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中国当局 化粧品のための動物実験 廃止に向けた方針を発表

PR TIMES / 2013年11月15日 10時38分

化粧品の動物実験廃止を訴えるLUSH 今回の発表を歓迎

中国は、国内で生産される化粧品に義務付けられている動物実験を、2014年6月より廃止に向けて取り組む方針を発表しました。創業当初から化粧品のための動物実験反対を訴えてきたラッシュは、今回の中国の発表が、アジア全体における化粧品の動物実験廃止につながる第一歩ととらえ、中国当局の発表を全社を挙げて歓迎しています。

今回の中国による発表は、世界最大級の動物福祉団体である「ヒューメインソサエティーインターナショナル(以下、HSI)」と「米国ヒューメインソサエティー(以下、HSUS)」の2団体が行ったBe Cruelty Free キャンペーンにおいて、中国の政策担当者に真摯に粘り強い働きかけを続けた結果ととらえています。これにより、動物実験に代わる実験方法開発への取り組みと動物実験廃止を促進できたことは大きな功績と言えます。

世界的にも大きな進歩である今回の発表を受け、動物実験廃止に向けて重要な第一歩を踏み出した中国当局を高く評価し、ラッシュおよびHSIは下記のようなコメントを提出しています。


ラッシュ エシカルディレクター ヒラリー・ジョーンズ
“多くの中国の人々は、世界各国への旅行で様々なコスメショップを訪れており、その数が増えるにつれて動物実験をしていない化粧品へのニーズが非常に高まっています。このニーズを中国政府が理解しているということは、大変素晴らしいことと考えています。
今回の発表により、中国における動物実験をしていない化粧品ビジネスを促進させるとともに、すでに動物実験が化粧品指令によって廃止されているEUにおいても、中国のコスメブランドの販売を可能にするなど、新たな道が開かれることとなるでしょう。ラッシュはこの動きを称賛するとともに、動物実験のない中国のこれからを楽しみにしています。”

ヒューメインソサエティーインターナショナル 実験・毒物学部門 ディレクター トロイ・シードル
“今回のニュースは、私たちのキャンペーンにおいて大いなる成果であり、これまで私たちが取り組んできた世界的な動物実験廃止のための活動においても歴史的な出来事となりました。これまでHSIのチームは、中国の研究所にいる動物の未来を作ることを最優先に活動してきました。
ただ、今回の発表は、私たちの望む「動物を必要としない21世紀の化学実験への転換」に向けた幕開けにすぎません。これを機に、中国のみならず、アジアや世界へと境界線を越えて広がり、化粧品の動物実験に終わりを迎えられることを祈っています。”

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