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10月20日は「頭髪の日」・「グレイヘア」の流行語ノミネートからもうすぐ1年 ~「グレイヘア」への女性の思いとは?~

PR TIMES / 2019年10月16日 14時15分

「ナチュラルな美」支持の20・30代、「家族へ気遣い」の40代、「否定派」多い50代、1割が「グレイヘア」の60代



株式会社インテージ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:檜垣 歩、以下インテージ)は、10月20日の「頭髪の日」にちなみ「グレイヘア」に対する、20代~60代女性の意識について調査した結果を公開します。

[ポイント]

[表1: https://prtimes.jp/data/corp/36691/table/51_1.jpg ]


[画像1: https://prtimes.jp/i/36691/51/resize/d36691-51-531976-0.jpg ]

 

[表2: https://prtimes.jp/data/corp/36691/table/51_2.jpg ]


昨年の「新語・流行語大賞」にノミネートされた「グレイヘア」。白髪をあえて染めないスタイルが注目を集めましたが、「グレイヘア」はどの程度浸透し、女性の意識にどのような変化をもたらしたのでしょうか。まずは、どれくらいの女性が「グレイヘア」を知っているのか聞いてみました(図表1)。
 
図表1
[画像2: https://prtimes.jp/i/36691/51/resize/d36691-51-986750-1.png ]

全体で「知っている」と答えた女性は38.1%。「聞いたことがある程度」と合わせると、約6割が「グレイヘア」を認知していることがわかりました。また、年代が上がるほど「知っている」という人の割合は増え、60代では5割である一方、20代では2割にとどまっています。やはり、白髪が身近になるほど、「グレイヘア」への関心も高いことがうかがえます。


[表3: https://prtimes.jp/data/corp/36691/table/51_3.jpg ]


では、「グレイヘア」の認知がある女性たちは、「グレイヘア」の流行で意識に何か変化があったのでしょうか。白髪やエイジングに対する考え方について、あてはまり度合いを聞いてみました(図表2)。

図表2
[画像3: https://prtimes.jp/i/36691/51/resize/d36691-51-545536-2.png ]

「白髪が増えても、美しさや魅力のある自分になれると思うようになった」について、全体では「とてもあてはまる+あてはまる」「どちらともいえない」「まったくあてはまらない+あてはまらない」がちょうど三分される結果となりました。年代別では、最も肯定的なのは20代。また、40代と50代では「まったくあてはまらない」と強い否定を感じる人が1割を超えて他の年代より多いですが、60代になると、6.5%まで減り、肯定的な人の割合も40・50代より高い結果でした。白髪が増えはじめる40・50代はその変化が受け入れがたいと感じる女性が一定数いることがうかがえます。

一方、「やっぱり白髪は染めた方が見栄えがいいと思う」について、全体では「とてもあてはまる+あてはまる」が過半数、「まったくあてはまらない+あてはまらない」は1割にとどまりました。ここでもやはり、40代と50代で「染めた方が見栄えがいい」と感じている人が他の年代より大きく、特に50代では6割と最もその割合が大きい結果でした。


[表4: https://prtimes.jp/data/corp/36691/table/51_4.jpg ]


続いて、実際に自分が「グレイヘア」を選択するかどうかについて聞いてみたところ(図表3)、全体では47.6%が「迷い/抵抗がある」という回答でした。「白髪が増えても、美しさや魅力のある自分になれると思うようになった」について5割弱が肯定派だった20代でも、「『グレイヘア』を選択すると思う」と答えた人は27.4%にとどまりました。

白髪世代といえる40代~60代に目を向けると、現在「グレイヘア」の人は、40代で2.4%、50代で3.7%、60代で10.3%で、今後「グレイヘア」にする意向がある人はそれぞれ、28.5%、23.4%、29.0%。これらの年代の中で、「自分が『グレイヘア』にするのは迷い/抵抗がある」とした人が過半数の55.1%と最も多いのはやはり50代でした。また60代では、「流行に後押しされて『グレイヘア』にした」という人が2.7%いることがわかりました。

図表3
[画像4: https://prtimes.jp/i/36691/51/resize/d36691-51-316951-3.png ]



[表5: https://prtimes.jp/data/corp/36691/table/51_5.jpg ]


自分が「グレイヘア」を選択する理由、躊躇する理由も聞いてみました(図表4)。

図表4
[画像5: https://prtimes.jp/i/36691/51/resize/d36691-51-485142-4.png ]

