大学入試本番目前！有名大学合格者は直前に何をしていたのか？100人に聞きました。

大学受験に強い個別指導塾、個別指導学院フリーステップで講師をしている、有名大学に通う現役大学生100人にアンケートをとり、合格者がとる行動に共通点があるのかどうか検証してみました。結果発表は今回で２回目となります。



■朝の支度に関する質問
受験生や家族にとって、とても大事な日。朝はバタバタしたくないと思いつつ何かと準備が立て込むものです。
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大多数が普段より早く起きていることが判明。理由として最も多かったのが、「起きてから3時間以上しないと頭がフル回転しないと聞いていたから」というものでした。もはや入試当日に早起きするのは常識といっても過言ではないでしょう。

受験生もお年頃です。「何を着ていくか？」は大問題のようです。そこで、朝の支度がはやく迷わずできるように服装についても聞いてみました。全体的にみると圧倒的に制服が多いようです。ただし自由に選べる（高校の規則で制服を着ていくことが義務付けられているや高校に制服がないなどを除く）場合のみを比較すると制服と私服の差は11%でした。

私服派の理由として多かったのは「私服は温度調節がしやすいから」「制服では寒いから」という温度調節に関する意見。一方制服派は「制服は普段勉強していた時の服装なので」「制服だと何をきて行くか迷わなくていいから」という意見が多く、前回のアンケート結果でも紹介したキーワードが多数見受けられました。『普段通り』『ペースを崩さない』。

ここで、服装に関するアドバイスを一つ紹介します。「会場によって室温が全然ちがうので、脱ぎ着しやすい服装がオススメです。寒すぎても、暑すぎても頭が回らなくなります。」

■前日までに試験会場に持っていくものをしっかりチェック！

当日の朝、慌てないためにも、前日までに持ち物チェックをしておくのは常識の範囲。それでも、忘れ物はなくなりません。有名大学に合格した今だからこそ笑って話せる「忘れ物」エピソードを参考にもう一度荷物チェックをしてみてください。

入試当日忘れて困ったもの
　　　腕時計
　　　ハンカチ
　　　古文単語帳
　　　チョコ
　　　マスク
　　　防寒具（テスト中暖房なしの学校があった）
　　　痛み止め、腹痛止め
　　　ティッシュ
　　　受験票だけは忘れずに！
　　　上履きを忘れて寒くて困っている子がいた

一方で、持っていってよかったものがあったのかも聞いてみたところ、自由回答にも関わらず「チョコレート」と答えた人が全体の20%もいました。そのほかにも以下のようなアイテムが役に立ったそうです。

　入試当日持っていってよかったと思ったもの
　　　チョコレート
　　　単語帳（直前に見たものが試験に出たから）
　　　愛用している参考書（平常心を保てる、お守りになる、安心できる）
　　　時計を複数
　　　ティッシュとマスク（花粉症対策）
　　　メッセージカード（勇気が湧いてくる）
　　　温かいお茶（暖がとれるし、緊張がほぐれる）
　　　二つ目の消しゴム
　　　マークシートの記入がしやすい鉛筆
　　　鉛筆削り
　　　防寒グッズ（カイロ、靴下、ひざかけ、タオル）

■最後の最後まで、しっかりと健康を保ちましょう
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最後の最後で体調が悪くなっては今までの努力が台無しです。体力も精神力も限界まで追い込んでいるからこそ、気をつけなくてはいけません。センター試験がうまくいった受験生には特に「勝って兜の緒を締めよ」という故事を送りたいと思います。

体調管理に関するアンケートで圧倒的に多かったのは手洗いうがいですが、「その他」の大半は「人が多いところではマスクをする」「電車に乗るときはマスクをする」といった「マスク」に関するものが目立ちました。

季節柄、インフルエンザや普通感冒（風邪）の感染は絶対に避けたいところです。「病は気から」とも言いますので、マスクをすることで安心感を得られるのであれば大いに活用して欲しいところですが、マスクの力を過信せず、絶対に手洗いを忘れないようにしてください。流感の主な感染経路は「手」からです！

そしてもちろん精神面でも、もうひと頑張り、もうひと踏ん張りが必要な時期です。試験直前になればなるほど、疲労とプレッシャーで弱気になってしまいがちです。そんな直前期に温かい励ましは何よりの心の栄養になります。アンケートでも、やはり一番身近な人たちからの言葉が「嬉しかった」という結果が出ています。

親からの言葉として「気軽に受けておいで」「なるようになる」「たかが受験」といったような、プレッシャーや緊張を取り除く言葉が多く、学校の先生からは「『君は合格する』と返却されたプリントに書いてあった」「普段通りにやれば大丈夫だから頑張れ」といったような、安心感を与える言葉が多く見受けられました。

