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大阪市に学校教育向けソリューション「tomoLinks」の学力調査分析サービスが試行導入されました

PR TIMES / 2024年4月11日 13時45分

市内全小中学校の学力データ分析で個別最適な学びの実現を支援

コニカミノルタジャパン株式会社(以下 コニカミノルタジャパン)が販売する学校教育向けソリューション「tomoLinks(R)(トモリンクス)」の学力調査分析サービスが大阪府大阪市(以下、大阪市)に試行導入されました。大阪市では、市内全小中学校の小学3年生から中学3年生までの過去4年間分の学力データを分析し、子どもたち一人ひとりに合った学習指導や支援の提供など、個別最適な学びを実現するためのツールとして「tomoLinks」の学力調査分析サービスを活用しました。



導入の背景


文部科学省が提唱するGIGAスクール構想により、一人1台のICT端末が提供され、児童生徒一人ひとりの学習状況や多様な意見をリアルタイムに把握できるようになりました。これにより多様な子どもたちを誰一人取り残すことなく、公正に個別最適化され、資質・能力を一層確実に育成することを、GIGAスクール構想では目指しています。その実現に向けてはICTを基盤とした先端技術だけでなく、教育ビッグデータの効果的な活用が必要だと考えられています。
大阪市では、これまでも学力データの分析を行っていましたが、児童生徒16万人分の膨大なデータの分析は難しく、学校単位での分析に留まっていました。さらなる個別最適な学びの実現に向け、児童生徒一人ひとりの学力データ分析レポートを提供する「tomoLinks」の学力調査分析サービスを2023年度に試行導入しました。

2023年度のデータ分析の対象は市内の小学校281校、中学校127校の小学3年生から中学3年生約11万人分の過去4年間分のデータで、約1カ月半で分析が完了しました。分析レポートは児童生徒一人ひとりの4年間の経年変化や得意・不得意の単元やポイントを数値や文章を用いて可視化しました。

[画像: https://prtimes.jp/i/40232/55/resize/d40232-55-c0f4b9c9e8987645b27e-0.png ]

分析結果を視覚的にまとめたダッシュボード(イメージ)

大阪市教育委員会 担当者からのコメント
子どもたちの置かれている立場は年々非常に多様化しています。データ分析を手段のひとつに活用することで子どもたちに還元できるものは増えると考えています。
例えば、これまでは、学年全体に対しての苦手領域に対してのフォローに留まっていたところ、児童生徒一人ひとりに合わせた宿題を出すなどの使い方が考えられます。また、児童生徒一人ひとりの学習状況の経年変化を可視化することで、長期的な成績をもとに児童生徒の努力を把握できるようになりました。単年ではクラスの平均点を下回っている児童でも、経年での変化を理解した上で、「よくがんばったね」などの声掛けができます。
授業や個別学習に生かすだけでなく、先生方の言葉がけや支援の一つとしても、分析データを活用していくことができるでしょう。

大阪市での「tomoLinks」学力調査分析サービスを活用した取り組みは以下のWebページをご覧ください。

大阪市 tomoLinks導入事例紹介
https://bs-offers.konicaminolta.jp/tomolinks/pr20240411_casestudy_2

大阪市について


大阪市は近畿地方を代表する政令指定都市です。人口約277万人を誇り、市内には公立小学校が281校、公立中学校が127校あり、約16万人の児童生徒が学んでいます。大阪市教育振興基本計画では、最重要目標に「安全・安心な教育の推進」「未来を切り拓く学力・体力の向上」「学びを支える教育環境の充実」を掲げ、目標達成に向けた具体的な施策を推進しています。
※2024年4月11日現在の情報です。


tomoLinksについて


tomoLinksは、2019年から開発をはじめ、教育現場のフィードバックを製品に反映しながら開発を進めてきたクラウド型学習支援サービスで、「学習支援」、「先生×AIアシスト」、「授業診断」の3つのサービスで構成されています。これらのサービスを学校の教育プラットフォームとして導入することで、デジタル端末だけでなく教育データの効果的な活用が可能になり、子どもたち一人ひとりの力を最大限に引き出す個別教育の実現を推進します。

■「学力調査分析サービス」の機能について
学力調査分析サービスは、tomoLinksの「先生×AIアシスト」のサービスの1つです。全国学力・学習状況調査や各自治体が実施している学力調査の結果をAIで分析し、分析レポートや分析結果をグラフやチャートを用いて視覚的にまとめたダッシュボードを提供します。最大5年間の学力調査データの分析ができるため、例えば、小学6年生から中学3年生にかけての学力の経年変化や学力向上施策の成果、指導強化が必要な教科・単元を把握することが可能です。

■tomoLinksの教育データ運用方針について
tomoLinksは、文部科学省から示された学習ログデータの取り扱い方針に、いち早く対応しました(2022年11月22日発表)。tomoLinksでは、システム開発を含む商業的な利用を目的とした個人データの利用を行わず、教育委員会や家庭からの個人データの削除や解約時のデータ破棄などの依頼に対応する、データの所有者である生徒児童や保護者にとって安心安全なデータ運用を実現しています。「学力調査分析サービス」においても、個人情報保護に関する契約の締結や、児童生徒の学習データは匿名化された状態でデータ分析を行うなど、個人情報の扱いには十分に配慮し、安心・安全な形で実施しています。

tomoLinks 公式サイト:https://bs-offers.konicaminolta.jp/tomolinks/pr20240411_2

お客様のお問い合わせ先


コニカミノルタジャパン株式会社
ICW事業統括部 教育DX事業開発部
https://bs-offers.konicaminolta.jp/tomolinks/contact

(お問い合わせフォームよりご連絡ください)

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