GOOD PLACEが本社オフィスをリニューアル
PR TIMES / 2024年8月23日 15時45分
「Harenoba」をコンセプトに時代の変化に合わせた新たな働き方を体現。工事によるCO2排出量を可視化し、脱炭素社会実現の一歩に。
建物のリノベーション、オフィス構築、バックオフィス業務のアウトソーシングを通じて「より良い場」を創造する建築会社の株式会社GOOD PLACE(旧株式会社コスモスモア、本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:枝廣 寿雄)は、本社オフィス2階をこの度リニューアルいたしました。新オフィスでは「Harenoba(ハレの場)」をコンセプトに、現代の多様な働き方に応じた、私たちが考える"新しい働く場"を創造しました。チームワークの醸成を促進するレイアウトを採用し、交流や共創が自然に生まれるデザインを目指しています。
また、本リニューアル工事に伴い排出されたCO2量を、当社が展開しているCO2排出量算出サービス「Carbon watch」を用いて計測した結果、5.28トンという数値になりました。この排出されたCO2は、省エネルギー由来のJ- クレジットの購入を通じてオフィスリニューアルに伴う環境負荷を相殺し、2024年8月にカーボンオフセットを実施しました。実質CO2排出量ゼロオフィスリニューアルを実現しています。
当社は、これからも環境に配慮したオフィスづくりを通じて、脱炭素社会実現に向けた取り組みを推進してまいります。
[画像1: https://prtimes.jp/i/23149/56/resize/d23149-56-e4bb8c1b2aed15da7cd4-0.jpg ]
本社オフィス2階施工事例:https://www.goodplace.co.jp/works/works260/
CO2排出量算出サービス「Carbon watch」プレスリリース:https://www.goodplace.co.jp/news/releases41/
オフィスリニューアル背景
これまで、働く場所の選択肢は「オフィス」のみという限定的な傾向にありました。しかし近年、個々のライフスタイルによって働き方が多様化してきた影響もあり、自宅やコワーキングスペース、サテライトオフィスなど、オフィス以外で働くという選択も可能になっています。仕事と生活の空間が重なり、働く場所の自由度が高まりつつあるなか、現代のオフィスが抱える課題として出社率の低下によるチームの結束力・帰属意識の低下やコミュニケーション不足、オフィスが活用しきれていない点などが挙げられています。
当社においても出社率は約40%台にとどまり、チームメンバーが揃う機会が少ないことから「若手社員や中途入社者が相談しにくい」「相談したくても近くに相談できるメンバーがいない」「業務上関わりのないメンバーを知らない」などといった課題が顕在化していました。仕事をする上で、チームワークは不可欠です。オフィスを提案するGOOD PLACEとして、チームワークの醸成を促し新しい働く場を創造するために、オフィスのリニューアルを決定しました。
リニューアルにより、これまで3フロアに分かれていたオフィスを2フロアに集約しました。1階オフィスはそのままに、2階オフィスの改修をおこなっています。現ビルへの移転当時より従業員数は増加しているものの、出社率を考慮しオフィス機能を2フロアに集約することで、チームワークを強化できるオフィス環境を整備し、働き方の最適化を図りました。リモートワークとサテライトオフィスの活用も継続し、従業員が自律的に働き方を選択することで、ワーク・ライフ・バランスと生産性の向上を目指しています。
・使いながら、従業員が“良い場”に育てていくオフィス
当社が展開する総務アウトソーシング事業の知見を活かし、オフィス構築後の運営についても当社従業員が自ら担っています。各部から代表者を選出し、使用しているオフィスにおいて気になることや困りごと、意見を社内から集め、その課題に対して解決策を議論する「オフィス環境委員会」というプロジェクトを立ち上げています。プロジェクトを通じて、オフィスを構築して終わり、ではなくオフィスを自分たちにとって“良い場”となるように育て、持続的に運営しています。
コンセプトについて
[画像2: https://prtimes.jp/i/23149/56/resize/d23149-56-e7af874d668074703175-8.png ]
コンセプト:「Harenoba(ハレの場)」
日本民俗学の独自概念である「ハレとケ※」の考え方を取り入れ、「ハレ」の場は周囲の人と共創するオフィス、「ケ」の場は自分のペースで個人作業をするサテライトオフィスや自宅であると位置づけています。お客さまにとっての“GOOD PLACE”を創る当社の仕事において、チームワークは不可欠な要素です。新しいオフィスでは、チームワークの醸成を促し、所属・プロジェクトを越えた交流や共創が自然に生まれるデザインを目指しました。
オフィスに来ることで、互いに顔を合わせ自身の立ち位置を客観的に認識し、刺激を与えあえる場に。「ハレの場」は、私たちにとっての“GOOD PLACE”です。
※ハレとケ:ハレは儀礼や祭、年中行事などの「非日常」、ケは普段の生活である「日常」を表す日本人の伝統的な世界観のひとつ
新オフィスの特徴
新たにリニューアルされた2階オフィスは、フロアを行きかう従業員同士が自然に会話を交わし、チームでの仕事が気兼ねなくできるような開放感のある設計となっています。リモートワークやサテライトオフィスを活用しながらも、オフィスは誰かと一緒に働くことで、人から受ける刺激を楽しむことができる場所としました。
内装デザインは、「ハレの場」らしい品格ある雰囲気を保ちつつ、暖かな色合いやマテリアルを用いてコミュニケーションを促進します。
・スタンディングエリア
立って仕事をしながら気軽にチームワークをおこなえるスタンディングエリア。動きのあるチームワークのためのこのエリアは、オフィスにいる誰もが視界に入る中心に配置しました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/23149/56/resize/d23149-56-4e10863b5d571e1cf1b4-10.jpg ]
