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「不正行為検出AIを活用したコンプライアンス向上サービス」の提供開始

PR TIMES / 2024年12月17日 17時45分

~最先端のテクノロジーとヒューマンケアで不正予防と意識改革を支援~



SOMPOリスクマネジメント株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:中嶋 陽二、以下「SOMPOリスク」)と株式会社NaLaLys(本社:東京都渋谷区、代表取締役:長谷島 良治、以下「NaLaLys」)は、NaLaLysが提供する最新のAIを駆使した不正行為検知ツールを活用して、従業員のコンプライアンス意識向上および万が一の有事対応を支援するコンサルティングを組み合わせた新しいサービスを提供開始いたします。
不正行為検出AIは、潜在的な不正行為の兆候をメールやチャットから検知して早期対応を可能にします。さらに、検知された不正リスク情報や従業員のコンプライアンス意識をSOMPOリスクが分析し、従業員に寄り添った社風改善支援や継続的な教育プログラムを提供することで、組織全体の意識改革を実現します。仮に不正リスクが顕在化した場合でも、SOMPOリスクが20年間蓄積した有事対応の知見を投入し、企業信頼の低下を抑制する適切なインシデント対応を支援します。
NaLaLysの最新テクノロジーと、SOMPOリスクの経験豊富なコンサルタントによる対策ソリューションを組み合わせることで、従業員のコンプライアンス意識改善とインシデント対応をサポートし、企業の持続的な発展に貢献します。
1.背景
企業や公的機関において、下記のような不正・不適切行為が増加しており、社会問題になっています。
- 不正会計、贈収賄、さらにはハラスメント等、従来から指摘されてきた不正・不適切行為
- 品質不正や機密情報の持ち出し等、近年社会問題となっている不正・不適切行為
- 明確な法令・ルール違反とまでは言えないが、説明不十分や不作為等により、顧客からの期待や常識に反すると評価される行為(いわゆるコンダクトリスクと評価される行為)

株式会社帝国データバンクのレポートによりますと、コンプライアンス違反(粉飾、業法違反、偽装、贈収賄等)が原因となって倒産した企業の数は、2023年度は351件にのぼりました。これは調査開始以降で最多、3年連続で前年度を上回っています*。また、様々な業種業態において幅広い不正・不適切行為が発覚し、毎日のように報道され、組織の信頼に重大な影響を与えています。このような不正・不適切行為を抑制するには、従業員意識や社風を改善すると同時に、早く不正の芽を掴み、万が一の有事対応に備えることが有効な手段と考えられます。
このような背景をふまえ、SOMPOリスクとNaLaLysは、不正リスクの早期発見、真因の追求と改善策実行支援、万が一の有事対応支援を融合した「不正行為検出AIを活用したコンプライアンス向上サービス」の提供を開始します。
※倒産集計 2024年 4月報
https://www.tdb.co.jp/report/bankruptcy/aggregation/3zrizgvi5/
2.本サービスの概要
■内容
「不正行為検出AIを活用したコンプライアンス向上サービス」として以下のメニューをご用意しております。
- 不正行為検出AIを活用したメール・チャット分析支援
不正行為検出AIが、コンプライアンス違反に関連する不正リスクの高いメールやチャットを自動的に検出し、その結果をお客さまに提供するとともに、必要に応じてコンサルタントが初期対応の助言をします。
- 不正行為検出AIを活用したメール・チャット分析支援
従業員へのアンケート・ヒアリングによって、ハラスメントや品質不正等を予防する体制に問題がないか、経営者が率先垂範をできているか、職場の心理的安全性が確保されているか、調査・分析します。1の分析結果と合わせて、お客さまのコンプライアンス上の課題を抽出し、改善提案を行います。
- 経営層・管理職・担当者向け階層別不正対策教育
1、2の結果をふまえ、お客さまに不足しているコンプライアンス知識・意識の両面から、階層別に定期的な教育支援の実行を支援します。座学だけでなく、ケーススタディを含めた意見交換の場を多用します。
- 不正防止のための行動規範・ハンドブック作成
従業員の適切な行動を導く規範策定支援およびヴィジュアル的でわかりやすいハンドブック作成を支援します。
- 有事対応準備及びリアルタイムでの有事サポートメニュー
SOMPOリスクの知見と人脈を活かし、有事対応をサポートします。


サービスのご提供イメージは、下記「不正行為検出AIを活用したコンプライアンス向上サービス」の全体像をご覧ください。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/59368/53/59368-53-34c60356661317dd0ddf2986f519673e-3900x2258.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
サービス全体像

■特長
- AIを活用したテクノロジーで不正リスクを早期検知するだけでなく、不正リスク対応に長けたコンサルタントがお客さまに寄り添って検知結果に対するアクションを助言します。
- NaLaLysのツールは実際の不正行為を元にした教師データを学習させたAIと、不正調査の手法を元に作成した独自ロジックによってメール・チャットを分析することにより、人の力に依存した場合と比較して、メール確認作業工数やコストを大幅に削減できます。
- 1.2.のメール分析と助言に加え、SOMPOリスクでは不正未然防止の取組支援(体制・意識調査、改善策実施サポート)、さらには万が一の有事対応支援まで、お客さま企業の一人ひとりの従業員や社風に寄り添いながら、ワンストップで支援します。

■サービス提供継続期間
※企業規模や支援内容により異なります。
- 不正行為検出AIを活用したメール・チャット分析支援
期間:1年~(自動継続)
- 不正未然防止のための体制・意識診断サービス
期間:4か月~6か月(対策実施後の効果測定診断サービスも別途ご支援)
- 階層別不正対策教育
期間:2か月~6か月(以後も定期的教育も別途ご支援)

■受注目標
年間20件の受注を目指します。
3.今後の展開
SOMPOリスクでは、11月に日科技連出版社より「品質不正はなぜ起こるのか」というタイトルにて書籍を発行しています。また、12月20日(金)に、SOMPOリスク・NaLaLys共催にて「品質不正、ハラスメント。不適切行為をどのように防止するか」というタイトルにてハイブリッドウェビナーを実施します。
これら書籍およびウェビナーの実施、さらには具体的なサービス提供を通じ、SOMPOリスクとNaLaLysは連携を深め、お客さま企業の将来価値向上と課題解決に貢献してまいります。
■ SOMPOリスクについて
URL:https://www.sompo-rc.co.jp/
SOMPOリスクマネジメント株式会社は、損害保険ジャパン株式会社を中核とするSOMPOホールディングスのグループ会社です。「経営コンサルティング事業」「リスクエンジニアリング事業」「データドリブン推進事業」「サイバーセキュリティ事業」を展開し、全社的リスクマネジメント(ERM)、事業継続(BCM・BCP)、サイバー攻撃対策などのソリューション・サービスを提供しています。

■ NaLaLysについて
URL:https://www.nalalys.com/
自然言語処理AI等の先端技術を応用したソフトウェア・ハードウェア・ネットワーク技術の研究を通じ、不正防止ソリューションを提供しています。

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