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【オリィ研究所】テレワークに特化した障害がある方の人材紹介サービス 「FLEMEE」を2023年1月31日にリリース

PR TIMES / 2023年2月4日 21時40分

https://flemee.orylab.com

分身ロボット「OriHime(オリヒメ)」の開発・提供を手掛ける株式会社オリィ研究所(本社 東京都中央区、代表取締役 吉藤健太朗、以下「オリィ研究所」)は、2023年1月31日にテレワークに特化した障害がある方の人材紹介サービス「FLEMEE(フレミー)」を発表しました。
 「FLEMEE」は、身体的・精神的な障害により通勤は困難なものの、就労意欲がありテレワークであればスキルを活かして活躍できる人材と、障害者雇用を推進する企業をマッチングするサービスです。企業はテレワーク環境を整えることで、事務・営業・エンジニアなど、スキルを持つ障害者人材を採用できます。そのため、障害者向けの職種を新たに設けたり、職場のバリアフリー化といった環境整備を行ったりすることなく、一般的な採用活動と近いかたちで障害者雇用ができます。また、テレワークであれば地域の制約なく募集、採用が可能となるため、企業は都市部に限らず全国から優秀な人材を採用することも可能となり、人材不足の解消も期待できます。弊社は「FLEMEE(フレミー)」により、障害者の雇用・就労問題に一石を投じることを狙っています。




[画像: https://prtimes.jp/i/19066/51/resize/d19066-51-91f38b1d56130175ebe2-0.jpg ]

【「FLEMEE(フレミー)」が生まれた背景】
 オリィ研究所では2014年から重度の身体障害者を雇用し、重度障害があっても分身ロボットを操作できる様々なインタフェースの開発をし、それらを用いた社会参加、就労サポートを実施してきました。遠隔操作が可能な分身ロボット「OriHime」に加え、2016年にはALSなどの難病によりコミュニケーションが困難な方の意思伝達装置「OriHime eye+switch」、2017年には遠隔操作による接客などの肉体労働を可能にする全長120cmの「OriHime-D」を開発。分身ロボットを活用したテレワークを行う実験として、2018年より期間限定の「分身ロボットカフェ DAWN ver.β」を4回実施、2020年より就労支援サービス「AVATAR GUILD(アバターギルド)」を提供してきました。AVATAR GUILDでは分身ロボットを活用し、コミュニケーションスキルを活かしてテレワークで働きたい人と、接客や案内などコミュニケーション人材による障害者雇用を求める企業とのマッチングを実現してきました。
 一方で、AVATAR GUILD(アバターギルド)を通じて、数百名もの障害者の方がテレワークを希望していることを知りました。また、分身ロボットを活用したコミュニケーション分野以外のスキルを活かしたい障害者の方も多くおられることが分かりました。そのため、分身ロボット活用にこだわらない、より多くの人の選択肢を豊かにすることに着目したサービスとして、テレワークに特化した人材紹介サービス「FLEMEE(フレミー)」をリリースすることとなりました。
 一般的に、求人サイトや人材エージェントサービスなどにおいて、テレワーク求人は部分的に扱われているものの求職者にとって求人が探しにくかったり、条件付きでテレワーク可能という求人も混在するため、完全テレワークを必要とする求職者に適切な求人情報が届きにくい構造でした。
 「FLEMEE(フレミー)」はテレワークに特化した求人情報を扱うため、前述のような求職者にとってより多くの選択肢を提供でき、全国から多くの登録があります。企業は優秀なテレワーク人材を全国から採用できます。すでに現在、大手IT企業をはじめとした複数の企業に身体障害者や精神障害者の方を紹介し、採用された方が就労を開始されています。
 企業に義務づけられている障害者の雇用率は現在2.3%で、厚生労働省はさらに2.7%に引き上げることを決めました。一方で厚生労働省によると、2022年6月時点では雇用率を達成した企業は48%にとどまっています。また、障害者雇用率達成のために本業以外の業務や職種を設けるような、“障害者を雇用すること”を目的としてしまう企業も存在し、課題となっています。障害者が企業にとって必要な業務を担うインクルーシブな障害者雇用が求められています。
 オリィ研究所はテレワーク環境が整備された企業であれば、障害者雇用を初めて行う企業、自社とのスキルマッチ・カルチャーマッチを重視した障害者採用を望む企業、これまで障害者の方に依頼していた業務のデジタルシフトが必要な企業など、様々な企業が障害者雇用をアップデートできるよう支援してまいります。オリィ研究所はこの取り組みを通じて、障害者の企業への就労実績を広げてまいります。

【採用についてのお問い合わせ】(FLEMEE担当:加藤) flemee@orylab.com


【株式会社オリィ研究所について】
 「人類の孤独をリレーションテックで解決する」をミッションとし、遠隔操作でありながら「その場にいる存在感」を共有できる分身ロボット「OriHime(オリヒメ)」を中心としたロボットの製造、寝たきりになっても働ける実験店「分身ロボットカフェ DAWN ver.β (ドーン バージョン ベータ)」、分身ロボットを活用した就労支援サービス「AVATAR GUILD(アバターギルド)」、分身ロボット活用にこだわらないテレワークに特化した人材紹介サービス「FLEMEE(フレミー)」の提供を行なっています。
 他プロダクトとしては、テレワークでの肉体的社会参加を可能にする分身ロボット「OriHime-D(オリヒメディー)」、重度障害があっても目や指先などの僅かな動きだけでコミュニケーションを可能にする意志伝達装置「OriHime eye+Switch(オリヒメアイプラススイッチ)」など。

株式会社オリィ研究所 公式HP:https://orylab.com


※「FLEMEE」「OriHime」「OriHime eye」「分身ロボットカフェ」「AVATAR GUILD」「DAWN」は株式会社オリィ研究所の登録商標です。

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