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KMS-SOC のサービスラインアップを拡充し、「Cato Cloud」マネージドセキュリティサービスを提供開始

PR TIMES / 2024年10月29日 11時45分

-Cyber Security Management Centerによるサービス品質の維持・向上と高リスク状況の問題解決を能動的に支援-

兼松エレクトロニクス株式会社(社長:渡辺 亮、本社:東京都中央区 以下KEL)は、KEL Managed Service(KMS)としてご提供するSOCサービスのラインアップを拡充し、Cato Networks社のクラウド型SASEプラットフォーム「Cato Cloud」のマネージドセキュリティサービスを10月29日より提供開始します。
本サービスでは、24時間365日体制の有人監視に加え、ネットワークセキュリティ領域に専門的な知見を有するCyber Security Management Center(CSMC)メンバーが、サービス品質の維持・向上やコミュニケーションエラーの発生を抑止します。さらに、高リスク状況を把握した場合はCSMCが能動的に稼働し、迅速な問題解決をご支援します。



1.【 サービス提供開始の背景 】
 近年、デジタルトランスフォーメーション(DX)や働き方改革の推進に加えて、新型コロナウイルス感染症が契機となりリモートワークが急速に普及しました。また、クラウドサービスの利用拡大や業務環境の分散、デバイスの多様化も背景となり、ネットワーク利用とセキュリティ対策を包括的に解決するソリューションとして、Secure Access Service Edge(SASE)の導入が進みました。
 KELは2021年8月にCato Networksとリセラー契約を締結し、幅広い業種・業態のお客様に「Cato Cloud」を展開してまいりました。一方、企業内にはSASEを理解する人材や知見・ノウハウが不足しているため、運用監視の体制の整備は新たな課題となりつつあります。
 KELグループは「お客様のDXに伴走する戦略的パートナー」となるべく、多種多様なニーズに対応できるサービス体制の整備を進めています。アライアンスパートナーとの連携強化により、組織や企業の枠組みを超えたエコシステムを形成することで、単独の企業グループでは実現しえない高付加価値なサービスの創出を図っています。
 このたびの「Cato Cloud」向けマネージドセキュリティサービスは、2023年11月に資本業務提携を行った株式会社ブロードバンドセキュリティ(以下、BBSec)との共創により実現しました。BBSecは主要なセキュリティ製品・サービスを総合監視する「Global Security Operation Center(G-SOC(R))」を保有しています。KELとの連携によりCato CloudをSOCサービスの対象に拡げることで、両社のさらなる協業を加速させてまいります。
 また、本サービスはG-SOC(R)の24時間365日の有人監視に加え、ネットワークセキュリティ領域に専門的な知見を有するCSMCメンバーがSOCポータルを定期的にチェックすることで、サービス品質の維持・向上やコミュニケーションエラーの発生を抑止します。さらに、高リスク状況を把握した場合にはCSMCが能動的に稼働し、迅速な問題解決を支援します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/62283/51/resize/d62283-51-de07a25519fe999a61ad-0.png ]


2.【 Cyber Security Management Center(CSMC)の特徴 】
 CSMCは、ネットワークセキュリティ領域に高度な知見を有するメンバーで構成された専門組織です。
 KELグループではKMSの一環として、お客様担当エンジニアによる技術的なご相談と運用管理をご支援するKTAMを提供しています。CSMCは、従来からKTAMで提供していたITインフラ領域に加えてセキュリティ領域の運用サービスを融合させることで、ゼロトラストを前提としたITシステム環境の構築と運用をご支援します。
 CSMCはセキュリティ運用に関するPDCAを継続して繰り返すことで、侵入や改ざんなどのリスクがある部分の早期発見に寄与します。そして、営業部門やエンジニア部門と連携して総合的な対策を講じることにより、お客様の大切な情報資産の管理・保護に貢献してまいります。
[画像2: https://prtimes.jp/i/62283/51/resize/d62283-51-3671937a2e4cdc1844d3-1.png ]

※KMS:KEL Managed Serviceの略。ITインフラの運用・保守業務からお客様を解放するITサービス群
※KTAM:KEL Technical Account Managerの略。お客様担当エンジニアによるITインフラに関する技術的なご相談や運用管理をご支援するサービス


3.【 Cato Cloudマネージドサービスの概要 】
 本サービスは、KELとBBSecの協業により、Cato Networks社の包括的なクラウド型セキュリティプラットフォーム「Cato Cloud」向けのマネージドセキュリティサービスを提供します。24時間365日体制の有人監視により、お客様の運用負担を軽減しながら高い水準でセキュリティレベルを維持することが可能となります。
 SOCポータルサイトをBBSecとCSMCが共有することで、サービス品質の監視、コミュニケーションエラーのチェック、高リスク状況を把握できる仕組みを整備しています。

