佐賀県内初、下取りのスーツをリサイクルした「防災毛布」を武雄市へ寄贈 佐賀豪雨での災害から4年、8月10日に贈呈式を開催
PR TIMES / 2023年8月3日 13時45分
~お客様と取組むエコ活動を地域貢献へと繋げる~
青山商事株式会社(本社:広島県福山市/代表取締役社長:青山理(おさむ))は、佐賀県武雄市へ「防災毛布(災害支援用リサイクル毛布)」100枚を寄贈いたします。これに伴い、8月10日に武雄市役所にて贈呈式を開催します。当社は2018年より、お客様から下取りしたスーツの一部をリサイクルし、防災毛布を作製しています。2019年からこれまでに国内の計6自治体へ寄贈しており、今回は佐賀県内で初めての取組みとして武雄市へ寄贈いたします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/115161/53/resize/d115161-53-1219bbc07b08d5d64cb7-0.png ]
【贈呈式 概要】
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/115161/table/53_1_b785ac8a5ada5edf960665d9904db09a.jpg ]
武雄市は、2019年8月の佐賀豪雨や2021年8月の記録的大雨において、市内で浸水や土砂災害に見舞われた経験から(当社店舗も浸水被害により休業期間が発生)、自主防災活動を積極的に行い、災害に強いまちづくりを進められています。また当社では、1.過去に大規模な自然災害を経験した地域であること 2.災害発生時に物資が届きにくい離島や遠隔地であること 3.当社店舗を営業している地域であること の3つを基準に、防災毛布寄贈の取組みを行っています。そうした背景からこの度、武雄市へ寄贈することになりました。
この防災毛布は、店頭で回収したスーツの一部をリサイクルして作られています。当社では、お客様と取組むエコ活動の一環として、年間を通して衣料品を商品割引券と引き換える『下取りサービス』を「洋服の青山」「ザ・スーツカンパニー」などで実施しています。回収した衣料品は、主に海外へのリユースや、車の断熱材・荷物の緩衝剤などにリサイクルされており、2018年からは近年の全国的な自然災害の激甚化・頻発化を鑑みて防災毛布へのリサイクルも開始しました。防災毛布は2019年より順次、石川県輪島市・新潟県佐渡市・鹿児島県奄美市・龍郷町(奄美大島)・熊本県天草市・長崎県島原市の計6自治体に寄贈しております。
◎寄贈の取組み:https://bit.ly/3OmIjdI
◎下取り品の資源循環:https://bit.ly/432zv12
[画像2: https://prtimes.jp/i/115161/53/resize/d115161-53-8ad30b4ec8e6a4f948ef-1.png ]
<参考資料>
スーツのリサイクル工程(防災毛布)
[画像3: https://prtimes.jp/i/115161/53/resize/d115161-53-116329bafef8977af6d4-2.png ]
[画像4: https://prtimes.jp/i/115161/53/resize/d115161-53-b707deb1bdc0ea874b9e-3.jpg ]
・「洋服の青山」「ザ・スーツカンパニー」で回収されたスーツの一部は、工場で裁断され、ガーネット反毛織で綿状に加工されます。
[画像5: https://prtimes.jp/i/115161/53/resize/d115161-53-42e13c94c22fd284e864-4.jpg ]
[画像6: https://prtimes.jp/i/115161/53/resize/d115161-53-247cbc42fb25f94a4227-5.jpg ]
・綿状になった原料と再生ポリエステルを混ぜ合わせ、糸の元が作られます。
・専用機械で撚りをかけて糸に仕上げます。
[画像7: https://prtimes.jp/i/115161/53/resize/d115161-53-d3d9c5d95771f02bd9d6-6.jpg ]
[画像8: https://prtimes.jp/i/115161/53/resize/d115161-53-22510648c689cbe99d67-7.jpg ]
・この糸を紡織機で織り上げて反物にし、表面を起毛させ毛先を揃えます。
・反物の端にパイピング仕上げを施して毛布が完成します。
・出来上がった毛布は真空パック詰めし、段ボールに梱包して弊社の商品センターにて保管しています。
回収量に応じて森林保全団体「more trees」に寄付
2021年度より、衣料品の回収量に応じて森林保全団体「more trees(モア・トゥリーズ)」に1キロあたり2.5円を寄付する取り組み(年間上限100万円)を新たにスタートしました。これまでにも「more trees」へは、2015年からスーツ売上金の一部を寄付しています。
◎詳細:https://bit.ly/3MkhUux
【衣料品回収量に応じた寄付の実績】
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/115161/table/53_2_e5790fdb1c35c23908675f1f39d6f4ea.jpg ]
[画像9: https://prtimes.jp/i/115161/53/resize/d115161-53-626bfbb34c3b4f02b879-8.png ]
■一般社団法人more treesについて
一般社団法人more trees(モア・トゥリーズ)は、音楽家 坂本龍一氏が創立し、建築家 隈研吾氏が代表を務める森林保全団体です。加速する森林破壊と地球温暖化の危機的状況に行動を起こすため、坂本龍一氏らが発起人となって、100名以上の賛同人とともに2007年に設立されました。
地域との協働で森林保全を行う「more treesの森」の展開、国産材を活用した商品やサービスの企画・開発、セミナーやイベントを通じた森の情報や魅力の発信など、「都市と森をつなぐ」をキーワードに「森と人がずっとともに生きる社会」を目指した、さまざまな取り組みを行っています。
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