【文京学院大学】日本が世界に誇る文化“能楽”を通して舞台芸術や文化活動に関わる仕事について学ぶ「宝生能楽堂インターンシップ」を実施
PR TIMES / 2020年2月19日 15時55分
日本を発信できる人材育成プログラム「新・文明の旅」プログラム履修生が参加
文京学院大学(学長:櫻井隆)は、2020年2月10日から15日の6日間にわたり、日本を代表する能楽の流派である“宝生流”を継承する公益社団法人宝生会にご協力いただき、本学学生のインターンシップを実施したことをお知らせします。
学生はインターンシップを通して、日本が世界に誇る文化である「能楽」について学び、実際に体験することで理解を深めました。
開催の背景とインターンシップのプログラム
本学では、衰退傾向にある日本の伝統文化の復興・発展に寄与すべく、伝統文化分野で学生のフィールドワークやインターンシップを教育プログラムに組み入れています。今年度からは、新たに日本の伝統芸能である「能楽」分野でのインターシップを開始。日本を代表する最古の文化である「能楽」について学ぶことで、日本の魅力を世界に発信することの出来る広い視野をもった学生の育成を目的としています。
[画像: https://prtimes.jp/i/35644/54/resize/d35644-54-754923-0.png ]
今回は、2020年4月から第4回目のプログラムが開講する「新・文明の旅」プログラム履修予定者の内10名が参加しました。本インターンシップのプログラムは、全6日間で構成されており、能楽や日本の芸能史に関する講座はもちろん、公演の宣伝営業をはじめ、興行を成功させる方法や劇場運営の実情について学びました。また、本物の能舞台を使用しての能楽師による稽古・能面体験、公演のスタッフとして運営に関わることで、座学だけではなく実際に自ら能楽に触れ合い、学びを深めました。
公益社団法人宝生会は、若者に能楽について伝え広めることでインスピレーションを与え、視野を広げることを目的としたインターンシップを今までも展開しており、本学は初参加となりました。
<参加した学生のコメント>
日本の伝統や文化について学ぶことができる貴重な機会であったので参加しました。能楽師の方々の想いや劇場での仕事を知り、人や社会に貢献したいという気持ちを感じました。4月から開講される「新・文明の旅 特講a」では、訪問予定国の文化背景を学ぶ姿勢を持ち続けたいです。(人間学部人間福祉学科2年)
【宝生流 第二十代宗家 家元 宝生和英様からのコメント】
能楽は、室町時代に大成した当初より700年もの間絶え間なくイノベーションを続けることで、今日まで上演を続けてまいりました。その過程で、純粋な舞台演劇としての仕組みだけではなく、教育、福祉、国際交流からアートマネイジメントに至るまで様々な要素を持ち合わせております。本インターンシップでは、能楽のダイバーシティを現代でどのように活かせるかをご紹介することで、学生の皆様にインスピレーションを与えること、そして異なる学部学科の学生が共にそれを体験することにで、広い視野を持つお手伝いになることをミッションとしております。
【文京学院大学 独自教育プログラム「新・文明の旅」プログラムについて】
2010年より始まった、本学園創立100周年を迎える2024年までの15年間に及ぶ本学独自の学部横断型グローバル人材育成プログラムです。ユーラシア大陸の東ヨーロッパから中国そして朝鮮半島にかけての国々を学生たちが、3年に1度訪問し、その地域の大学生と交流を深めます。履修生は、約1年間、訪問国のさまざまな事柄を研究・理解し、選抜された15名程度が、2週間~3週間で2~3カ国を訪問します。第1回目(2012年)は、トルコ共和国、ブルガリア共和国、ルーマニア、第2回目(2015年)は、ポーランド共和国、リトアニア共和国、ラトビア共和国、第3回目(2018年)は、カザフスタン共和国、ウズベキスタン共和国を訪問。第4回目(2021年)は、タイ王国、カンボジア王国、インドネシア共和国を訪問予定です。
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