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医療スタートアップのメドリング、現地大手企業シナルマスグループと連携 ー インドネシア初の日本人医師が務める医療施設の開設に向け基本合意書を締結 ー

PR TIMES / 2025年1月31日 18時45分

日本政府・インドネシア政府主催のビジネスコンテストでの受賞を契機に



MRT株式会社(本社:東京都渋谷区 代表取締役:小川智也、以下 MRT)のグループ会社で、ASEANにおいて医療DXサービスを展開するメドリング株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:安部一真、以下 メドリング)は、世界有数の現地大手企業シナルマスグループ(以下 シナルマスグループ)のLiving Lab Ventures(本社:インドネシア・ジャカルタ、パートナー Bayu Seto、以下 LLV)と連携し、シナルマスグループが開発を進めるジャカルタ郊外のBSD City※1内に設置された経済特区内において、インドネシア初の日本人医師が務める医療施設の開設に向けた基本合意書を締結したことをお知らせいたします。
※1 BSD City:約6,000ヘクタールの敷地に約50万人が居住するインドネシア最大級の都市開発プロジェクト https://www.bsdcity.com/
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/58805/50/58805-50-a674e49b1656a1c0d6e94a78c79fd6bc-1490x722.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
(左:メドリング 代表 安部一真・右:LLV パートナー Bayu Seto)

【背景】
インドネシアでは、労働人口の増加に伴い、経済の伸長および医療ニーズが高まることが想定される一方で、医療インフラは十分に整っておらず、このギャップを埋めるために国をあげて法整備や医療のデジタル化を図っています。医療機関は増加し、民間が運営するクリニック数は年間27%増加※2しているものの、インドネシアは1万人あたりの医師数が4.7人とASEAN諸国において低く※3、島国ゆえの地域格差も大きいとされています。
そのような状況下、インドネシアの医療サービスを向上し、世界から優秀な医師を集めるべく、インドネシア政府は、シナルマスグループが開発を進めるBSD Cityというジャカルタ近郊の都市内に経済特区を設け、同特区内における外国人医師の診療が解禁されることとなりました。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/58805/50/58805-50-5f03785386d01a822c25ced569a02152-891x502.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


BSD Cityは、約6,000ヘクタールの敷地に約50万人が居住するインドネシア最大級の都市開発プロジェクトであり、特別経済区に指定され、教育、テクノロジー、ヘルスケアの成長を促進するスマートシティです。シナルマス・グループが子会社のシナルマス・ランドを通じて計画し、1984年に着工、2016年には複数の日本企業とのジョイントベンチャーを結成し、大型商業施設やインドネシア国内最大級のコンベンションセンター等の都市機能が順次開発・整備されているほか、中心部につながる高速道路の延伸や鉄道の利便性・快適性向上が図られています。

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/58805/50/58805-50-dd45950ce973154c847039bd62f410c6-650x201.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/58805/50/58805-50-213c1b7bf72f76cdfac1f03afe5c09e2-633x422.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

医療分野においては、大規模な医療モールの開発が計画されており、すでに左画像のような建設物は完成しています。
先般プレスリリースにて発表した「日インドネシア・ファストトラック・ピッチ2024※4」において、メドリングは「スマート環境・生活ソリューション」部門にて「日本式医療のインドネシアへの輸出」を掲げ、この経済特区内に日本人医師が診療を実施する施設の開設を提案し、シナルマスグループから評価を受け、コンテストの受賞および基本合意書の締結に至りました。



※2 引用:インドネシア保健省「インドネシアの健康プロフィール」【2022年】【2023年】より算出
※3 出典:医療国際展開カントリーレポート2023年版(経済産業省)
※4 プレスリリース「医療スタートアップのメドリング、日本政府・インドネシア政府共催のビジネスコンテストで最優秀賞を獲得」参照

【構想概要】
外国人医師の診療が2024年10月より実施可能となった経済特区内において、メドリングは日本の医療機関等の新規開業やM&Aによるクリニック開設や、DXを含めた運営をサポートします。今後現地調査を進めながら診療科などの検討を進め、2025年中の開業を目指します。
メドリングとLLVは、包括的な協力を定めた基本合意書を締結し、日本式医療のインドネシアへの輸出拡大のために連携を進めていくこととなりました。LLVはメドリングのクリニック開設や運営に関し、物件の紹介・現地調査協力・マーケティング支援・シナルマスグループが運営する病院との連携などをサポートします。
またMRTは、インドネシアで診療を実施する日本人医師の募集・確保を担います。

[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/58805/50/58805-50-b529fe4ec4c079f244c1f3550b43e667-328x424.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
シナルマスグループ Living Lab Venturesパートナー Bayu Seto氏
【シナルマスグループLiving Lab Venturesパートナー Bayu Seto氏コメント】メドリングが海外で日本式の医療施設を設立してきたノウハウは、インドネシアの医療水準を向上させるものと考えています。当社としては、シナルマスグループが開発したBSDシティでこの経験を活用してもらうことで、インドネシアにおける医療の質と、BSDシティの世界的な魅力の両方を高めることを目指しています。メドリングはじめMRTグループとの戦略的協力関係を通じて、私たちは医療サービスの向上と、BSDシティを世界経済のハブとして位置づけることに尽力していきます。さらに、日本政府やJETROのような組織との継続的なパートナーシップは、日本の新興企業やインドネシア国内での事業拡大を支援するという私たちの使命をさらに強化するものと考えています。




【今後の展望】
MRTグループは、MRTが日本で展開する医療プラットフォーム・医療DXと、メドリングがベトナム・インドネシアで展開する医療DXを融合して、今後ますます発展することが見込まれる両国を皮切りに、ASEAN No.1の医療DX・医療人材プラットフォームの構築を目指し、ASEAN諸国の医療・ヘルスケアにおける社会課題の解決、および健康向上に貢献してまいります。



【会社概要】
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/58805/table/50_1_0421837a0e3e9f57fe1a3862afbd7bb2.jpg ]

[表2: https://prtimes.jp/data/corp/58805/table/50_2_d297e853618e589a1d351c802a10df25.jpg ]

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