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環境移送ベンチャーイノカ、第3回『INNOVATE AQUARIUM FESTIVAL』を 11月に開催決定。

PR TIMES / 2024年6月17日 17時15分

生物や環境に関心のある全国の中高生を対象に、次世代育成プログラムEGG部門の募集を開始。



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/47217/54/47217-54-cd0e136ab612905deb3686b29c277fc2-2709x1875.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



株式会社イノカ(本社 : 東京都港区、代表取締役CEO : 高倉葉太、以下「イノカ」)は、「アクアリウム」を趣味とする全国の中高生を対象に、水生生物飼育の技術や知見を集結する祭典、『INNOVATE AQUARIUM FESTIVAL(イノベート アクアリウム フェスティバル)』を2024年11月23日・24日に開催します。第3回となる今年は飯田橋イノカオフィスにて、生き物を通じて地球環境や企業の課題解決についてディスカッションを行います。昨年に引き続き国内大手アクアリウム用品メーカーであるジェックス株式会社様(本社:大阪府東大阪市、代表取締役:五味宏樹、以下「GEX」)をプラチナパートナーとして迎え、次世代を担う中高生を対象に「EGG(アクアリスト育成プログラム)」の参加者募集を6月14日に開始いたしました。

開催の背景
海洋資源の持続的な利用を通じて海洋環境を保全しながら経済発展を目指すブルーエコノミーは、2030年までに世界での市場規模が約500兆円に達する見込みです。イノカは、日本が有する固有の海洋・河川湖沼生物多様性を重要な資源と捉え、これらの保全を目指すことはもちろんのこと、医薬品や化学品、化粧品、食料品をはじめとする研究開発にこの資源を利用することが日本のグローバル競争力の源泉となることを期待しています。

 そこでイノカが注目したのが、研究職としてではなく、個人の趣味でアクアリウム(水生生物の飼育)を行っている「アクアリスト」です。イノカはアクアリストたちが取り組む、水槽内の環境の維持・向上や飼育ノウハウの蓄積といった探求活動が、市民科学としての可能性を持っていると確信しております。イノカのコアテクノロジーである「環境移送技術」も弊社取締役CAO(Chief Aquarium Officer)増田が個人の趣味で行っていたサンゴ礁生態系のアクアリウムの技術や知見と、弊社代表の高倉が持っていたAI・IoTの技術を掛け合わせることで誕生しました。
このように、生き物を愛する世界中の人々と、企業や研究者が出会うことにより、社会課題を解決へと導き、人と自然が共栄できる世界を実現するため、本イベントを立ち上げました。


これまでの開催実績
 昨年の第2回 INNOVATE AQUARIUM FESTIVALには、日本全国からアクアリストが集まりました。参加者は小学生から大人まで、「生き物好き」という共通点を持った人々がオンライン視聴を含めて300人以上参加。「発掘」をテーマにしたAWARD部門では、60名以上の応募から選出されたファイナリストがプレゼンテーションを行いました。さらに、将来世代の研究者や技術者の「育成」をテーマにEGG部門も新設。中高生がアクアリウムショップから本格的な水槽の構築技術を学び、その水槽を用いて行った研究のポスター発表をしました。各部門や前アクアリストとの交流会を通じて、企業の課題を解決し得る新たな技術、水環境の課題解決、アクアリウムや生き物の魅力について、全員でディスカッションを行いました。
 また当日は、桝太一氏(同志社大学ハリス理化学研究所 助教)、鈴木香里武氏(幼魚水族館 館長)、北谷佳万氏(海遊館 魚類環境展示チーム サブマネージャー)など著名な特別審査員が参加し、それぞれの専門的な視点からコメントを述べました。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/47217/54/47217-54-4432a033b123afabec9a9c04f804f1ab-1500x859.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
第2回INNOVATE AQUARIUM FESTIVAL 集合写真

 当日の様子は日本テレビの「バンキシャ!」で「生き物マニアが社会課題の解決について語り合うイベント」として特集を組んでいただきました。(視聴はこちらから:https://youtu.be/chf0bHhhORA?feature=shared)。 第1回開催時にはNHK「ゆう5時」に取り上げていただいています。

