社会貢献活動『木望の未来プロジェクト』2015年度活動報告
PR TIMES / 2016年5月12日 15時37分
間伐材による小学校学習机の天板を、6年間で9,896枚寄贈、2015年度は全国13校で計1,666枚の天板を交換、井戸堀り体験も実施
木造注文住宅を手がける株式会社アキュラホーム(本社:東京都新宿区、社長:宮沢俊哉)とグループ会社のオカザキホーム(本社:愛知県岡崎市、社長:加藤博昭)は、木の家を提供する企業として、子どもたちに木の素晴らしさを伝える「木望(きぼう)の未来プロジェクト」を実施しています。本活動は2010年より開始し、2015年度までに間伐材で製作した小学校学習用机の天板計9,896枚を寄贈しました。
[画像1: http://prtimes.jp/i/8413/57/resize/d8413-57-616181-1.jpg ]
※大阪市三国小学校で行われたふれあい授業の様子
木望の未来プロジェクトは、次代を担う子どもたちへ「森のすごさ」「木の素晴らしさ」「物づくりの楽しさ」の理解を深めてもらうことを目的に実施しています。間伐材を加工し製作した小学校学習用机の天板(以下 天板)を小学校に寄贈し、当社大工が古い天板と交換しておりますが、2015年度は計1,666枚の天板を寄贈しました。多くの小学校で出張授業「ふれあい授業」を行い、講演やカンナがけ体験などを通じて森林の大切さなど自然環境を学び、木材に直接触れることで木の温もりを知る機会としています。また、兵庫県内の小学校では、この授業の一環として水の大切さを伝える井戸掘り体験も行いました。
[画像2: http://prtimes.jp/i/8413/57/resize/d8413-57-850024-2.jpg ]
※カンナで薄く削られた後の木は、鏡のようになり、文字が反射して見えます。反射する文字を見る生徒達。
本活動は当社拠点近隣にある小学校を対象に、地域に密着したかたちで実施しています。2011年にはキッズデザイン賞を受賞、2012年にグッドデザイン賞「ベスト100」に選出され、今回で6年目を迎えました。今後も活動を通して地域の豊かな社会形成に貢献するとともに、子どもたちへは木の魅力や地球環境保全についての知識を深めてもらえるよう努めてまいります。
■木望の未来プロジェクト2015年度活動
・13の小学校で計1,666枚の天板を交換し、8校でふれあい授業を実施
実施地域:埼玉県熊谷市、川越市、越谷市、東京都武蔵野市、多摩市、千葉県我孫子市、
神奈川県横浜市、藤沢市、静岡県浜松市、愛知県岡崎市、
大阪府大阪市、兵庫県加古川市、岡山県倉敷市、広島県東広島市、
※一部中学校でも実施しております。
■天板に“間伐材”を採用する理由
日本は国土の67%が森林に覆われ、そのうち4割は人工林です。人工林の役割は木材を採ること以外にも、水源確保、自然災害防止、地球温暖化防止など多岐に亘りますが、昨今人工林の間伐が行われず荒廃が進んでいます。理由としては、間伐材※は細く未成熟材のため主伐材よりも用途が限られることや、安価な輸入木材が多く出回ることによって需要が減少していることが挙げられます。木を扱う当社はこうした状況を踏まえ、間伐材を積極的に採用することによって環境保全の一助となればと考えています。
■ふれあい授業活動一例
【加古川市立浜の宮小学校ふれあい授業】
当社社長が講師となり、阪神淡路大震災を経験した兵庫県内小学校で、災害時における水の大切さを紹介。“災害時に水道が止まっても井戸は使えるということ。井戸の水は一年中15℃くらいの温度で、夏は冷たく、冬は温かく感じること”などを講演。その後は、児童全員が井戸堀りと、井戸の水汲みを体験。冷たくて気持ち良い!と言って喜ぶ子供の姿が印象的でした。
日時 : 2015年7月14日(火)
場所 : 浜の宮小学校(兵庫県加古川市)
対象 : 4年生 87名
実施内容: 災害時における水の大切さなどを伝える講演
井戸掘り体験、水汲み体験
[画像3: http://prtimes.jp/i/8413/57/resize/d8413-57-570623-3.jpg ]
井戸掘り体験の様子
[画像4: http://prtimes.jp/i/8413/57/resize/d8413-57-240623-4.jpg ]
水汲み体験
[画像5: http://prtimes.jp/i/8413/57/resize/d8413-57-805084-5.jpg ]
ふれあい授業の様子
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