~CVCファンド「SUMISEI INNOVATION FUND」からの出資~株式会社ファミワンとの事業共創を本格化
PR TIMES / 2022年6月4日 0時40分
住友生命保険相互会社(取締役 代表執行役社長 高田 幸徳、以下「住友生命」)は、CVC(コーポレートベンチャーキャピタル)ファンド「SUMISEI INNOVATION FUND」(以下「本ファンド」)から、株式会社ファミワン(代表取締役 石川 勇介、以下「ファミワン」)へ出資を行い、プレコンセプションケア※1領域における事業共創を本格化していきます。
※1 プレコンセプションケア(Preconception Care)とは、女性やカップルが自分たちの生活や健康に向き合うこと、そして、元気な赤ちゃんをさずかるチャンスを増やす、女性や将来の家族がより健康な生活を送れるようにする一連の取組みのことです。
1.ファミワンとの事業共創の背景
晩婚化や晩産化の進展などにより、不妊に悩む人は増加しており、働きながら不妊治療に取り組む人も増加していると考えられています。その中で、企業の支援制度や職場の理解が十分でないケースも存在し、仕事との両立が難しいゆえに退職したり、不妊治療を諦めたりする人が多くいると言われています。
こうした背景を踏まえ、一人ひとりのお客さまが望んだ「理想のライフプラン」を実現できるよう、「不妊治療と仕事の両立」という大きな社会課題の解決や、いつかは子を持ちたいと思う人への早い段階からのサポートによって、社会課題そのものの縮小を目指すべく、ファミワンとの事業共創を本格化するに至りました。
2.今後の取組み
プレコンセプションケア領域での企業向けソリューションの開発に向け、2021年11月に住友生命社内での実証実験※2を実施しました。実証実験では、全職員向けの知識付与や風土醸成、啓発のためのイベントを実施し、不妊を不安に思う人などに寄り添うことを目的とした各種相談窓口(社外設置)を試験的に導入しました。
今後は、出資を通じてファミワンとの連携を強化するとともに、この実証実験結果を踏まえて企業や自治体向けのサービス展開を目指します。
※2 詳細は2021年11月1日付のリリース、結果は2022年3月23日付のリリースをそれぞれご参照ください。
「プレコンセプションケア領域での企業向けソリューションの共同開発に向けた実証実験の結果について」
https://www.sumitomolife.co.jp/about/newsrelease/pdf/2021/220323a.pdf
「プレコンセプションケア領域での企業向けソリューションの共同開発に向けた実証実験スタート」
https://www.sumitomolife.co.jp/about/newsrelease/pdf/2021/211101.pdf
<プレコンセプションケア領域での企業向けソリューションの概要>
[画像1: https://prtimes.jp/i/4795/58/resize/d4795-58-0fdfdd71a5480f1b8d79-0.png ]
なお、住友生命グループ子会社のアイアル少額短期保険株式会社は、2022年2月22日に「ママと赤ちゃんの医療保険 ディアベビー(ママと赤ちゃんを応援する特典付き)」※3をファミワンの持つ知見を活かして共同開発しており、プレコンセプションケア領域に留まらず“子を持つこと”に対する事業共創にも取り組んでいます。
※3 詳細は2022年2月22日付のリリースをご参照ください。
「アイアル少額短期保険株式会社、株式会社ファミワン、株式会社ミルケアとの保険商品の共同開発について」
https://www.sumitomolife.co.jp/about/newsrelease/pdf/2021/220222a.pdf
3.住友生命のWaaSについて
住友生命は、「一人ひとりのよりよく生きる=ウェルビーイング(Well-being※4)」に貢 献することで、「なくてはならない」生命保険会社を目指しています。この目標を実現するために、Vitality健康プログラムを中心とするWaaS(Well-being as a Service)※5エコシステムを構築し、様々なWell-beingサービスでお客さまとつながり、そこから得られる多様なデータを活かして、一人ひとりのお客さまにより適したサービス、最適な保障をお届けしていきたいと考えています。
※4 Well-being とは、「健康」に対する新たな価値観であり、「身体的・精神的・社会的・経済的に幸せと感じる状態」、ひいては「そうあるための行動、選択、ライフスタイルを積極的に追求すること」です。
※5 WaaS(Well-being as a Service)とは、Well-being に資するサービスエコシステムのことです。
<WaaS取組みイメージとファミワンとの事業共創領域>
[画像2: https://prtimes.jp/i/4795/58/resize/d4795-58-fe17f1fc792d6ddab6ec-1.png ]
4.本ファンドの概要
住友生命は、“住友生命「Vitality」”の進化、お客さまが幸せを感じ、輝く人生を送るサポートとなるようなWell-beingシステムのネットワーク創出、新しいテクノロジーやサービスを活用した「生命保険を身近に感じる顧客体験」「お客さまと保険会社の新たな接点」の創出などを、本ファンドを通じた事業共創により目指しています。
■ファンド名
SUMISEI INNOVATION FUND(名称:「SUMISEI-SBI投資事業有限責任組合」)
■運営の仕組み
・SBIインベストメント(GP※6)は、投資先の探索および投資可否の判断を行う。
・住友生命(LP※7)は、投資先候補との協業プランを検討し、事業共創を推進する。
■ファンド規模
80億円
■主な投資領域
・“住友生命「Vitality」”による健康増進活動を中心としたウェルビーイング関連企業などとのエコシステム構築
・「体の健康」だけでなく「体・心・社会的健康」を目指すウェルビーイング領域
・「生命保険を身近に感じる顧客体験」や「お客さまと保険会社の新たな接点」創出に活用できる新しいテクノロジーやサービス
・DXの推進
※6 ゼネラルパートナー(無限責任組合員)。組合運営に関し全責任を無限に負います。
※7 リミテッドパートナー(有限責任組合員)。資金出資者であり、その責任が出資した金額のみに限定されます。
5.各社の概要
a.ファミワン
会社名:株式会社ファミワン
事業内容:妊活・不妊治療の支援を中心としたインターネットコンテンツの企画、 開発、運営
設立:2015年6月
代表者:代表取締役 石川 勇介
本社所在地:東京都渋谷区渋谷2-14-6 西田ビル6F
b.SBIインベストメント
会社名:SBIインベストメント株式会社
事業内容:ベンチャーキャピタルファンド等の運用・管理
設立:1996年6月
代表者:代表取締役 執行役員会長兼社長 北尾 吉孝
本社所在地:東京都港区六本木1-6-1 泉ガーデンタワー19F
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