「グレイヘア意向あり」あるいは「すでにグレイヘア」という人の主な理由は「染め続けることから解放される」と「ナチュラルな美しさがある」で、それぞれ全体の半数以上の回答を集めました。前者は、特に50代では8割近い回答があり、忙しい日常の中で、増えゆく白髪のケアに追われるストレスを他の年代以上に感じていることをうかがわせます。また、「ナチュラルな美しさがある」については、20・30代では6割超と白髪世代より回答率が高く、「グレイヘア」自体の良さを感じて自分も「グレイヘア」にしたいと思っている人がより多くいることがわかりました。

一方、「グレイヘアに迷い/抵抗がある」と回答した人が選んだ理由のトップは「老けた印象になる」で全体の約7割、次いで「自分に似合うのかわからない」が6割弱でした。また、3番目に多かった理由「家族に『年老いた』と感じさせてしまう」は全体の約3割の回答がありました。中でも40代が約4割と最も高く、エイジングに直面する入り口と思われる年代では他の年代よりも、周囲の目に対してセンシティブであることが浮き彫りになりました。

[表6: https://prtimes.jp/data/corp/36691/table/51_6.jpg ]


「グレイヘア」への躊躇として目立った、「老けた印象」「自分に似合うかわからない」という懸念ですが、現在「グレイヘア」の女性はどんなことに気をつけているのでしょうか(図表5)。

図表5
[画像6: https://prtimes.jp/i/36691/51/resize/d36691-51-649102-5.png ]

3割は特に意識していない一方で、約2割の人は「明るいファッション」「毎日の髪のスタイリング」に気を配っていることがわかりました。その他、「ナチュラルなファッション」「トリートメントなどのヘアケア」「自分の『グレイヘア』に似合うヘアスタイルの研究」も1割を超える回答がありました。


[表7: https://prtimes.jp/data/corp/36691/table/51_7.jpg ]


最後に、「グレイヘア」の女性有名人の中で、好印象をもつ人を一人選んでもらいました(図表6)。

図表6
[画像7: https://prtimes.jp/i/36691/51/resize/d36691-51-586273-6.png ]

トップ2は女優の草笛光子さんとアナウンサーの近藤サトさんで、それぞれ全体で2割以上の回答を集めました。3位は13%の人が支持の美容家、佐伯チズさん。トップの草笛さんは60代の4割近い支持を得て、その理由のコメントには「似合っている」「自然」「上品」といった回答が目立ちました。また、近藤サトさんについてはアナウンサーとして認知が広いためか、年代による支持の偏りが比較的少ないことが特徴的。支持の理由としては「似合っている」の他に、「知的」「堂々としている」などが多くコメントされました。

もうすぐ頭髪の日、そしてファッションも秋の深まりとともに落ち着いた雰囲気に移りゆく季節、ご自分のスタイルとしての「グレイヘア」に想像を巡らせてみてはいかがでしょうか。

このレポートはインテージのオウンド・メディア「Intage 知る gallery (https://www.intage.co.jp/gallery/)」でも公開しています。あわせてご参照ください。

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使用したデータ
【インテージのネットリサーチによる自主調査データ】 https://www.intage.co.jp/service/research/net/
調査地域:日本全国
対象者条件:20~69 歳の女性
標本抽出方法:弊社「キューモニター」より抽出しアンケート配信
ウェイトバック:性年代構成比を、2015年度実施国勢調査データをベースにウェイトバック
標本サイズ:n=1806
調査実施時期: 2019年6月6日(木)~2019年6月10日(月)

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【株式会社インテージ】 https://www.intage.co.jp/
株式会社インテージ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:檜垣 歩)は、「Create Consumer-centric Values ~お客様企業のマーケティングに寄り添い、共に生活者の幸せを実現する」を事業ビジョンとして掲げ、さまざまな業界のお客様企業のマーケティングに寄り添うパートナーとして、共に生活者の幸せに貢献することを目指します。生活者の暮らしや想いを理解するための情報基盤をもって、お客様企業が保有するデータをアクティベーション(活用価値を拡張)することで、生活者視点に立ったマーケティングの実現を支援してまいります。

【報道機関からのお問い合わせ先】
■株式会社インテージ 広報担当:西澤
TEL: 03-5294-6000
サイト「お問い合わせフォーム」 https://www.intage.co.jp/contact/

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