 また本イベントでは生き物を好きと、水環境の活用・課題解決を志す企業や研究者が出会うことにより、新たな技術の開発や環境保全に向けた議論を生み出すことも目的としています。昨年は11社のパートナー企業様にご協力いただきました。各企業の取り組みとアクアリストとの技術をマッチングさせ、研究開発やサステナビリティ活動とのコラボレーション事業もプロデュースしています。

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第2回INNOVATE AQUARIUM AWARD パートナー企業一覧



昨年から継続して開催するプログラム
- 「AWARD」

「AWARD」は、アクアリストの独創性を評価し、ロールモデルとなるような人や作品を「発掘」するプログラムです。昨年は応募総数96の中から、アクアリウムの「福祉性」「継続性」「独自性」の3つを審査ポイントとし、6組8名のファイナリストを選出しました。これまでアクアリウムで注目されていなかった海藻を飼育するアクアリストや、自宅でクラゲの幼生期の研究を行うアクアリストなどがファイナリストとして企業や社会の課題を解決するアイデアのプレゼンテーションを行い、各企業賞を受賞しました。

参考リリース:アクアリウムの新しい祭典、『INNOVATE AQUARIUM FESTIVAL』を環境移送ベンチャーイノカが開催(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000048.000047217.html


- 「EGG」

「EGG」とは、アクアリウム初心者~中級者の「育成」をテーマとしたプログラムです。イノカはこれまでのイノアクを通じて、「鑑賞目的にとどまらず研究・技術開発・環境保全といった社会貢献ができる」というアクアリウムの可能性を普及させてまいりました。しかし依然として将来世代の若者が本格的にアクアリウムを始め継続するためには、飼育のノウハウを伝えられる人の不足や金銭的なハードルが課題となっています。本プログラムはそうした課題を解決するため、水生生物の飼育に興味のある若者に対して、アクアリウムショップや弊社の生態圏エンジニアの飼育ノウハウの提供や、資金のサポートを行います。本プログラムがテーマとする「育成」はアクアリストとしての技術向上のみを指すのではなく、水槽の構築を通じた「生態系」への理解、またその先に自然環境や社会へ還元するための考察力の向上を目的としています。


 第1回となる前回は関東と関西の5校の生物部がプログラムに参加しました。生物系の部活に所属する学生と、飼育のプロであるアクアリウムショップをつなぎ、水槽の立ち上げのレクチャーやアイデアのディスカッションを行いました。その後、関東と関西の 2拠点で、飼育を始めた生き物への情熱や立ち上げた水槽の様子を観察した経過を報告する発表を行いました。

[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/47217/54/47217-54-d8e8dce484224cb7af192c14cf294b6c-1517x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
アクアリウムショップで丁寧な指導を受ける
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/47217/54/47217-54-f26d37c79eea2386e8c9112e065850dc-1479x1109.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
発表会を開催し、水槽を活用した研究の成果を共有

参考リリース:環境移送ベンチャーイノカ、アクアリウムから地球環境に貢献するアントレプレナー育成プログラムINNOVATE AQUARIUM FESTIVAL【EGG部門】を開催
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000044.000047217.html

今回新設されるプログラム
第3回となる今年は「生き物好き」「企業」「将来世代」3者によるイノベーションを加速するため、当日プログラムに「MEETING」を新設します。

「MEETING」は、企業や研究者といった異分野に携わる人たちとアクアリストが、ディスカッションによりそれぞれのアセットや知見を「共有」するプログラムです。
「ある企業の持つアセットや環境資材としての可能性を、海藻を飼育するアクアリストの持つ知識や技術を元に探る」「マングローブ林の減少問題について、その環境を水槽内に再現するアクアリストと再生方法を探る」など、様々な種類のトークテーマについて、「アクアリスト」という新たな視点を交えてディスカッションします。



