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【ジャネット・ジャクソンさん サヘルで栄養危機にある子どもへの支援を呼びかける】

PR TIMES / 2013年6月5日 13時27分

報道参考資料
報道各位                               2013年6月5日
【2013年6月3日 ニューヨーク発】

世界的に有名な歌手のジャネット・ジャクソンさんが、自らの名声を生かし、西部・中部アフリカのサヘル地域で
ユニセフが行っている人道支援活動への支援を訴えています。サヘル地域(サハラ砂漠南部の半乾燥地域)では、
140万人の子どもが重度の栄養不良の危機にあり、適切な治療を受けられなければ、命を失いかねない状態に
陥ることが懸念されています。




「私たちは“静かな緊急事態”に直面しています。サヘルでは、食べる物がないために多くの子どもたちが命の危険にあります。

自然災害や紛争などの緊急事態下でなくとも、現在と未来のために、我々は、ただちに行動し、栄養不良の子どもたちの命を

守り、子どもたちを保護しなくてはいけません。私は、この活動に尽くします。みなさまのご支援とユニセフのリーダーシップが

あれば、西部・中部アフリカに変化をもたらすことができるのです」と、ジャクソンさんは述べました。


■公共CMで支援を呼びかけ
ジャクソンさんは、ユニセフの公共CMにも出演し、支援を呼びかけています。また、サヘルや世界中で最も困難な状況にある

子どもたちが、生きていくためには十分な食べ物や基礎的な社会サービスを利用できなければいけないと、ツイッターや

フェイスブックでメッセージを発信しています。
>ジャネット・ジャクソンさんが出演する公共CMはこちら>http://bit.ly/15FJGXi

■ユニセフ、2億4,800万米ドルの支援を呼びかけ
サヘルを襲う慢性的な干ばつと食糧価格の高騰、そして武力紛争に巻き込まれている子どもたちへの支援活動を行うために、

ユニセフは本年、2億4,800万米ドル(約248億円/1米ドル=100円で換算)の支援を国際社会に要請しています。
ユニセフは、サヘルでの緊急支援活動を行っており、最も厳しい状況にある子どもたちへの支援が最優先に行われています。

一例として、栄養不良の治療食や基礎的な保健サービス、感染症や下痢性疾患の予防に有効な清潔な水の提供などが

あげられます。昨年、こうした支援活動により、サヘル地域の重度の栄養不良の80万人の子どもたちの命が守られました。

ユニセフは、ブルキナファソ、チャド、マリ、モーリタニア、ニジェール、カメルーン、ガンビア、ナイジェリア、セネガルへの

支援を実施、これまでにサヘル地域で行った支援活動のなかで、最も大規模な取り組みとなりました。


■身体や脳に一生涯に渡る後遺症を引き起こす栄養不良
栄養不良は、世界の5歳未満児死亡の3分の1以上に関係しています。適切な栄養素が不足すると、特に2歳までの

子どもたちは、身体や脳に一生涯に渡る後遺症を負う恐れがあります。さらにこの身体と精神への影響は、発育阻害、失明、

免疫力の低下、知的障がい、その他の障がいも引き起こす可能性があるのです。こうした後遺症は治療できませんが、

妊婦や新生児、幼い子どもたちが、たんぱく質や脂肪、ビタミン、ミネラル、鉄分、亜鉛を摂取することで予防できます。
「全ての子どもたちが適切な栄養を摂取できる資源や方法があるにもかかわらず、21世紀になっても、飢えで命を落とす

子どもがいる現実を受け入れてはいけません。栄養不良やその他の予防可能な病気が原因で亡くなる子どもが‘ゼロ’である

世界を実現できると信じています。そのためにも、私はこの活動を通じて、支援を訴えていきます。

世界中の人々が変化を起こすために耳を傾け、参加してくれるようにすることを、子どもたちに約束します。

ユニセフは、この変化を起こすための最高のパートナーです」と、ジャネットさんは語りました。
***
ジャネット・ジャクソンさんは、HIV/エイズ研究を率先して推奨し、エイズ研究財団の親善大使も務めています。

グラミー賞を6度獲得し、1億枚以上のCD・レコード・セールスを記録しているポップカルチャーの伝説的人物のひとりです。


■ 募金受付ご案内のお願い ■
公益財団法人 日本ユニセフ協会では、ソマリアとその周辺国を含む「アフリカの角」地域と、アフリカ中・西部に位置する

サヘル地域の子どもに対してユニセフが行う緊急援助を支援する『アフリカ干ばつ緊急募金』の受付を行っています。

メディアの皆様におかれましては、ご案内のご協力をよろしくお願いいたします。


アフリカ干ばつ緊急募金
郵便局(ゆうちょ銀行) 振替口座:00190-5-31000口座名義:公益財団法人 日本ユニセフ協会
*通信欄に「アフリカ干ばつ」と明記願います。*送金手数料は免除されます。

■ 本件に関するお問い合わせ先
(公財)日本ユニセフ協会 広報室
TEL:03-5789-2016  FAX : 03-5789-2036  メール: jcuinfo@unicef.or.jp
または
Susannah Masur, U.S. Fund for UNICEF, 212.880.9146, smasur@unicefusa.org
Kini Schoop, U.S. Fund for UNICEF, 212.922.2634, kschoop@unicefusa.org

※本プレスリリースは、6月3日にユニセフ米国国内委員会が発表したプレスリリースを基にしたものです
※原文(英語)をご入用の際には、日本ユニセフ協会 広報室までお問い合わせください


■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、世界の子どもたちの命と健やかな成長を守るために活動する国連機関です。

現在、150以上の国と地域で活動しています。ユニセフは、子どもの権利を守る主要な機関として、保健、教育、栄養、水と衛生、

保護、緊急支援などの支援活動を実施しています。活動資金は、すべて個人や企業・団体・各国政府からの任意拠出金で

まかなわれています。(www.unicef.org)

■日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国36の国と地域にあるユニセフ国内委員会のひとつで、

日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を

担っています。 (www.unicef.or.jp)

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