIとアナリティクスの実行に対応しつつ、インテリジェンスを実現できるよう最適化されています。本製品はインテルの検証を経て、vRAN向けインテル(R) Select ソリューションに認証されています。この事前検証済みのソリューションは、ハードウェアとソフトウェアの厳密に定義された構成要件と、システム全体の厳格なパフォーマンス・ベンチマークに対応することで、評価・調達のプロセスから憶測を排除しており、コミュニケーション・サービス・プロバイダーにとっては、導入期間を短縮しつつ、リスクを低減できます。
エッジ拠点は無人運営のケースが多く、現場に赴くのは困難ですが、ThinkEdge SE450の場合、Lenovo Open Cloud Automation(LOC-A)(https://lenovopress.com/datasheet/ds0113-lenovo-open-cloud-automation)によって設置と管理は自動で行うことができ、Lenovo XClarity Orchestratorソフトウェアによって構成も容易です。完全なアウトオブバンドの有線・無線アクセスを通じ、サーバーへのリモートアクセスを行うことで、エッジ拠点への不要な移動を行わなくてすみます。
エッジでのAI対応ソリューション
Lenovo ThinkEdge SE450は、パートナーやお客様とのアジャイルなハードウェア開発アプローチを通じて完成した複数のプロトタイプの集大成です。さらに通信、小売、スマートシティの環境を対象に、実際のワークロードを実行するライブトライアルを行いました。ThinkEdge SE450のAI対応サーバーは、大規模なパートナー・エコシステムに対応できるよう特別設計されており、顧客企業はこうしたエッジソリューションをより容易に導入できます。エンタープライズの間で、クラウドからエッジまでのハイブリッド・インフラストラクチャーの増強が進む中、SE450は、Microsoft、NVIDIA、Red Hat、VMwareのテクノロジーを現時点でサポートするオンプレミス・クラウド環境を拡張する上で最適な製品です。
エッジサーバー、AI対応のストレージとソリューションの包括的なポートフォリオで構成されるレノボのソリューションは、Lenovo TruScale™によるas-a-Serviceとしても提供されるため、従量課金制モデルを通じ、ワークロードをエッジからクラウドまで容易に拡大できます。
Lenovo、ThinkEdge, TruScale, XClarityは、Lenovo Corporationの商標です。
その他の製品名および会社名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
<レノボ・ジャパン ホームページ>
トップページ :https://www.lenovo.com/jp/ja
プレスリリース :https://www.lenovo.com/jp/ja/news
<レノボについて>
Lenovo(HKSE:992/ADR:LNVGY)は、世界180の市場にサービスを提供し、Fortune Global 500に含まれる売上高600億米ドルの企業であり、スマートデバイス、インフラシステムなどにより最高のユーザーエクスペリエンスを提供し、Smarter technology for allを実現させるビジョンを持ちます。世界を変革するテクノロジーを提供することであらゆる場所のすべての人が信頼できるサステナブルなデジタル社会を創出するために、デバイス、インフラストラクチャ、ソリューション、サービス、ソフトウェアを提供します。
レノボの詳細については、www.lenovo.com/jp/ja でご覧いただけます。
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