■今だからわかる、あの時のアレ！
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直前になってくると、疲れやプレッシャーから迷いや甘えが出てきます。本番直前に甘えてダラダラして後悔した経験は誰にだってあるものです。しかし、そこは有名大学合格者。30%以上が「ムダはなかった」と答えています。
　　　「SNSもゲームも適度に時間をきめてやっていたけれど、ムダな時間ではなくて息抜きとして必要な時間だったと思う」
　　　「合格までは、と思ってSNS系のアプリを全て削除した。入試が終わったその日に復活させたけど」

その他にも勉強に関するムダエピソードもありました。
　　　「猛勉強をして自分で自分にプレッシャーをかけてしまった」
　　　「新しい過去問をやってしまって点数がひどくてモチベーションが下がった」
　　　「いろんな問題集に手を出したことがムダだった」

入試直前は、前回のアンケート結果が示すように「普段通り」「ペースを崩さない」生活を心がける方が上手くいくようです。一方で直前にやってみてよかったことも聞いてみました。
　　　今まで通りの勉強
　　　友達とご飯を食べに行ったり、体を動かしたり、息抜きをしたこと
　　　当日に聞く音楽をきめておく
　　　前日はあえて勉強はせず下見や神社にいくなどした
　　　おかしを大量に買い込んで、「いつも通り」お菓子を食べてメンタルを保ちました
　　　前日はアイマスクでしっかり眠る
　　　お墓参り
　　　感謝の気持ちを伝えるために行ってきますの挨拶
　　　髪の毛を切って新しい気持ちで挑戦する気分になった
　　　カツを食べてテンションを上げる
　　　合格の瞬間のビジョンを描く
　　　あらゆる験担ぎをやった
　　　鉛筆を新調してリフレッシュ
　　　学校見学

様々な困難を乗りこえた先には、なんとも言えない開放感や達成感があるのです。アンケートの結果からも明らかです。受験生の皆さん、今が一番苦しい時期です。数年前に同じ苦しい時期を乗り切り、無事に有名大学に合格した講師たちからの一言が、ヒントになれば幸いです。

■受験生へのメッセージ
今まで勉強をしてきた自分のことを信じて全力でぶつかってください
今までの努力は必ず結果に繋がります
先のことは気にしないでできることをやりましょう。
直前は、新しいことをあまりしないで、今までの確認をメインですると良いと思います。
大学入試はいつも通りの力が出せれば十分合格できます。
点数は最後の瞬間まで伸びるので諦めずに強い心を持って頑張ってください。
本番で大切なのは100％の解答を出すことではなく、今までの自分の100％を出し切ること。
本番までに必要十分なだけのことはしたはずなので、本番の時こそ、平常心で！
自分がミスをするのと同じように、他の受験生もミスをします
自分がミスを減らせば相手よりアドバンテージになると考えよう。
努力は裏切らない！
勉強の不安は勉強でしか解決できません。最後まで頑張ろう！
普段と変わらない生活習慣を！
自分が目指す大学生になっているイメージを持って、夢をたくさん持って、笑顔でラストスパート！
自分がやってきた教材を見てみてください、一番努力が可視化できます。
根拠や理由がなくても志望校に自分は受かると自信だけはもっておきましょう。
臆したら負け。
試験中の休み時間にはチョコを食べよう。
しんどくなったら同じように受験勉強をしている友達を頼ってみよう。
1分1秒を大切に、最後まで諦めないこと。
テスト用紙を配られるときに解けた時のことをイメージして、テストに挑もう。
死ぬ気でやっても死にやせん！

■アンケート概要
対　 象： フリーステップ講師
　　　　京都大学、大阪大学、神戸大学、関西大学、関西学院大学、
　　　　 同志社大学、立命館大学 在学生
有効回答数：100 (134サンプル)
実施期間：2017年11月中
調査手法：留置調査
調査機関：株式会社成学社　個別指導部　企画広報チーム

■個別指導学院 フリーステップについて
定期テストの点数アップと大学受験に強いフリーステップは、個別指導のために厳選された講師、生徒・保護者としっかり向き合える仕組み、グループ全体が保有するデータを駆使した科学的な指導システムという3つの強みを生かし、オーダーメイドのカリキュラムで、無理なく、無駄なく目標達成にむけて、生徒、保護者と一緒に歩んでいく、個別指導の学習塾です。

【入塾及びカリキュラムに関するお問合せ先】
株式会社成学社／個別指導学院フリーステップ
お問合せフォーム：https://www.kaisei-group.co.jp/freestep/request/
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