純粋なドライビングダイナミクス:新型Audi R8 V10 RWS
PR TIMES / 2017年9月13日 9時17分
市販モデルとしてはアウディ初の後輪駆動を採用(台数限定)/Audi R8 Coupe V10よりも重量を50kg削減/Audi Sport GmbH CEOのステファン ヴィンケルマン:「Audi R8 V10 RWSは、Audi R8 LMSレーシングカーのドライビングコンセプトを移植したロードカー」
2017年9月11日、ネッカーズルム:Audi Sport GmbHは、R8のモデルラインナップを拡大し、新たに後輪駆動モデルを追加します。Audi R8 V10 RWS(複合燃費:12.6~12.4リットル/100km、CO2排出量:286~283g/km)には、CoupéとSpyderの両モデルが設定され、それぞれ999台が限定生産される予定です。後輪駆動を採用したこのモデルは、ベーリンガーホフ(Böllinger Höfe)のR8ファクトリーで生産されます。
[画像: https://prtimes.jp/i/22539/56/resize/d22539-56-694433-5.jpg ]
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「Audi R8 V10 RWSは、ピュアリストのためのクルマです。限定生産されるAudi R8 V10 RWSは、スポーツドライビングの楽しさをひたすら追求する顧客に向けた、この上なくエクスクルーシブなオファーといえるでしょう。ミッドマウントされたV10エンジンと後輪駆動を組み合わせることにより、Audi R8 LMSレーシングカーのドライビングコンセプトを、公道走行可能なモデルに移植することに成功しました」とAudi Sport GmbH CEOステファン ヴィンケルマンは述べています。
マットブラックのデザインエレメント、オプションのフィルム
Audi R8 V10 RWSの純粋なキャラクターは、いずれもマットブラックでペイントされたシングルフレームグリルや、フロント/リヤのエアアパーチャーに表現されています。サイドブレードは、アッパー部分(Coupéの場合)がグロスブラックで、ロワー部分はボディ同色仕上げとなります。Audi R8 V10 RWS Coupéの場合は、オプションで、ボンネット、ルーフ、リヤエンドに、レーシング仕様のAudi R8 LMS GT4に似た赤いフィルムを貼ることができます。室内では、運転席と助手席用に、レザー/アルカンターラを組み合わせたスポーツシートが装着されます。さらにオプションで、より本格的なバケットシートも設定されています。ダッシュボードには、シリアルナンバー(1 of 999)を刻印したエンブレムも設置される予定です。
5.2 FSI:このセグメントでは最後の自然吸気エンジンのひとつ
Audi R8 V10 RWSにミッドマウントされるV10エンジンは、397kW(540hp)の最高出力を発生します。最大トルクは540Nm/6,500rpmです。5.2 FSIエンジンを搭載したAudi R8 V10 RWS Coupéの0-100km/h加速は3.7秒(Spyder:3.8秒)で、最高速度は320km/h(Spyder:318km/h)です。NEDC複合モードにおけるAudi R8 V10 RWSの燃料消費量は、Audi R8 V10 RWS Coupéで12.4リットル/100km、CO2排出量は283g/kmです。Audi R8 V10 RWS Spyderでは、それぞれの数字が12.6リットル/100km、286g/kmとなります。
特別チューンのシャシーセットアップによりドリフトコントロールも容易
Audi R8 V10 RWS Coupéの車両重量は1,590kgです。プロペラシャフト、マルチプレートクラッチ、センターディファレンシャルといったコンポーネントを追加で必要とする通常のAudi R8 V10 Coupéと比較すると、重量が50kg削減されています。Audi R8 V10 RWS Spyderの重量は1,680kgで、こちらも通常のAudi R8 Spyder V10よりも40kg軽量に仕上っています(いずれの重量もドライバーを除く)。前後アクスル間の重量配分は、Audi R8 V10 RWS Coupéが40.6:59.4、Audi R8 V10 RWS Spyderが40.4:59.6で、さらにシャシーとハンドリング特性を後輪駆動用に特別にチューンすることで、かつてないドライビングの楽しさが味わえるスポーツモデルになっています。
RWS専用のシャシーセッティングと制御プログラムにより、標準装備されるアウディドライブセレクトで「dynamic」モードを選択し、さらにESC(エレクトロニックスタビリゼーションコントロール)のモードを「Sport」に設定すれば、ドライバーはドリフトコントロールを自在に楽しむことができます。限界に達すると、ESCが介入してドライバーをサポートします。電動パワーステアリングは、トルクステアとは無縁で、正確なハンドリングを実現しています。ホイールは、5スポークのVデザインを採用したブラック仕上げの19インチ鋳造タイプが標準装備され、タイヤサイズは、フロントが245/35、リヤが295/35となります。
Audi R8 V10 RWSは、ドイツ及び他のヨーロッパ諸国で今秋から注文を受け付け、最初の納車も今秋から開始される予定です。ベース価格はAudi R8 V10 RWS Coupéが140,000ユーロ、Audi R8 V10 RWS Spyderは153,000ユーロです。
*本リリースは、ヨーロッパ仕様に基づくAUDI AG配信資料の翻訳版です。
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