・24時間365日の有人監視体制。セキュリティイベントの発生時に事前に取り決めた対応方針に基づき、悪性通信の遮断等の対応が可能
・セキュリティイベントを調査することにより、端末利用者へのヒアリングだけではわからなかった背景の確認も可能
・製品運用をお客様の代わりに行うことによりコスト削減に寄与。KELのナレッジに基づく推奨設定の導入が可能
・Cato Cloudの機能を活用することにより、社内/社外問わず同じセキュリティレベルの維持が可能


4.【 サービスの導入ステップ 】
 導入は次の3つのステップにて実施します。
 セットアップ段階では、必要情報のヒアリングを実施。ポータルサイトへの接続準備やお客様環境の確認、Cato Cloudの環境確認、通知先とその順序など、連絡体制を確認します。
 チューニング段階では、アラートをモニタリングしてお客様に最適な監視閾値の分析・検討を行い、お客様と連携して設定を実施します。
 サービスイン以降のモニタリング段階では、チューニングによって最適化された監視・運用体制をご提供します。

[画像3: https://prtimes.jp/i/62283/51/resize/d62283-51-45c4d0730352d5191143-2.jpg ]


※Cato SASEが導入済み環境でのSOC提供を前提で対応期間を記載。環境構築とあわせてサービスを導入する場合、構築スケジュールに依存。


5.【 今後の展開 】
 今後、KELグループはアライアンスパートナーとの連携強化とエコシステムの形成をさらに加速させ、お客様のDXを推進に伴い増大するセキュリティリスクへ対応する新たなサービスの提供と体制の整備に取り組んでまいります。
 具体的には、CSMCが提供する新サービスの第二弾として、「継続的な脅威エクスポージャ管理 (CTEM)」を予定しています。CTEMは組織の情報資産や物理的資産がサイバー攻撃に晒されるリスクや脆弱性の状態、悪用される可能性を継続的に特定・評価するための実用的かつ体系的なアプローチです。
 専用ツールによって脅威や脆弱性を検知し、対策の優先順位づけを行うとともに、評価や診断にとどまらずセキュリティリスクの継続的な解消を図るとともに、「攻撃される隙を作らない」ソリューションの開発に取り組んでまいります。


6.【 KEL Managed Service(KMS)について 】
https://www.kel.co.jp/service/kms/kel_managed_service.html
 KMSは、ITライフサイクルで最も長く、工数がかかる運用・保守からお客様を開放するITサービス群です。
 定型的な運用業務をKELが代行することで、お客様は企画や開発などのコア業務にシフトでき、貴重な人的資源の有効活用を可能にします。また、運用要員の調達や育成、管理からお客様を開放するとともに、要員の入れ替えで発生するスイッチングコストを削減でき、TCO改善にも寄与します。
 また、複雑化するシステム環境の障害対応には多大な労力を要します。KMSにて24時間365日の保守体制を整備して対応することで、夜間対応や緊急対応からお客様を開放し、IT人材不足の中で深刻化する労務問題の解消も実現します。


7.【 株式会社ブロードバンドセキュリティについて 】
 BBSecは、2000年創業のトータルセキュリティ・サービスプロバイダーです。現状の可視化や診断から事故発生時の対応、24時間/365日体制での運用まで、フルラインアップのサービスを提供しています。高い技術力と豊富な経験、幅広い情報収集力を生かし、「サプライチェーンを狙った攻撃」「社会インフラを狙った攻撃」「AI時代のセキュリティ」を解決すべき社会課題ととらえ、より多くのお客様を悪意ある攻撃者から守ることで、「便利で安全なネットワーク社会を創造する」というビジョンを実現します。


8.【 兼松エレクトロニクス株式会社の概要 】
(1)商号:兼松エレクトロニクス株式会社(英文表記:Kanematsu Electronics Ltd.)
(2)事業内容:IT(情報通信技術)を基盤に企業の情報システムに関する設計・構築、運用サービスおよびシステムコンサルティングとITシステム製品およびソフトウェアの販売、賃貸・リース、保守および開発・製造、労働者派遣事業
(3)本店所在地:〒104-8338 東京都中央区京橋2-13-10
(4)代表者:代表取締役社長 渡辺 亮
(5)資本金:90億3,125万円
(6)売上高:(連結)906億円
(7)従業員:(単体)473名 (連結)1,551名
(8)URL:https://www.kel.co.jp


*文中の製品名・サービスおよび会社名は、各社の商標または登録商標です。
*G-SOCはBBSecの登録商標です。登録第6126412号


                                  【サービスに関するお問い合わせ先】
                                     兼松エレクトロニクス株式会社
                                       クラウド&サービス事業部
                               サイバーセキュリティマネジメントセンター
                                  e-mailアドレス:csmc@ml.kel.co.jp

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