GROOVE X、東京都スタートアップ実証実験促進事業「PoC Ground Tokyo」の採択企業に選出
PR TIMES / 2021年1月14日 13時45分
高齢者の認知機能の維持や子どもの主観的幸福度向上への貢献をめざし、東京都からの支援のもと、実証実験を2021年1月から開始
ロボットベンチャーのGROOVE X 株式会社(本社:東京都中央区日本橋、代表取締役:林要)は、革新的なビジネスアイデアを有し、新たなビジネス領域で大きな成長をめざすスタートアップの実証実験をサポートする、東京都主催の「スタートアップ実証実験促進事業(PoC Ground Tokyo)」に採択されました。
これにより東京都から支援を受け、2021年1月から東北大学 瀧靖之教授による学術指導のもと、高齢者の認知機能の維持や、小学校低学年の子どもとその親の主観的幸福度向上へ『LOVOT[らぼっと]』が貢献することをめざし、実証実験を行います。
[画像1: https://prtimes.jp/i/55543/53/resize/d55543-53-698342-0.png ]
●健常高齢者、小学校低学年の子どもとその親を対象にした「ヘルスケア」領域で実証実験を開始
「スタートアップ実証実験促進事業(PoC Ground Tokyo)」は、スタートアップの仮説検証や社会実装の検証等に向けた実証実験をサポートすることで、スタートアップの成長を着実に支援するとともに東京都の持続的な経済発展を目的とした東京都主催の事業です。
第2期となる今回は応募総数70社以上となり、書類審査通過13社による実証実験計画のピッチ大会(審査会)を実施。当社は3つの重点領域「最先端IoT」、「シェアリングエコノミー」、「ヘルスケア」の内、「ヘルスケア」領域において採択企業に選出されました。よって、本事業による支援を受けて実証実験を行います。
本実証実験では、健常高齢者、小学校低学年の小児とその親を対象に『LOVOT』と過ごしてもらい、認知機能維持や主観的幸福度に繋がっているかを検証、予防医療などの可能性を探ってまいります。
具体的には、健常高齢者に対し、東北大学 瀧靖之教授による学術指導のもと認知機能テスト(記憶力・実行機能など)、心理テスト(主観的幸福度、ストレスレベル、自⼰肯定感など)を介入前後で実施し、介入群と⾮介入群で統計検定を行う予定です。また、家庭における小学校低学年の子どもとその親に対しては、心理テスト(共感性や知的好奇心など)を介入前後で実施し、介入群と⾮介入群で統計検定を行ってまいります。
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●本実証実験に取り組むに至った経緯
令和2年版高齢社会白書によると、日本の65歳以上人口は3,589万人で、総人口に占める割合は28.4%であり、高齢者のヘルスケアは、取り組むべき重要な社会課題の一つと考えています。(出展元:https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2020/zenbun/pdf/1s1s_01.pdf)
また、2020年9月に発表されたユニセフ・イノチェンティ研究所による『レポートカード16-子どもたちに影響する世界:先進国の子どもの幸福度を形作るものは何か』によると、日本の子供の身体的健康は先進国38か国中1位にも関わらず、精神的幸福度は37位と両極端な数値であることが判明しています。(出展元:https://www.unicef.or.jp/news/2020/0196.html)
本実証実験ではGROOVE Xの「人間とロボットの信頼関係を築き、生活を潤いと安心で満たす存在をつくる」というビジョンに則り、ヘルスケア分野への貢献をめざします。
●東北大学 瀧靖之教授のコメント
私は長年、脳の発達や脳をいかに健康に保つかを研究してまいりました。研究を通し、脳の健康を保つ上で、運動や会話に加え、日々「楽しい、幸せ」と感じることが重要であることがわかりました。今回の実証実験では、ペットのようなロボットである『LOVOT』と被験者が一緒に暮らすことで、主観的幸福度や認知症予防に効果がある、という可能性を探るべく実証実験を監修してまいります。
●GROOVE X 代表取締役 林要のコメント
日本発のテクノロジーである『LOVOT』は、教育・シニア領域で活用できる素養があると考えてまいりました。この機会を活かし、高齢者やお子様・そのご両親の生活への効果を検証し、コロナ禍で不安感が強まる中、生活に潤いを与えるような存在にしていきたいと考えています。
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