肝炎の早期発見・早期治療の必要性を伝達「知って、肝炎プロジェクト」特別参与 杉 良太郎 氏が石川県を表敬訪問
PR TIMES / 2018年10月17日 5時40分
「自分の健康、命にしっかりと向き合い、まずは検査を」と訴え
世界では3億人以上が肝炎ウイルスに感染していると推計され、世界最大規模の感染症です。また、肝炎は放置すると健康に対し重大な損害をもたらす可能性があります。肝炎総合対策推進国民運動「知って、肝炎プロジェクト」は、2012年より、肝炎に関する知識、肝炎ウイルス検査の必要性を分かりやすく伝え、あらゆる国民が肝炎の正しい知識を持ち、早期発見・早期治療に向けて自ら積極的に行動していくことを目的として活動しております。
この度、厚生労働省 肝炎総合対策推進国民運動「知って、肝炎プロジェクト」は、特別参与 杉 良太郎 氏が10月11日(木)に石川県を表敬訪問し肝炎に関する啓発活動を行いました。
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当日は挨拶の後、杉特別参与は谷本知事、出席者の皆さんと肝炎について懇談を行いました。杉特別参与は妻の伍代 夏子氏がC型肝炎の治療を行っていた時を振り返りながら、「その当時は飲み薬による治療ではなくインターフェロン治療でしたので、副作用に苦しんでる様子を側で見てきました。治療を行っている本人はもちろん辛いですが、それを支える家族も辛い思いをします。現在は治療が発達し、C型肝炎は飲み薬だけで治療できる時代になりました。まずは検査を受ける、肝炎ウイルスがあったら受診をしてください」と呼びかけました。
谷本知事は、「私自身、人間ドッグに肝炎ウイルス検査の項目が、希望しないと入っていないことを、実は今回の訪問を受けて知りました。企業の健康診断でも検査項目に入っていないこともありますし、オプションでつけないといけないそうですね。医師から、検査を受けてはどうですかと呼びかけがあると、検査を受けるきっかけになると感じました」と語ると、杉特別参与も同意した様子で深くうなずいでいました。最後に杉特別参与は、「健康に気をつけていても、肝炎ウイルスがあると、肝硬変や肝がんになり苦しんでしまう可能性があります。自分だけではなく、家族のためにも、まずは検査を受けて肝炎ウイルスがあったら受診してください」と熱いメッセージを県民に向け送り、表敬訪問は終了しました。
今後も当プロジェクトでは、肝炎の知識や検査の必要性を知ってもらうことを目指し、啓発活動を行ってまいります。
石川県表敬訪問 概要
厚生労働省では、肝炎総合対策推進国民運動「知って、肝炎プロジェクト」を立ち上げ、杉良太郎氏を同運動の特別参与に任命し、芸能界・スポーツ界から大使・スペシャルサポーターを任命して、肝炎対策の普及啓発を行っております。
このたび、「知って、肝炎プロジェクト」の特別参与 杉 良太郎 氏が谷本 正憲石川県知事を訪問し、「知って、肝炎プロジェクト」推進のメッセージ伝達を行いました。
■日時
2018年10月11日(木)15:00~15:20
■開催場所
石川県庁 行政庁舎
■出席者
石川県知事 谷本 正憲 氏
「知って、肝炎プロジェクト」特別参与 杉 良太郎 氏
厚生労働省健康局がん・疾病対策課肝炎対策推進室 室長 大場 寛之 氏
金沢大学附属病院 肝臓センター長 金子 周一 氏
石川県健康福祉部 部長 片岡 穣 氏
【訪問レポート】
懇談の中で杉特別参与は、「検査をして肝炎ウイルスがあることがわかっても、自覚症状がないため受診しない人も多くいます。これには、私自身も驚いています」と現在の課題について語ると、谷本知事も驚いた様子で、「検査を呼びかけるだけではなく、受診の呼びかけも必要ですね。検査率・受診率の向上のために、県と病院がより連携していくことが大切ですね」とお話しされました。それを受け杉特別参与は「県からも、病院・医師への働きかけをお願いします」と訴えました。谷本知事は県と医師が連携し、啓発活動を推進していくことを杉特別参与と固い握手で約束をし、表敬訪問は終了いたしました。
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「知って、肝炎プロジェクト」とは
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このキャンペーンは、平成23年5月16日に策定された肝炎対策基本指針を受け、厚生労働省の肝炎対策助成金事業として開始されました。平成25年度より、肝炎に関する知識や肝炎ウイルス検査の必要性を分かりやすく伝え、あらゆる国民が肝炎への正しい知識を持ち、早期発見・早期治療に向けて自ら積極的に行動していくこと目的とした「肝炎総合対策推進国民運動事業」として啓発活動を致しております。
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肝炎とは何か、そしてどのように感染するのか、放置するとどうなるのか、そして様々な予防方法と治療法を知ってもらうことを目指します。肝炎は放置すると肝硬変・肝がんという重篤な疾患に進行する可能性があります。世界保健機関(WHO)は、2010年に世界的レベルでのウイルス性肝炎のまん延防止と患者・感染者に対する差別・偏見の解消や感染予防の推進を図ることを目的として、7月28日を"World Hepatitis Day"(世界肝炎デー)と定め、肝炎に関する啓発活動等の実施を提唱しました。
日本でもこれに呼応した取組として、7月28日を日本肝炎デーと定め、国及び地方公共団体、医療団体や事業主団体等の協力を経て、肝炎の病態や知識、予防、治療に関わる正しい理解が進むよう普及啓発を行うとともに、受検勧奨を推進致します。
また、肝炎対策国民運動 特別参与 杉良太郎氏をはじめとする、芸能界・スポーツ界から大使・スペシャルサポーターの方々に肝炎ウイルス検査の普及啓発などを目的とした広報活動をお手伝い頂いています。
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