 前回のINNOVATE AQUARIUM FESTIVALでは参加者が自身の飼育する生き物についてのポスターを作成し、同じアクアリストや参加企業へそのこだわりと知識を共有しました。今回ではトークテーマという話し合いの軸を設けることで、より深く実現性の高いアイデアの創出を目指します。


[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/47217/54/47217-54-672dc43a5db918a79c7b5faa9a972caf-1000x667.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
アクアリストやパートナー企業様など全員で行う交流会


日本全国の中高生を対象に「EGG」の参加者募集を開始
 今年はより多くの方に参加していただくため、生物系の部活に限らず、日本全国のグループ・個人に募集対象を拡大しました。これにより本格的なアクアリウム構築技術が広がり、地球課題を解決する研究が次世代の若者によって全国的に行われる未来を目指します。


【募集要項】

募集対象:日本全国の中学生~高校生

応募内容:
1. 水槽で再現したい環境
2. その「環境」の好きなところ
3. 再現したい水槽の全体像/こだわりたいポイント
  ◎イラストや写真を用いて
4. EGG終了後の水槽の活用について
5. (あれば)生き物の飼育経験
※詳しくは公式HP(https://fes.innoqua.jp/?utm_source=pressrelease&utm_medium=prtimes&utm_campaign=egg)よりご確認ください。


【スケジュール】
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/47217/54/47217-54-65f8d1ab80d065c45e2f731004455ab5-1754x986.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


出場者募集
(6月17日~7月10日)
  ↓
選考:書類審査とオンライン面談
(7月10日~7月17日)
  ↓
参加者決定
(7月20日)
  ↓
レクチャー受講期間
(8月1日~)
  ↓
オンライン交流会
(10月中旬)
  ↓
イベント当日:プレゼンテーション
(11月23日、24日)


・選考について

選考では、プログラムの参加を通じて水槽で再現したい「環境」のアイデアを募集します。選考基準は「自然や生き物への福祉性」「水槽管理のしやすさなどの継続性」「ユニークな飼育方法を取り入れているかの革新性」です。ご応募いただいた内容をこの3つの観点で総合的に判断いたします


・ご参加いただく特典

 選考を通過した方には株式会社イノカの生態圏エンジニアや全国のアクアリウムショップのサポートのもと、アイデア実現のためのアクアリウム構築技術をレクチャーするプログラムを無料で受講していただくことができます。また受講期間中に発生する資金や機材は相談の上、イノカが負担します(上限10万円)。

・特設HPについて

EGG部門の詳細や応募方法に関しては特設HPをご覧ください。
審査員・パートナー企業は順次公開予定です。
特設HP:https://fes.innoqua.jp/?utm_source=pressrelease&utm_medium=prtimes&utm_campaign=egg

・お問い合わせ先
株式会社イノカ 『INNOVATE AQUARIUM FESTIVAL』運営事務局
Mail: innoawa_manage@innoqua.jp

・株式会社イノカについて

[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/47217/54/47217-54-f380970f26c80738c2b80ca92b6672c9-2500x1667.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


 イノカは「人と自然が共生する世界をつくる」ことをビジョンに掲げ、国内有数のサンゴ飼育技術を持つアクアリスト(水棲生物の飼育者)と、東京大学でAI研究を行っていたエンジニアがタッグを組み2019年に創業したベンチャー企業です。「自分たちの好きな自然をみつづける」をフィロソフィーに、自然を愛し、好奇心に基づいて飼育研究を行う人々の力と、IoT・AI技術を組み合わせることで、任意の生態系を水槽内に再現する『環境移送技術』の研究開発を推進しています。2022年2月には世界初となるサンゴの人工産卵実験に成功しました。
当社は、遺伝資源を含む海洋生物多様性の価値を持続可能にすることを目的として、「自然関連財務情報開示タスクフォース(Taskforce on Nature-related Financial Disclosures:以下「TNFD」)」の「TNFDデータカタリスト」にも参画しています。


会社名 株式会社イノカ
代表者 代表取締役CEO 高倉 葉太
設立  2019年4月
所在地 東京都文京区後楽2丁目3番地21号
会社HP https://corp.innoqua.jp

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