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[山梨県北杜市×THE NORTH FACE] 山を守り、活かす―近自然工法による登山道整備―「Trail Maintenance in HOKUTO」 今年で4回目、初の瑞牆山歩道整備を実施

PR TIMES / 2024年10月28日 17時15分

開催日:令和6年11月16日(土)



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/120806/54/120806-54-2537b99c7a351922408e2c3394ba3287-1770x1770.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


山梨県北杜市(市長:上村英司)と株式会社ゴールドウイン(所在地:東京都港区 代表取締役社長:渡辺貴生)が展開するアウトドアブランド「THE NORTH FACE」との包括連携事業の一環で、奥秩父山域の主脈の1つで、甲武信ユネスコエコパークエリアにある「瑞牆山(みずがきやま)」をフィールドに、一般社団法人北杜山守隊(所在地:山梨県北杜市 代表理事:花谷泰広)が主催で、今年で第4回目となる登山道整備イベント「Trail Maintenance in HOKUTO」を開催します。
今回のイベントでは、自然界の構造を施工に取り入れ、生態系を復元させる「近自然工法」の実践を通して、自然の特性・人間の行動特性を学びながら、登山道を整備します。これまで南アルプスエリアを中心に整備を進めてきましたが、今回フィールドとなるのは、初の「瑞牆山(みずがきやま)」です。特別ゲストに、北海道大雪山・山守隊の岡崎哲三さんを招き、登山家の花谷泰広さんが、「登山道の崩壊がなぜここまで進行してしまったのか」「自然観察や人間の行動が及ぼす影響」などを解説しながら作業を進めます。
10月28日(月)から専用サイトにて申し込みを開始します。
北杜市のこれまでの取り組み
北杜市は、南アルプス山脈、奥秩父山塊などの国立公園に囲まれ、その豊かな自然環境と受け継がれてきた文化により、平成26年6月に「南アルプスユネスコエコパーク」に、令和元年6月には「甲武信ユネスコエコパーク」にと、それぞれのエリアがユネスコの認定を受けています。
また、令和2年に、アウトドアを通した地域活性化を目的にアウトドアブランド「THE NORTH FACE」と包括連携協定を自治体としては初めて締結し、登山道の整備などの環境保護、鉄道の駅から登山口までのアクセスなどの課題解決に向け、連携して取り組みを進めてきました。
近年は、一般社団法人北杜山守隊とともに、全国的に課題となりつつある登山道の保全に向けて、荒廃した北杜市の登山道をフィールドに、登山道保全ワークショップを開催するなど、山岳資源を守り活かす活動を進めています。今年8月には、南アルプスユネスコエコパーク登録10周年を記念し、「第二回日本山岳保全サミットin山梨県北杜市」を開催し、延べ384人にご参加いただくなど、多くの方に登山道保全について考えていただく機会となりました。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/120806/54/120806-54-06839947b03abe5c603fbad682a6e023-602x400.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
今年8月24日から26日の3日間で開催した「第二回日本山岳保全サミットin山梨県北杜市」

「Trail Maintenance in HOKUTO」概要
 「Trail Maintenance in HOKUTO」は、令和3年の白州町、武川町にまたがる中山(標高888m)、令和4年、令和5年の日向山(標高1,660m)での開催に続き、今年で4回目の開催で、瑞牆山(2,230m)の整備は初の試みです。この瑞牆山は、近自然河川工法(後の近自然工法)を日本で最初に提唱した故福留脩文氏が、2002年にこの工法による登山道の試験施工を行った箇所が残っている山です。
このイベントは、全国的に問題となっている登山道や遊歩道での浸食や荒廃に対し、「近自然工法」を実践することで、生態系の復元に取り組み、人と自然の共生を図ることを目的としています。
※安全性確保の観点から、参加は小学校5年生以上とさせていただきます。なお、小学生が参加される場合は、必ず親御様のご同行をお願いします。

