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日本初 GROUND、ダイオーエンジニアリングとRFID搭載の自律型協働ロボット提供へ

PR TIMES / 2021年3月1日 12時45分

- 物流・EC分野のDXを牽引し、社会課題解決を支援 -

日本のLogiTech(R)※1をリードするGROUND株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役 CEO:宮田 啓友、以下「GROUND」)と、大王製紙グループのダイオーエンジニアリング株式会社(本社:愛媛県四国中央市、代表取締役社長:小野 享志、以下「ダイオーエンジニアリング」)は、日本で初めてとなるRFID※2を搭載した自律型協働ロボット『PEER(ピア) SpeeMa+(スピーマプラス) (TM)』を共同開発し、2021年3月1日(月)より、提供を開始します。

『PEER SpeeMa+ (TM)』は、シップヘルスケアグループの小西医療器株式会社(本社:大阪府大阪市中央区、代表取締役社長:堤田 宏、以下「小西医療器」)への導入が決まっており、2021年3月末より同社の物流センターで本格稼働する予定です。



[画像1: https://prtimes.jp/i/19139/54/resize/d19139-54-332764-0.png ]

[画像2: https://prtimes.jp/i/19139/54/resize/d19139-54-166611-1.png ]

<GROUND 代表取締役 CEO 宮田 啓友のコメント>

新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大の中で、物流やECは変化した人々の生活を支える重要な社会インフラとして改めて注目され、多くの期待が寄せられています。
このような状況の中、ダイオーエンジニアリング様のご支援の下、日本で初めてとなるRFID搭載の自律型協働ロボットを小西医療器様へ提供できることを大変嬉しく思っています。『PEER SpeeMa+ (TM)』は、物流やEC事業に携わる方々の安全と業務効率化の一助となると確信しています。両社で物流改革という社会課題に先端テクノロジーをもって取り組むとともに、我々のビジョンである「すべての人にとって永久に持続可能な物流の未来へ」に基づき、事業を加速させてまいります。

<ダイオーエンジニアリング ICTソリューション部 部長 井川 太郎氏のコメント>

ダイオーエンジニアリングが2019年より提供を開始したRFIDソリューションサービス「SpeeMa」は、これからの時代を見据え、RFIDタグ、ハードウエア、ソフトウエアを一貫して提供し、さまざまな分野での応用が可能です。特に、昨今、社会課題の一つとして注目を集める物流分野におけるRFID活用の重要性や将来性を強く感じていました。
今回、GROUND社と共に『PEER SpeeMa+ (TM)』を共同開発し、小西医療器様へ先進的なソリューションを提供できることを光栄に思います。今後、GROUND社と互いの強みとノウハウを共有し、『PEER SpeeMa+ (TM)』を提供してまいります。

<小西医療器 取締役 島田 正司氏のコメント>

小西医療器は、シップヘルスケアグループのミッションである「生命を守る人の環境づくり」をより高度に実践し、医療の安全と合理化という課題を解決するため、単なる「モノ」だけに捉われずに「スマートロジスティクスへの挑戦」をテーマに日々進化しています。この度、医療機関様とサプライヤー様を横断するEnd To Endのサプライチェーン実現のため、業界に先駆けてICタグを活用したロジスティクスソリューションの構築に取り組みます。
弊社は、その設立以来、医療機関様の経営課題に寄り添い、医療従事者の皆さまを支援する総合医療機器商社として事業展開してきました。労働人口不足やWithコロナといった厳しい環境下で成長し続けるには、従来の自社努力に加え、企業間の垣根を超え、同じ志を持った企業が共に変革し続けることこそが何よりも大切だと考えます。
今回、その一環として『PEER SpeeMa+ (TM)』導入による先進的なロジスティクスソリューションを構築し、医療現場様へさらなる「付加価値」を提供できることを嬉しく思っています。

■『PEER SpeeMa+ (TM)』提供の背景

日本は、少子高齢化の加速に伴い、2010年から2060年までの50年間における生産年齢人口の半減※4が予想されており、物流現場では慢性的な人手不足が大きな課題となっています。
また、消費者ニーズの高度化や多様化、配送短期化、人件費や運送費の高騰など、物流・Eコマース(以下、EC)を取り巻く環境は厳しさを増しています。さらには、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う緊急事態宣言や外出自粛要請により、人々の健康や安全を支える社会インフラとして物流・ECへの需要が拡大し、その重要性が改めて注目されています。
こういった背景を踏まえ、GROUNDとダイオーエンジニアリングは、互いの強みとノウハウを共有し、安全で持続可能な物流システムの構築へ寄与し、加速する物流DXの一助となるべく、RFID搭載の自律型協働ロボットを開発・提供します。

