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ヨックモックミュージアム、 開館記念第三弾企画展「ピカソのセラミックーモダンに触れる」を監修した河本真理氏による特別講演を2023年6月10日(土)に開催!

PR TIMES / 2023年4月19日 17時40分

~ピカソのセラミックの世界を、いま改めて「モダン」の視点から読み解く~

 一般社団法人YMハウス(東京都港区、代表理事:藤縄利康)は、ヨックモックミュージアムで現在開催中の開館記念第三弾企画展「ピカソのセラミックーモダンに触れる」の監修者であり、ピカソと20世紀美術の代表的な研究者である河本真理氏(日本女子大学教授)の特別講演会を、2023年6月10日(土)に同館で開催いたします。 



[画像1: https://prtimes.jp/i/55763/53/resize/d55763-53-8d03b15f20fbcc74c254-1.jpg ]

第二次世界大戦後にピカソが本格的に取り組んだセラミックをめぐっては、これまで多くは、ピカソがセラミック制作の拠点とした地中海地方のモティーフや神話、古典や伝統への回帰という文脈で語られてきました。
しかしながら、本展では、ピカソのセラミックにはモダンなものが底流として確かに存在していること、古典(クラシック)も、モダンな視点から再解釈されたうえで表現されることを明らかにしています。
この刺激的な視点に立つ展覧会は、おかげさまで開幕以来、ご好評をいただいておりますが、本展をさらに深く理解し、楽しんでいただくために、監修者による特別講演会を開催する運びとなりました。
折しも本年はピカソが1973年に没してから50年となる記念の年です。世界的にも多くの関連イベントが開催されていますが、当館もピカソの偉大な足跡を顕彰する美術館の一翼を担うものとして、新たな評価に貢献できることを誇りに思っております。

■開館記念特別講演「ピカソのセラミック-モダンに触れる」
[日時]2023年6月10日(土) 17時開演 (16時30分開場)
[講師]河本真理(日本女子大学教授、本企画展監修者)
[会場]ヨックモックミュージアム 「カフェ ヴァローリス」
[定員]25名様(先着順) ※中学生以上
[参加費]3,000円(税込) 企画展入場券付
[申し込み方法]参加ご希望の方は当館公式サイトで詳細をご覧ください。
https://yokumokumuseum.com
[申し込み期間]
友の会優先申し込み:2023年4月18日(火)15時~4月26日(水)12時まで
一般申し込み:2023年4月28日(金)10時~定員になり次第終了
*友の会入会に関する詳細はコチラ
https://yokumokumuseum.com/tomonokai/
ヨックモックミュージアム 03-3486-8000
・本講演会に関するお客様からのお問い合わせ(担当:富安)
・本講演会のお申込み状況に関するお問合せ(担当:総務)

■「本展について」 河本真理(本展実施要項より)
ピカソが第二次世界大戦後に傾倒したセラミックは、当館のこれまでの展覧会「ピカソ コート・ダジュールの生活」(2020-2021)や「地中海人ピカソー神話的世界に遊ぶ」(2021-2022)でもご紹介したように、地中海世界の神話や古代美術への接近、陶芸の伝統との関わりといった観点から語られることが多いといえます。これは確かに、ピカソのセラミックの重要な特徴をなしています。
その一方でピカソは、セラミックにおいてもキュビスム的な静物や顔をデザインし、コラージュやオブジェのように、現実と虚構の狭間を戯れてみせました。ピカソが若かりし頃に創造したキュビスムは、ピカソのセラミックにおいてもずっと生き続けていたのです。
ピカソはまた、「壺の中の壺」を作ってみたり、メタモルフォーズの力で、壺を女性にも(抽象的な)鳥にも変容させてみたり……さらには、どちらかといえば、どっしりとしたイメージの強いセラミックで、ダンスなどの軽やかな動きを表そうとします。美術におけるダンス/運動の表現は、もちろん古代からあり、古くて新しいテーマといえますが、ピカソは踊り子を極度に単純化・記号化するなど、彼独自のモダンな再解釈を際立たせています。
このように、ピカソのセラミックには、モダンなものが底流として流れており、古典的なものもモダンなやり方で再解釈しているのです。
本展では、ヨックモック・コレクションのピカソのセラミックを、20世紀美術の中に位置づけながら、その新しい見方をご紹介します。遊び心に満ちた、多彩なピカソ芸術の世界に触れてください。

■河本真理(こうもと まり)氏プロフィール
専門は西洋近現代美術史。東京大学で美術史を学び、パリ第1大学博士号(美術史)取得。現在、日本女子大学教授。著作:『切断の時代-20世紀におけるコラージュの美学と歴史』(ブリュッケ、2007年)、『葛藤する形態-第一次世界大戦と美術』(人文書院、2011年)。共著に『現代の起点 第一次世界大戦 3 精神の変容』(岩波書店、2014年)、『ピカソと人類の美術』(三元社、2020年)など多数。サントリー学芸賞(2007年)、渋沢・クローデル賞ルイ・ヴィトン ジャパン特別賞(2007年)。

■開催中の企画展
展覧会名:「ピカソノセラミックーモダンに触れる」
会期:開催中~2023年9月24日(日)
詳細はこちらから  https://yokumokumuseum.com/1776/

■会場概要
ヨックモックミュージアム(2020年10月25日開館)
住所:〒107-0062 東京都港区南青山6丁目15-1
[画像2: https://prtimes.jp/i/55763/53/resize/d55763-53-c44d001caa08c79167a7-0.jpg ]

アクセス:東京メトロ「表参道」駅B1出口から徒歩9分
渋谷駅東口より都営バス「新橋駅前」行乗車、「青山学院中等部前」下車徒歩1分
※駐車場はございません。
休館日:月曜(月曜が祝日の際は開館)、年末年始、展示替期間    
開館時間:10:00~17:00(受付は閉館の30分前まで)
入館料(税込):一般1,200円、学生800円、小学生以下無料
※障がい者手帳をご提示の場合、ご本人と付き添いの方1名は無料。
※学生の方は学生証等の在籍が確認できるものをご提示ください。
電話番号:03-3486-8000
◎新型コロナウイルス感染拡大防止対策について
最新情報は当館公式サイト「【重要】当館のコロナ対策について」でご確認ください。

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