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ソマリアで国連ハビタット(国際連合人間居住計画)との共同事業を開始:国内避難民、帰還民、ホストコミュニティが共存できる社会づくりを支援

PR TIMES / 2021年2月3日 8時45分



認定NPO法人REALs(Reach Alternatives)(リアルズ/リーチオルタナティブズ)は、今年1月、ソマリア南部の都市キスマヨで、国内避難民と避難先から戻ってきた帰還民、そこに暮らし続けていた地域住民が共存できる社会をつくるため、社会的結束(”Social Cohesion”)促進の事業を、国連ハビタットと共同で開始しました。
[画像: https://prtimes.jp/i/6416/53/resize/d6416-53-830808-0.jpg ]


ソマリアでは1991年から内戦が続き、国際的に認められた政府はあるものの中央政府の実行支配が及ぶ地域は限られます。地域間、クラン(氏族)間の対立や、アル・シャバーブなどのテロ組織やギャングの活発な活動などにより、不安定な社会状況が続いています。

REALsが事業を行うキスマヨには約87,000人の国内避難民(※1)が身を寄せ、さらに、避難していた人々が戻ってきていることもあり、約16万人とされていた人口(※2)が急増しています。しかし土地、住居、仕事なども圧倒的に足りていません。そのような中では、もともとの住民と国内避難民の間や、対立する氏族間などの争いや対立が先鋭化しやすくなります。

そこでREALsは、さまざまな民族、文化、価値観などをもつ人々が、その違いを理解し合い、ときに協力し、ときに適度な距離感で許容し合いながら、持続的で安定した社会を作っていくための、社会的結束の促進に取り組んでいきます。
その推進役として、不安定な社会で特に影響を受けやすい若年層から、15名をユースリーダーとして育成します。REALsはユースリーダーに社会的結束や紛争予防に関する研修、社会的結束を強化するためのイベントの実施方法などの研修を行います。そして、REALsがユースリーダーたちをサポートしながら、若者たち主導による社会的結束のコミュニティ活動を計画、実施していきます。
事業は今年9月末までを予定しています。

(※1)2020年4月、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)
(※2)2014年、UNFPA(国連人口基金)

■活動に関する取材をお受けします。HPよりお問い合わせください。
https://reals.org

【REALsとは】争いを予防し、人と人とが共存できる社会を作る国際NGOです。現在は本事業のほか、ケニアでの暴力的過激化予防、南スーダンでの国内避難民支援、トルコでのシリア難民支援などを実施。国連との共同事業はこれまでソマリア、ケニア、トルコで複数実施しています。今年3月、名称を日本紛争予防センターから改称。

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