■『PEER SpeeMa+ (TM)』の特長と導入メリット

1. RFIDにより、作業者のピッキング効率の向上、人為的ミスの低減、トレーニング時間の削減が可能です。

2.RFIDおよびゾーンピッキング(下図)の推奨により、ソーシャルディスタンスの確保に寄与し、作業者に安全な環境下での業務推進を提供します。

3.先端のSLAM技術※5がカメラおよびLiDAR※6からの情報を融合させることにより、リアルタイムにロボット自身が位置情報を取得し、人と協働しながら作業支援を行うことが可能です。さらに、経路情報を設定することなく自律走行できるため、経路上の障害物を回避した最適な経路を選定します。

4. 物流施設内の作業オペレーションやレイアウトの大幅な変更をすることなく、スピーディーな導入が可能です。

5. ニーズや波動に合わせて、フレキシブルにPEERの台数を増減できます。

[画像3: https://prtimes.jp/i/19139/54/resize/d19139-54-920674-2.png ]


今後、両社は共に、日用雑貨、アパレルを扱う物流・EC事業者への『PEER SpeeMa+ (TM)』導入を目指し、新しい価値創出に向けて事業を展開してまいります。


※1:『LogiTech(R)』、『Intelligent Logistics(R)』は、GROUNDの登録商標または商標です。
※2:Radio Frequency Identificationの略。高度情報サービスのツールとして期待される自動認識技術の1つで、ICタグとも呼ばれる。ID情報を埋め込んだRFタグと呼ばれる媒体に記憶された人やモノの個別情報を、無線通信によって読み書きできる自動認識システム。
※3:『SpeeMa』は、ダイオーエンジニアリングが開発したRFID技術によって個体情報を管理するソリューションサービスです。液体容器用のRFIDタグをはじめ、事業者様の要望に応じて「RFIDタグ」「ハードウエア」「ソフトウエア」などを最適に組み合わせて提供します。
※4:出典 国立社会保障・人口問題研究所「人口統計資料集」
※5:Simultaneous Localization and Mapping:センサーによって周囲環境を把握し、マップをつくりつつ、取得したデータをもとにロボットの自身の位置も推定する技術。
※6:光センサー技術。


■ GROUND株式会社について
GROUNDは、“Intelligent Logistics(R)”の実現を目指して、物流領域における世界の最先端テクノロジー(LogiTech(R))に基づく革新的ソリューションの提供を行う企業です。代表の宮田をはじめとするGROUNDメンバーは、ロジスティクス、サプライチェーンだけでなく、データサイエンスやマーケティングにおいても豊富な経験を持ち、国内外の最新のテクノロジーに関して幅広い知識やネットワークを有しています。これらを背景に、日々高度化・複雑化する物流オペレーションに対して、需要と供給のバランスを考慮する最適なハードウェア及びソフトウェアで構成されたソリューションを提供しています。

社名: GROUND株式会社
事業概要: テクノロジーを活用した物流ソリューションの提供
設立: 2015年4月
所在地: 東京都江東区青海二丁目7-4 the SOHO 3F
代表者: 代表取締役 宮田 啓友
資本金: 11億円(2020年7月末)
URL: https://groundinc.co.jp

■ ダイオーエンジニアリング株式会社について
大王製紙グループの総合エンジニアリング企業として、工場設備の施工管理から工場全体の保全、コンサルティングまで幅広いサービスを提供しています。加えて、長年、ICチップを搭載するカードの検査機器を設計・開発・製造して提供しています。これらの技術からRFID関連商品を2018年より提供、2019年にはICタグ製造をスタートしています。

社名: ダイオーエンジニアリング株式会社
事業概要:工場設備の設計・製作・施工・販売事業
プラントシステムのエンジニアリング、コンサルタントに関する事業
建設業
設立: 1972年7月
所在地: 愛媛県四国中央市村松町930-2
代表者: 代表取締役社長 小野 享志
資本金: 6,000万円
URL: https://www.daio-eng.co.jp

■ 小西医療器株式会社について
小西医療器は、医療機関の経営課題をトータルにサポートするサービスを提供するとともに、医療従事者の皆様が医療に専念できる環境づくりに取り組んでいます。長年、医療現場で培ってきた豊富なスキルとノウハウに基づくソリューション・サービスの開発、再生医療やテーラーメイド医療などの最先端医療や新たなマネジメントツールの開発など、常に医療機関の皆様の良きパートナーであるために、信頼の醸成と先進的な取組みを進めています。

社名: 小西医療器株式会社
事業概要: 医療用機器及び器具の販売
設立: 1950年5月8日
所在地: 大阪市中央区内淡路町二丁目1番5号
代表者: 代表取締役社長 堤田 宏
資本金: 5,000万円
URL: https://www.kns-md.co.jp/index.html

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