・ホームページはこちら

▶開催日時   令和6年11月16日(土)  10:30集合 16:00解散(予定)
▶場所     瑞牆山歩道(瑞牆山荘から富士見平小屋の間の登山道)
        集合場所:瑞牆山荘横、バス乗り場、お手洗い付近(山梨県北杜市須玉町小尾8861)
  ※お車でお越しの方は瑞牆山県営無料駐車場をご利用ください。  
▶料金      15,000円(税込)         
▶定員   12名(要申し込み)
▶特別ゲスト 北海道大雪山・山守隊 岡崎哲三さん
▶スケジュール 10:30 集合
11:00 入山/自然観察
       12:45 昼食
       13:30 作業
       15:30 作業終了/下山
       16:00 作業振り返り/解散
▶持ち物   
・基本的な登山装備(ザック・登山靴・ヘルメット・レインウェア・飲料・行動食及び昼食・防寒着・作業用手袋・虫除け・シート・着替えなど)
・安全のため、ヘルメットをご持参下さい(作業用、登山用何れでも構いません)。なお、お持ちでない方へはお貸出し致します。貸出のために事前の申し出は不要です。
お申込み  
専用サイトよりお申し込みください。
先着順。定員に達し次第受付終了。
※お支払いは後日、銀行振り込みとなります。ご参加の皆様へは別途ご案内致します。

特別ゲスト
岡崎哲三(一般社団法人 大雪山・山守隊 代表)
1975年生まれ 北海道札幌市出身
20代の頃から登山道整備に携わり続け、「近自然工法」に出会ったことで、より植生の回復と、自然にストレスをかけない登山道のあり方を模索し、2018 年に一般社団法人「大雪山・山守隊」を立ち上げる。登山道整備や技術指導で一年中全国を歩き回っている。「人の利便性だけでなく、自然にとって必要な施工物が作れるようになったとき、自然も施工物を利用して成長していきます。そして、その成長を見ることができた時、本当に感動します」(大雪山・山守隊ホームページより抜粋)

(一社)北杜山守隊
令和4年4月設立。北杜市を拠点に登山道の保全活動と、活動を持続可能にするための仕組みづくりを行っています。登山道保全ワークショップでは、登山道が荒廃している現状を観察し、理由を考える、また、実際に整備作業を体験していただくことで、登山道保全に関心を持ち、関わってくださる人の裾野を広げています。
イベントでは(一社)北杜山守隊代表の花谷泰広さん(登山家・北杜市ふるさと親善大使)が実際の登山道で「登山道の崩壊がなぜここまで進行してしまったか」「自然観察や人間の行動が及ぼす影響」を解説します。
近自然工法とは
近自然工法は、自然界の構造を施工に取り入れ、生態系を復元するものです。
一般的な土木工事では、歩きやすくすることが第一の目的であり、杭を打ったりロープを渡したりしますが、近自然工法では、周りの倒木や石、木の根などを使って、自然の構造を再現するように施工します。そのため、近自然工法を実践するには、自然をよく観察することが大切です。うまくできると、施工した場所がわからなくなるほど、周りの景観によく馴染みます。
北杜市とTHE NORTH FACEの包括連携協定
令和2年度、北杜市との包括連携協定により、JR小淵沢駅と甲斐駒ヶ岳、八ヶ岳との登山口を結ぶ「MOUNTAIN TAXI」の運行を開始。タクシーは、THE NORTH FACEのラッピングや座席シートにゴアテックス素材を使用するなど、話題となり、登山者にご好評いただいています。そのほか、北杜市内には初中級者からトップアスリートまで多くのクライマーが訪れる「奥秩父山塊」があることから、包括連携協定の中では、初心者や障がい者向けのクライミング教室なども企画・実施しています。

主催:一般社団法人北杜山守隊
特別協賛:ザ・ノース・フェイス(株式会社ゴールドウイン)
協力:山梨県、北杜市、一般社団法人大雪山・山守隊、北杜市甲武信ユネスコエコパーク地域連絡会

【本件に関する一般からのお問合せ先】
・一般社団法人北杜山守隊
メール:info@hokuto-yamamoritai.org
・北杜市役所産業観光部観光課
電 話:0551-42-1351 FAX:0551-42-5216
メール:kankou@city.hokuto.yamanashi.jp

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