国連WFPのエボラ熱対策活動 ~食糧支援から医療施設の建設、支援関係者と物資の航空輸送まで~

PR TIMES / 2014年10月8日 12時56分

ダカール/ジュネーブ発 ― 国連WFPは10月3日までに、エボラ出血熱の発生国であるギニア、リベリア、シエラレオネに暮らす43万人以上に食糧支援を行ってきました。「国連エボラ緊急対応支援団」の設立を受け、国連WFPは、支援活動の幅をさらに広げています



【国連WFPのエボラ熱発生国での支援状況】

国連WFPは、医療施設にいる患者、退院した元患者、感染地域に暮らす人々(治療中の患者、亡くなった患者の家族を含む)への食糧支援を行っています。食糧を供給することで、食糧確保のための不要な外出を避けることができます。
国連WFPの食糧配給は、発生国3カ国の都市部と地方の両方で行っています。一軒一軒を訪ねて渡すこともしばしばあります。ベナンで船を調達し、リベリアとシエラレオネに運ぶため、現在、7,000トンの米を積載中です。
国連WFPは、エボラ熱発生国への空の便となる国連人道支援航空サービスという旅客・物資の航空輸送サービスを運航しています。これまでは発生国3カ国の首都(コナクリ、フリータウン、モンロビア)を固定翼機2機とヘリコプター1機で結び、乗客497人(非政府組織・国連機関・拠出国・政府・および報道の機関者)と25組織の支援物資6.6トンを運びました。さらに最近、ダカール(セネガル)、アクラ(ガーナ)も結ぶ路線が開設されました。
国連WFPは、治療と拡散防止に向けた医療活動を支えるため、輸送活動の幅をかつてないほど広げています。リベリアの首都・モンロビアでは、国連WFPの技術者が4つのエボラ治療施設(病床数:400床)を建設しています。
国連WFPは、エボラによる健康危機が各家庭の食糧事情に与える影響を計測しようとしています。通常、食糧事情調査を行う際は、対象者と直接会って行いますが、今回は携帯電話を使うという革新的な方法で実施しています。シエラレオネでは、携帯電話のショートメッセージ機能を通じて、800世帯からデータを集めました。ギニアとリベリアでは、音声自動応答でデータを集める準備をしています。
国連WFPは、国連人道支援物資備蓄庫を運営しています。この倉庫には、緊急事態に備え、さまざまな支援機関が、緊急支援物資である医療用品等を備蓄しています。今回、国連WFPは、この倉庫に備蓄されていた世界保健機関(WHO)や国際協力機構(JICA)などの支援物資をエボラ熱発生国に送りました。同備蓄庫は、アラブ首長国連邦のドバイ、ガーナのアクラ、スペインのラス・パルマスにあり、これまでに224トン(190万米ドル相当)の防護服、救急医療用品、ならびに他の装備が現地に発送されました。物資の輸送は、毎週続いています。

写真は、食糧配給を待つ人々。接触を避けるため、大家族の人々は別の場所で待機している。Copyright: WFP/Rein Skullerud

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