・アウトプットエリア -Omote-
プレゼンの練習やチームでのブレストの場として活用できるアウトプットエリア。人通りの多い入口近くに位置するこのエリアは、通りかかった従業員も気軽にディスカッションに加わることができるような開かれた空間として設計されています。カーテンを閉めて、緩やかに空間を区切ることも可能です。
[画像4: https://prtimes.jp/i/23149/56/resize/d23149-56-f3f38c0121e9cbd72fed-11.jpg ]
・ブレストエリア -Engawa-
プロジェクトに使用された設計資料やサンプル素材、建築関連書籍などが収納されている本棚に沿うように設けられた、ソファタイプのブレストエリア。見晴らしの良いブレストエリアでの共同作業はチームワークを円滑にし、クリエイティブな発想を引き出します。
[画像5: https://prtimes.jp/i/23149/56/resize/d23149-56-c62dc20558e4b70e49c0-12.jpg ]
[画像6: https://prtimes.jp/i/23149/56/resize/d23149-56-876376d962f328f9f80f-6.jpg ]
・ライブラリーエリア
曲線のビルの形状に合わせた円弧状のライブラリー。本棚の合間にある大きな開口は、室内に外光を取り込むだけではなく、他エリアからの視線とお互いの気配を感じることができます。
あえて動線を絞ることで、ライブラリーを行きかう人々とのふとした会話の瞬間が生まれるようにデザインしました。ライブラリーを起点にコミュニケーションが拡がります。ご祝儀袋などに使用される水引をイメージした本棚の木口は、縁起の良い朱色を採用し、華やかなアクセントを加えています。
[画像7: https://prtimes.jp/i/23149/56/resize/d23149-56-5573d8c0ed6df4eaa1f3-7.jpg ]
・ワークエリア
モニターを見ながらチームでの作業がはかどるワークエリア。チームミーティング後に即座にチーム作業をおこなえる設計で、効率的かつ生産的な仕様にしています。
カーボンオフセットについて
政府が掲げた2050年カーボンニュートラル宣言以降、国内ではCO2排出量抑制・削減の動きが強まっています。なかでも、プライム市場上場企業については気候変動関連のリスク情報の開示が実質的に義務付けられました。CO2排出量の抑制を図るためには、まず自社活動によるCO2排出量を把握することが第一歩となります。
そのため本オフィスリニューアルでは、工事に伴い排出されたCO2量を、当社が展開しているCO2排出量算出サービス「Carbon watch」を通じて可視化しました。同サービスでは、サプライチェーンの中でも算出がしにくい工事によるCO2排出量の算出が可能です。
今回発生したCO2排出量は5.28トンで、この排出されたCO2は省エネルギー由来のJ-クレジットの購入を通じて、オフィスリニューアルに伴う環境負荷を相殺しています。2024年8月にカーボンオフセット証明書の発行が完了し、実質CO2排出量ゼロオフィスリニューアルを実現いたしました。当社は、今後も環境に配慮したオフィスづくりを通じて、脱炭素社会の実現に向けた取り組みを推進してまいります。
CO2排出量算出サービス「Carbon watch」概要
名称:Carbon watch(カーボンウォッチ)
内容:当社が請負う建築工事にて利用する「電力(照明・空調・エレベーター)」「資材、人員輸送車両の走行、稼働重機による燃油消費」「廃棄物処理(運搬含む)」から排出されるCO2を算出し、結果をまとめた報告書をご提出いたします。ご要望に応じて、カーボンオフセットプロバイダと連携し、カーボンオフセット調達証明書の発
行も可能です。
算出方法:環境省が公表している数値を使用した、独自の算出方法を構築。計算根拠に対しては専門会社が監修していることと、工事を担当する協力会社と連携し計算に必要な情報を取得することから、信頼性と精度の高いデータ提供を実現いたします。
[画像8: https://prtimes.jp/i/23149/56/resize/d23149-56-d6fcf159529986198b97-9.png ]
算出対象:建築工事により排出されるCO2の算出対象の該当項目は6項目です。Scope1,2,3のうちScope2の電気、Scope3の輸送・配送、事業から出る廃棄物のCO2を算出いたします。
CO2排出量算出サービス「Carbon watch」プレスリリース:https://www.goodplace.co.jp/news/releases41/
オフィス概要
所在地(変更なし):東京都渋谷区東三丁目14番20号 ニューホライズンエビス
交通:JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン「恵比寿」駅 西口より徒歩10分
東京メトロ日比谷線「恵比寿」駅 2番出口より徒歩10分
延床面積:約709 平方メートル
施設規模:1階:約345平方メートル 2階:約364平方メートル
実施内容:PM・設計・施工
株式会社GOOD PLACEについて
GOOD PLACE(旧コスモスモア URL:https://www.goodplace.co.jp/)は、リクルートグループのリフォーム事業を担う会社として1990年に設立。その後、親会社のコスモスイニシア(東証スタンダード.8844)と共に2013年に大和ハウス工業(東証プライム.1925)のグループ企業となりました。「Make a GOOD PLACE」をブランドコンセプトに、オフィス事業や総務アウトソーシング事業、リノベーションをはじめとする建築事業を展開し、働く場や集う場などさまざまな領域において、より良い場づくりを目指しています。2024年1月に株式会社コスモスモアから株式会社GOOD PLACEへ商号を変更いたしました。
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