ミラノサローネで話題のイタリアファーニチャーブランド「DeCastelli (デカステッリ)」が日本で初のショールームをオープン東京デザインセンター内、トビア・スカルパがデザインした空間で
PR TIMES / 2021年3月26日 14時15分
株式会社アイチ金属(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:山田実、以下「アイチ金属」)は、19世紀末イタリア北部のトレヴィーゾで創業したラグジュアリーメタルブランド〈 De Castelli(デカステッリ)〉の日本国内独占販売権を取得し、この度東京デザインセンターに東京ショールームをオープンする運びとなりましたこととなりました。
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美しい金属表面処理と加工技術により圧倒的な存在感を誇る「De Castelli」(デカステッリ)。日本では初めてとなるこの場所、東京デザインセンターはイタリア人建築家マリオ・ベリーニによる名建築であり、名建築家カルロ・スカルパの息子であったデザイナー、トビア・スカルパが内装した空間になります。この素晴らしいショールームに「De Castelli」のスペシャルなファニチャーや壁面パネルが揃い、先月の伊勢丹新宿店、日本橋三越本店のポップアップに続き、常設にて御覧いただける場所となります。
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「De Castelli」について
デカステッリの歴史は19世紀末に遡ります。もとはランボロギーニ社と同じイタリアの農機具を製造する鍛治メーカーでした。2003年に4代目のアルビノ・セラートがCEOに就任すると、金属の知識を豊富に持つ熟練の職人たちの協力を経て、優美な金属製家具の製造という領域に大胆に進出しました。同時に、家具だけではなく、オーダーを受けてから素材やオブジェの開発にも挑戦しています。現在、デザインの表現力と職人の高度な技術を組み合わせることで国際的に有名です。イタリアにおけるデカステッリのプロジェクトの中で、最も著名といっていいのは、イタリア建築業界の重鎮であるチーノ・ズッキが設計した、ヴェネツィアの建築ビエンナーレにあるイタリアパビリオンの巨大な玄関オブジェ“Archimbuto”です。その品質と価値は高く評価され、当初は暫定的な設置物だったものが、現在では恒久的な展示物となっています。この、エイジング加工された金属仕上げのノウハウは様々な建築家や著名ブランドから高く評価され、数多のブランドショップにも採用されています。デカステッリの本社はクロチェッタデルモンテッロにあり、十分な広さの製作工場と資材倉庫を有しております。ミラノのショールームとともに、彼らはデザイン、製造、カスタマーケアが非常に重要であることを明確に示しています。
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日本上陸までのストーリー
アイチ金属代表取締役である山田が、金属加工技術を追及する中で世界各地を訪れた際、イタリアのミラノサローネでデカステッリに出会い衝撃を受けたことが日本での販売の始まりです。もともとアイチ金属も同様の技術を持っており、同時にその技術は多くの建築家から高い評価を得てきたという経緯がありました。また、アイチ金属とデカステッリの技術に対する意識は非常に近く、その為アイチ金属が日本での独占販売権を得て、ブランド展開を行うこととなりました。デカステッリはミラノにショールームを構える、由緒あるハイエンドブランドです。通常であれば契約は商社の領域ですが、日本での展開をアイチ金属にまかせるという決断は、2社の思考の近さと親和性を証明するアクションとなりました。今回オープンする初の東京ショールームは、類をみない金属の美しく素晴らしいファニチャーがたくさん揃いました。デカステッリのフィロソフィーを、是非とも皆様ご自身で体感いただけましたら幸いです。
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〈アイチ金属〉について
株式会社アイチ金属は1985年愛知県名古屋市に金属製建具メーカーとして創業。「金属の可能性を追求し、金属による新たな価値創造にチャレンジする」という企業理念を掲げ、門扉・階段・手摺等、建築金属製品の図面製作から製造までを一貫した自社生産体制で行っています。熟練の職人による優れた技術力と高い意匠性を併せ持つ弊社の製品は高級戸建て住宅、マンション、ホテル、商業施設等、幅広い分野で採用されてきました。全国の著名建築家やデザイナーとの建築プロジェクトも多数手掛け、建築家中村拓志氏からは「アイチ金属さんの時間の変化を記述するマテリアルへと変化させる技術に惚れ込んでいます。」とのお言葉も頂いております。
金属にはさまざまな素材があり、合金を合わせればそれこそ数えられないほど存在します。ここに、表面加工をはじめ、曲げや組みといった技術を組み合わせることで無限と言っていいほどのバリエーションが生まれます。しかしながら、新しい表現に出会うことは簡単ではありません。常に新しい技術や手法の発見がなければ可能性の扉が開かないためです。そこで、アイチ金属は、常に金属領域を超えたあらゆる技術にアンテナを張り巡らせ、会社の技術として導入するチャレンジを続けています。私たちは、更なるデザイン性と技術力の高みに向けて歩み続ける組織でいたいと考えています。
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